野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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多摩川と秋川のトライアングル・・・(ダーウィン)

2021-12-11 11:19:01 | 野鳥写真

クマタカの飛び出しシーンの画像・・・(空抜けだったので、よくピントが来た)

ミサゴの飛翔シーンの画像・・・(おまけ)

トライアングルで撮影したもの・・・(空抜けですが・・・ベストな一枚)

二つのオスプレー・・・(奇跡の一枚)

2021年の「年賀はがきが」できました・・・(タンチョウ)

12/5ダーウィンが来た・・・(多摩川と秋川のトライアングル)

 先日、NHKのダーウィンが来た!」で多摩川と秋川の交流地点のトライアングル地域のことが放映され紹介されていましたが、度重なる河川の増水で現在は秋川の川の流れが中州の中を流れるようになってしまい、本来の流れは完全に干上がってしまい、我々がマイフィールドとしていた場所は野鳥を撮ることが出来なくなってしまいました。※秋川の右岸の堤防も1m嵩上げ工事が終了しているが、現在は自然転圧の処置が取られているため、堤防の上の道路は通行できなくなっている。

多摩川に堰がある少し上流の場所に河川の増水で、何処からか流れ着いている大木に多くの小動物が小魚の棲み処となつているらしく、餌獲り(小魚が多く棲みついている)に来るようになっており、小動物を狙って、猛禽類も横たわっている木の枝に飛来しているため、ちょっとした野鳥や小動物達の河川の中のワンターランドとなっているようだ。※縄張りとしているイタチは他のイタチが現れると、追い払うが大木なので、隠れる場所も多いため、なかなか追い払うことも出来ずにいると、又、他のイタチが現れるなど、小動物が横たわる大木では小魚や小動物の営みが行われている。

 数年前まで、落ち鮎の時期には秋川の右岸の堤防の上からもミサゴの餌獲りシーンが撮れることがありましたが、現在は秋川の流れもなく又堤防の上に乗ることが出来ませんので、全くミサゴ達を見ることもなくなってしまい、マイフィールドでの鳥撮りの楽しみがなくなり、この秋から晩秋にかけてのミサゴ達の撮影が出来なくなってしまいました。※堤防の上にいるとミサゴ以外の猛禽類(オオタカ・ハイタカ・ハヤブサ・チョウゲンボウ・リスリ等)も河川敷の小鳥達を狙って現れるため、撮ることが出来ていたがマイフィールドでなくなってしまい、又、カワセミや旅鳥のノビタキ達が立ち寄ることもあり、野鳥撮りが楽しめていました。※我々野鳥CM達を楽しませてくれた撮影スポットでしたが、今は昔のことになってしまいました。

 東京都でも珍しい広範囲な緑地帯が残り、野鳥だけでなく小動物の生息場所としても後世に残したい多摩川と秋川のトライアングル地帯だったが、多くの自然が残っている場所なので、人間の手があまり加わっていないため、自然現象により毎年のように河川敷が河川の増水で削り取られたり、中州の中に新しい河川の河川の流れが出来てしまったり、トライアングルの自然環境が一変してしまいました。※堤防が決壊してしまい、大きな被害が出てしまいましたので、大幅な堤防の嵩上げ工事や護岸工事が行われましたので、国土強靭化計画の一環として止むを得ないものと考えられる。

 又、当地には東京都の高月浄水場があり、この時期になるとミコアイサ等の軽類が乗数場内の池に渡来することもあり、いろいろな種類の野鳥や水鳥が観察できるし、撮影スポットとなっていた。※秋川を挟んで西側には田んぼと丘陵が広がっており、東京で珍しい自然環境が整っている場所なのです。※時にはコウノトリやアマサギが入って来ることもあり、車の駐車スペースもそれなりにあり、我々の野鳥撮影スポットとして楽しめたものでした。※夏場は猛禽類が出て来ない時には近くで営巣しているカワセミが河川に餌獲りにしたり、河川の上でホバリングをしてくれるため、カワセミのホバリングシーンなとも撮影できました。

 年齢を重ねると骨粗しょう症のこともあり、太陽光線を浴びるのにも絶好の場所であったが、晩秋や初冬でも3時半くらいまで陽があたり、自然環境の良い屋外の場所でいること事態が、我々鳥寄りの健康維持のためにはグッドな場所でもあったに違いない。※撮れても撮れなくても毎日出掛けて行くことが大事であり、我々鳥撮り仲間の当時のルーティーンになっていました。※足る程度は仕方ない部分もあるが、何処にも行くところがなければマイフィールドに行けば、仲間もいるし、あわよくばミサゴ等の猛禽類が撮れたため、何の打ち合わせもなく、三々五々仲間達が集まってきていた。※毎日寄るコンビニでおにぎりなどの昼食を買って、近くにもコンビニ(現在はつぶれてしまいなくなってしまいました)があったため、暑い時(真冬には肉マンや飲み物などの暖かい食べ物も買えた)に冷たい飲み物を買ったり、トイレ(公園ではない自然な場所なので、何時生理現象が起きるか分からないので、トイレは大事だった)を借りることもあった。※真冬は堤防と河川の上を舐めるように吹いている北風は冷たく、痺れるような寒さの中での鳥撮りでしたが、北海道以外できることのない防寒着を着ての鳥撮りだったこともあった。

 又、再びあのトライアングルが戻って來ることがあればいいかと思っている人は少なくない筈であり、秋川の流れを本来のところに戻して欲しいものですが、秋川は鮎釣りのメッカでもあり、友釣りによい瀬が多いことから解禁になると多くの太公望達が挙ってやって来ています。※我々野鳥撮りCMにとってはミサゴ達が餌獲りをする場所とダブっているため、迷惑ですが太公望達は高い入魚料を払っているので、仕方がないと思いながら撮影していた。

 マイフィールドがなくなってしまい、自宅にいることが多くなり、骨粗しょう症(ホルモン治療していると骨密度が下がると言われており、月曜日に病院で骨密度の検査がある)になり兼ねないため、出来る限り外出し撮影スポットへ出掛けたいか、鳥運に見放されてしまい、空振り続きとなっている。※外出し三脚を立てて撮影スポットがあるだけでもいい訳であるが、後期高齢者になると億劫が先行してしまい、出不精となってしまいました。

 宮ケ瀬ダムの早戸川橋のクマタカの撮影スポットへ出掛けて行っても全く出て来ないし、名栗湖に出掛けて行ってもあまりクマタカが出て来ないことになっているため、何度も空振りが続くと、つい足が遠くなってしまいます。※こんな風に段々と出掛けることが少なくなり、年老いて行くのかも知れませんが、猛禽に拘って撮影したいと考えており、特にクマタカに関しては納得いく画像があまり撮れていないため、もう少し撮り溜めたいと思っています。


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