【高尾山火渡り祭】
燃え盛る焔と勇壮な儀式が圧巻の高尾山修験道の一大イベントだ!
大導師の入場に始まり、神斧(しんぐ)、宝剣,法弓、閼伽・点火、
散華・梵天祓い、湯加持、清浄払い、火生三昧、御信徒火渡り・・・と
儀式が厳粛に進められて行く。
高々と燃え上がる炎が舞い上がり、見物客の頬が赤く染まる。
式の始まる前、祈祷殿では山伏が声高らかに般若心経を唱えていた。
大導師が席に着き、愈々火渡り式の始まりだ!
神斧(しんく)の儀式が力強く行われた。
檜の葉に覆われた山に火が入れられた。
山伏が梵天札のささった神輿を担ぎ、燃え盛る炎の周りを御加持して歩き、
1年間の家庭の安全を祈念する。(ちなみに儀式を終えた梵天札は当日限定販売
で500円で売っていた)
天に届けとばかりに、紅蓮の炎が舞い上がった!
願いを込めた「撫木(なでぎ)」を火中に投げ入れる山伏。
(ちなみに撫木は一本200円だ)
いよいよ火渡りが始まる、渡る道を塩をまいて清めていく。
修業を重ねた山伏でも裸足で渡る火はやはり熱いのだ!
女性は強いのだ!
ベテラン信徒が願いこめて!
ママ~怖かったよ~
”よしよし!頑張ったね~!偉かったよ~”・・・もういやだ!
火渡りに行く人たちの列が続く・・・(ちなみに炎を願いを込めて渡るのには
300円の渡火証を買い求めねばならない)