全国的には新暦の8月15日前後にお盆を行うところが多いですが、沖縄は旧暦文化のため旧暦7月13日〜15日に行います。2024年は8月16日(金)〜18日(日)、2025年は9月4日(木)〜6日(土)と日付が変わるのが特徴です。
また、「お盆はウンケーから」と思っている方は多いかもしれませんが、じつは旧暦の7月7日(2024年は8月10(土))から始まっているということを知っていますか。
旧暦の七夕は「ヒーナシタナバタ」と呼ばれ、「今年もお盆をやるので迷わずに帰ってきてくださいね」とご先祖さまを案内をする日になっています。
ウンケー・・・(ご先祖さまをお迎えする日です)※日本の迎え火を焚く、迎え盆
お迎えするにあたり、玄関先にはご先祖さまが汚れた足元を払うためのホウキとバケツを準備しておき、ご先祖さまをお迎えするのは夕方頃ですごろです。※門前か玄関の両脇に大きなロウソクを立てて、ロウソクの中央にお線香を供えたら、みんなで集まって拝みます。※その後はご先祖さまを案内しながらお線香を仏壇まで運びます。※ご先祖さまをお迎えしたら夕飯をお供えします。
ナカビ・ナカヌヒー・・・(ご先祖さまとくつろいで過ごす日です)
1日中ご先祖さまと過ごすことになるので、朝・昼・晩の3食とおやつをお供えします。
ウークイ・・・(ご先祖さまをお送りする日です)※日本の送り火を焚く、送り盆
夜に送りの儀式を行うことが多いため、ナカビ・ナカヌヒーと同様に朝・昼・晩の3食とおやつをお供えしますが、夕飯には、三枚肉の煮付けや魚の天ぷら、かまぼこ、揚げ豆腐、昆布、ごぼう、お餅などが入った「ウサンミ」と呼ばれる重箱料理をお供えするのが一般的です。
夕飯をお供えしたあとは、仏壇の前でウチカビ(あの世のお金)を燃やして、お土産としてお供えしていた食べ物やお花、お酒などを包みます。※ウチカビを燃やす際は煙が目にしみたり、灰が飛んだりするため、小さなお子さんが近づきすぎないようしっかりと見ていてあげましょう。
最後に、燃やしたウチカビやお土産などをご先祖さまを迎えた場所まで持っていき、お線香をつけてお見送りしますが、子供には「『来年もまた来てください』といおうね」と伝えるとよいと言われている。
お見送りを終えたら、その日のうちにお盆の飾りを片付けるのが一般的ですが、これは「ご先祖さまが後ろ髪を引かれないため」だと言われています。※送り盆の行事が終わったら、直ちに片付けることは内地のお盆の考え方と同じように思える習わしだと思われる。
伝統的な行事は全て一族で行われている・・・(部外者の入る余地はない)
ナイチャー(内地者)の我々が沖縄の旧暦のお盆行事に招待されることがなく、大抵一族の限られた人達が集まり、厳かに行われるのが一般的のようです。※お通夜の席(従業員の親御さんのお通夜なので、香典を持ってお線香を上げに行ったのだが・・・)に一度行ったことがありましたが、居心地の悪さ(あんた達は誰だよと言わんばかりに身内の人の強い視線を感じたため、早々に戻って来ました)が際立ち直ぐに戻って来ました。
沖縄県人は伝統行事(一族や身内の冠婚葬祭等)を真面目に参加していることが大事であり、不義理をすることなく義理を確実に行っていければ何があっても一族が守ってくれるという。※島の仕来りや行事・一族の冠婚葬祭(塩月命日のお参りなど欠かさない)など、不義理さえしなければ一族が家を建ててくれることもあるというため、血縁関係の繋がりは強い県民性だと思われる。
道じゅねーは・・・(エイサーや演舞)
エイサーを演舞しながら練り歩く行事のことで、地域のご先祖さまをお迎え・お見送りする意味合いがありますが、太鼓の音と掛け声が聞こえてきたら「お盆だ!」と感じるウチナンチュー(沖縄人)もう多いのではないでしょうか。※ここは日本であるが日本でなく、外国ではありませんが、限りなく外国(琉球王国)に近い日本の中の異文化を持つ人達が暮らす国だと思うことがあります。※ところ変われば水変わるではありませんが、小国の琉球王国が450年続いたことを考えると、人のいい人たちが「おもてなしの精神」で諸外国(中国や日本や薩摩藩等)と商売や付き合いをしていたと思われる。
琉球国( 沖縄語:琉球國)は、1429年(宣徳4年・正長2年・永享元年)から1879年(光緒4年・ 明治12年)の450年間、 琉球諸島を中心に存在した 国家である 。 ※近年多く見受けられる「琉球王国」という表記は、近年に用いられるようになった呼称であり、当時の正式な国号は「琉球国」であった。※江戸幕府の参勤交代の制度も琉球王国が先島諸島から参勤制度(大きな船を建造して琉球王国参りをさせていたという)を参考にしたと言われている。
14世紀までに沖縄本島中南部に勃興した勢力が支配権を確立して版図を広げ、最盛期には奄美群島と沖縄諸島および先島諸島までを勢力下においたが、王族は当初、小規模なムラ社会(シマ)の豪族であったが、三山時代を経て1429年に沖縄本島を統一する頃には国家の体裁を整えた。※琉球国は当時の一般的な東アジア諸国家と同様に明に朝貢して冊封体制に入りつつ、他方で日本列島の中央政権にも外交使節を送っており、中国大陸の王朝とも日本とも一定の距離を保つ独立した勢力であった。
我々日本人のルーツは主に縄文人と弥生人の二つに分かれますが、縄文人は約一万年前から日本列島に棲んていた狩猟採集民族であり、独自の文化を形成しました。※弥生人は、紀元前3世紀頃にユーラシア大陸から稲作を持ち込んだ農耕民族で、縄文人と交わることで日本人の基盤が形成されました。
沖縄にはかなり古い時代から人が住んでいたことが分かっていますが、 DNA検査により、現在の沖縄県の人々と日本の本土の人たちはDNAが共通していることが分かっています。※ 日本本土にやって来た人々は3種類(1,シベリアから北海道を通って、日本本土に到達した。2,朝鮮半島から対馬を通って、長崎に到達した。3,南方の島々から沖縄を通って、九州に到達した。)に分かれます。※しかし、7500年前に発生した現在の鹿児島県にある鬼界カルデラの噴火により、西日本をはじめ九州や沖縄といった広い地域で人が住めなくなり、文化が途絶えてしまいます。※一部の縄文人たちは黒潮の流れに乗り、太平洋沿岸へと辿り着いたようです。
沖縄人(狩猟採集民族)のルーツの一つは南方から来たポリネシア人とも思われるが、我々日本人の祖先もモンゴロイドであるため、 ポリネシア人であるサモア人と日本人は同じルーツを持っていることになります。 ※紀元前2500年頃、台湾から海へと旅に出たモンゴロイドの一部のグループこそ、現在のポリネシア人の始まりと言われています。
東京多摩野鳥写真四人展開催中・・・(東浅川保健福祉センター展示スペース)
現在、東浅川保健福祉センターでのTTWPC野鳥写真四人展(後半)を開催しており、7月17日(前日の16日に入れ替え作業を実施した)より四人展が始まり、8月に入り10月の定例第二十五回TTWPC写真展開催の段取りが始まって来るため、年四回のイベント開催は結構休むことなく、動かなくてはならず、行動にも制約が掛ることになっています。※7/17~18の一泊二日の予定で新潟県松之山と長野県長野市に遠征へ出掛けて来ましたが、7/16日の四人展後半の展示作品の入れ替え作業が終わった次の日の早朝から出掛けて来ました。
イベント開催案内ポスター・・・(7月野鳥写真展案内)※TTWPC野鳥写真四人展(前半・後半)
野鳥写真四人展・・・(病欠者が出たため、ピンチヒッターの出展作品)
今回は小鳥達の背打ち飛翔シーンを出展することにしており、小鳥達が一番綺麗に観えることと迫力ある力強い作品群となつていますので、10月の定例写真展に出展予定の一部の作品を先行してご覧頂くことにしました。※参加予定者が急病となり集中治療室から出られない状況となっているため、急遽自分がピンチヒッターで作品展示をすることになってしまいましたことをお断りします。※昨日展示作品群を選定したり又額装したり、大忙しで展示作品群(キャプション製作など)の段取りを行い、穴をあけることなく後半の部の開催(このようなトラブルの回避のため、常に20~30点の予備作品を用意している)を致します。※被写体の野鳥達は珍しくもないものばかりですが、見せ方一つで新しくも感じて貰えれば出展者の作品群のテーマとしては狙い通りであり幸いです。
小鳥達の背打ち飛翔シーン・・・オオヨシキリ(あきる野市雨間 秋川河川敷)
小鳥達の背打ち飛翔シーン・・・ホオジロ(八王子市元本郷 浅川河川敷)
小鳥達の背打ち飛翔シーン・・・ジョウビタキ(八王子市中野上町 川口川河川敷)
小鳥達の背打ち飛翔シーン・・・ノビタキ(山梨県富士吉田町 富士の裾野の高原)
小鳥達の背打ち飛翔シーン・・・サンコウチョウ(八王子市元八王子町 城跡公園の小河川)
先日、展示会場の施設側と打ち合わせし10月定例のTTWPCのイベント開催日程が決定しましたため、世話役会を開催し、今後の段取り(全体M/Tを何時開催するか等、又懸案事項を検討する)等を相談し本決まりとなることになります。※当初10/25~31の計画をしていましたが、施設側から10月下旬の予定が25日と31日が入っているため、10/18~10/24の一週間手前に変更して正式に世話役会で開催し決定しました。※今回は節目(記念)の第二十五回TTWPC写真展開催となるため、写真展開催中のイベントもいろいろと検討したいと考えています。
イベント開催案内ポスター・・・(10月定例野鳥写真展案内)
イベント開催案内ハガキ・・・(10月定例野鳥写真展案内)
英語版のイベント開催案内ポスター・・・(10月定例野鳥写真展案内)※(Fall)アメリカ英語の秋のこと
英語版のイベント開催案内ハガキ宛先面・・・(10月定例野鳥写真展案内)※(Autumn)イギリス英語の秋のこと
※切手欄と郵便番号欄は既製品のハガキの方に印字されているため、プリントする原稿には表示させていません。
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