野鳥と野鳥写真(観察と展示)

野鳥観察や野鳥写真展等を写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

啄木鳥・・・(アカゲラの子育て・・・)

2024-05-06 18:25:43 | 野鳥写真

高原のアカゲラ達の子育てシーン・・・(つがい達が交代で餌運び)

アカゲラ達の給餌の画像・・・(巣穴での交代シーン)

ハヤブサの餌渡し・・・(おまけ)※長野県中野市景勝地の十三崖

 日本では北海道に亜種エゾアカゲラ(個体の白い部分がアカゲラと比べると白っぽい)が、本州、四国に   亜種アカゲラが留鳥として周年生息すが、四国での生息数はきわめて少ない。※九州以南には分布しない。※本州の何処でも生息しているため、ドラミング(餌を探すために木を叩く音)が聴こえると周辺の木に止まっているので、比較的見つけ易いキツツキです。※亜種エゾアカゲラの特徴(北海道種は白っぽいのが特徴)は個体の色が、赤・白・黒がはっきりしている。

 亜種ハシブトアカゲラはアジア大陸北部・樺太に生息し、春秋の渡りの時期に日本海の離島で観察されることがある。過去に山口県見島(1978年3月)、石川県舳倉島で観察された。

 全長23.5cm (20-24cm) 。翼開長38-44cm、体重66-98g。中形のキツツキ類(キツツキの総称の種でもある)であるが、同時期に記載されたコアカゲラ(北海道でもなかなか見られない種です)やヒメアカゲラ(日本では観察されていない)よりも大型であることに由来している。

 亜高山帯まで(寒冷地では低地に生息する)の落葉広葉樹林や針葉樹林、混交林などに生息するが、単独もしくはペアで生活する。高緯度に分布する個体群は冬季になると不規則に南下することはあるが、基本的に渡りををしない。※その食性は雑食で、主に昆虫(幼虫)、クモ、多足類を食べるが果実、種子なども食べるが、主に樹幹で採食を行う。※植物質ではヌルデやウルシの実、ノイバラやヤマブドウなどの果実、時には人家に残ったカキの実を食べる。※枯れ木だけでなく、生木にも営巣するため、市街地に隣接した林や公園などのクヌギの樹幹に止まりドラミング(餌探しと巣造りする時がある)をして営巣します。

 上記のアカゲラの画像は長野県戸隠村の高原の木に営巣し、アカゲラ達が巣立ち間近の雛達へつがいが協力して餌運びをしていたシーンを撮影したものです。※森林植物園内の木道から近いところに営巣していたが、アカゲラのつがいがなりふり構わず餌運びをしていいた。※公園のアカゲラ達はもし同近くの木に営巣してくれるため、何らかの意図(人間にヘビなどから守って欲しいということがあるらしい)があるのかも知れない。※特に小さな野鳥達(コゲラやオオルリ等)は自分ではカラスやヘビから身を守ることが出来ないため、公園や山道などの歩道や林道の手の届く位置に営巣していることがあるのもそんな関係からかも知れない。

 特にアカゲラ狙いで鳥撮りに出掛けることはないが、オオアカゲラが生息している高原の林にも生息しているため、時間つぶしに撮ったりしていることが多いかも知れない。※上記のアカゲラの画像もオオアカゲラの子育てと巣立ちシーン撮りに行くと、同じ公園の木道近くの木に営巣していたため、巣立ち間際らしくよく餌運びに来ていたので、巣穴の給餌シーン撮ったものです。※日本のキツツキの総称らしく、アカゲラ(個体の配色も白・黒・赤と綺麗さもある)はもっとも代表的なキツツキであると思われるため、比較的見つけ易いし撮り易い野鳥です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿