【御柱祭・下社里曳き】
4月に行われた「諏訪大社上社」の山出しは、そろいの法被に
腹掛け姿の男たちが”ヨイサ!ヨイサ!”の掛け声を出し、「めどてこ」
にまたがり豪快に御柱を曳行し、急坂を土煙をあげて下っていく木落し
に象徴されるように、勇ましいものであるが、
5月中旬に行われる「下社里曳き」は、御柱祭最後に相応しく、騎馬行列
や花笠踊りに長持行列など、豪壮な上社の山出しとは好対照で、華やかな
雰囲気に包まれ、見物客もゆったり祭りに参加できる。
乗り手の持つ「おんべ」が力強く振られ、ゆっくりと立ち上がり、
神となる御柱。柱から伸びる五色のテープが氏子たちと結ばれ、
大観衆から歓声が沸き起こる。
好天の休日とあって、下社に通じる道路は観光客で埋め尽くされた。
元気な若い女性たちがポーズをとってくれた。
美人揃いだ!後日、彼女たちに写真を送ろうと、色々調べたが
送り先がわからず、彼女たちを喜ばせることが出来なかった。
上社のような「めどてこ」は無いが、響き渡る木遣りの合図で
町内をゆっくり曳行される。若者たちの晴れやかな姿が清々しかった。
戦国時代の高島藩が御柱祭を支えていたとは驚いた。
藩主や家老も一緒になって祭りに参加していたようだ!
粋なお殿様だったんだね~
言われてみれば、ラッパは不似合いだな~
喇叭隊に女性が参加し始めたようだ、抜き差しならないところまで
ラッパは祭に馴染んできている。関係者さんどうします?
次の御柱祭は2022年だ、御柱となる樅の木が仮見立てされるのが
3年前、樹齢100年以上の大木が山から出されて2か月にわたって
繰り広げられる御柱祭、諏訪大社氏子20万人が参加する諏訪地方最大の
祭である。次回も是非出かけたいと思っている。