人気の夏鳥達の画像・・・(夏鳥の渡り地で撮影)
夏鳥のアカショウビンの画像・・・(新潟県十日町市のブナの原生林)
三種の神器ならぬ、野鳥界の三希少種なので、野鳥カメラマンにとって一生に一度は撮ってみたい代表的な夏鳥達ですが、ご承知の通り夏鳥の撮影スポットへ遠征したからと必ず撮れるものではありません。※松之山界隈だけでも30つがいが渡来して来ていると言われているが、なかなか見つからず鳴き声はするもののアカショウビン等は姿が見えないというのが、幻の赤い鳥と言われる所以なのです。
夏鳥のブッポウソウの画像・・・(新潟県十日町市の山間部の里山)
我国に渡って来るブッポウソウの80%が広島県三次市と岡山県吉備中央町へ渡来して来ていると言われており、巣箱政策が成功した一例だと思われるが、地域の行政と愛好家達が協力体制でブッポウソウ保護して結果が概ね評価されており、国内のバーダーの間ではそんな風に思われているのが、常識になっています。※東日本(長野県天龍村や栄村・新潟県松之山・他に山梨県身延町と埼玉県秩父市等がある)には一部の地域にブッポウソウが極少数しか渡来しなくなってしまいました。
夏鳥のチゴモズの画像・・・(新潟県十日町市の山間部の里山)
チゴモズは元々希少種の夏鳥ですが本州各地に局地的に渡来していると思われるが、首都圏から一番近いところの松之山でしか出会うことが出来なくなり、首都圏は勿論中京地区や関西方面からもチゴモズを撮ろうと野鳥CM達が訪れており、松之山以外に撮影出来るところがありません。※近年はアカショウビンやブッポウソウよりもチゴモズの方が人気となっており、チゴモズハンター(誤解のないよう我々野鳥CMは撮ることをハンターというため、チゴモズを捕る訳ではなく誤解のないよう!)が10年近く訪れるようになりました。
夏鳥のコマドリの画像・・・(山梨県甲州市の山地の沢筋)
コマドリは冬季になると中華人民共和国南部へ南下し越冬するが、日本では夏季に繁殖のため九州以北に夏鳥として飛来する。
夏鳥のコルリの画像・・・(山梨県甲州市の山地の沢筋)
コルリは冬季になると中華人民共和国南部や東南アジアへ南下し越冬するが、日本では繁殖のため北海道、本州中部以北に夏鳥として飛来する。
夏鳥のクロジの画像・・・(山梨県甲州市の山地の沢筋)
クロジは冬季は中国東部へ渡るが、日本では、本州中部以北に留鳥として生息し繁殖するものもいる。※冬季は漂鳥として南方や平地に移動する個体も多い。北海道や本州北部には夏鳥として渡来し、本州中部以西には、冬鳥として渡来する。
夏鳥のオオルリの画像・・・(東京都あきる野市の緑地公園)
インドネシア半島から大スンダ列島、フィリピンなどに渡って越冬するが、日本には夏鳥として4月下旬ごろに渡来し、南西諸島を除く北海道からから九州までの全国各地で繁殖する。※10月頃まで見られる。
夏鳥のキビタキの画像・・・(山梨県富士吉田市の山林)
冬期はフィリピンやボルネオ島などの東南アジアへ渡りをおこない越冬するが、夏鳥として全国の山間部で普通に見られる。※福島県では県鳥に指定されている。
夏鳥のマミジロの画像・・・(山梨県甲州市の山地の沢筋)
マミジロは冬季は東南アジアへ南下し越冬するが、日本では亜種マミジロが春季~夏季に北海道、本州中部以北のある程度標高の高い樹林で繁殖する。※したがってこれらの地域では夏鳥である。※一方、本州西部以南では渡りの途中に旅鳥として飛来する。
夏鳥のクロツグミの画像・・・(長野県諏訪市の高原の森林公園)
クロツグミは冬には中国南部まで渡って越冬するが、西日本では少数が越冬する個体もいる。
夏鳥のサンコウチョウの画像・・・(東京都八王子市の城跡公園の林)
サンコウチョウは日本には、夏鳥として渡来し繁殖するが、日本で繁殖した個体の多くは、冬季中国南部からスマトラへ渡り越冬する。
夏鳥のコムクドリの画像・・・(神奈川県座間市の相模川流域の農耕地)
コムクドリは冬季はフィリピン、ボルネオ島北部などに渡りをおこない越冬する。
夏鳥達は何千キロも飛んで東シナ海から日本海の飛島(日本海ある島々のこと)にある島々等へ下り立ったり、繁殖地へ直接渡って来るものがあったり、小さな個体で途中のいろいろなリスク(暴風雨などの自然現象や猛禽類の脅威)を回避しながら日本列島に繁殖のために来てくれていると思います。※早いもの3月中旬(リュウキュウアカショウビンは3月下旬に沖縄県全域又は鹿児島県奄美大島に渡来する)過ぎ~5月初旬に南の国から長旅を経て繁殖のために命懸けの移動をしてきている。※アカショウビン(5月の上旬に渡来している)は北に分布する個体はフィリピン諸島、マレー半島、ボルネオなどで越冬する。※ブッポウソウはユーラシア大陸東部にも分布しており、チゴモズ(4月上旬~中旬には渡来している)は冬季は中華人民共和国南部やフィリピン・スマトラ島で越冬する。
他の夏鳥達も渡り地にそれぞれ長い距離を移動して来ているため、殆んど夏鳥は繁殖目的なので、我々人間が彼らの子育ての妨げになってはいけないことは言うまでもなく、大抵の野鳥達は生まれ育った繁殖地へ再来(来年の渡り時期に渡来して欲しいものです)することになっているとも言われているので、来年も忘れずに繁殖に来て欲しいものです。※鳥取の八頭ふるさとの森の館長が施設内で育ったコノハズク雛達(70~80%程度が渡来していると言っていた)の調査をして分かったと言っていた。
コマドリとコルリ・クロジ・マミジロも滅多に出会うことのできない夏鳥のため、多くのバーダー達が晩春の高地の山地(海抜1500mの熊笹が自生する広葉樹と針葉樹の混合樹林帯に渡来している)に驚くほど人数が訪れていることになっています。※一ヶ所で全てが観られるところが少なく、又、留達達も営巣中や子育ての最中だったりするので、夏鳥が出なくなっても飽きずに他の野鳥達を撮ることが出来る。
オオルリやキビタキ・クロツグミ・コムクドリ・サンコウチョウなどは平地の林や桜並木又は杉の針葉樹に営巣のため渡来してくると、特にサンコウチョウは人気の夏鳥のため、関東エリアからもバーダー(野鳥CM等)がオーバーでなく押し寄せて来ている。
東京多摩野鳥写真クラブ野鳥写真四人展開催のご案内・・・(第三回目)
今回で三回目の開催となりますが、出来る限り多くの方々に我々のクラブの活動を知って貰おうと開催しており、今では楽しみにしている来場者が増えていると施設側からもご支援を頂いておりますので、7月と1月Or2月の年二回の開催を継続していきたいと考えています。※前半7/1~16、後半7/17~31に分けて開催し、開催案内ポスターとハガキの通り、展示作品は総入れ替えして実施します。
東浅川保健福祉センター野鳥写真四人展開催案内ポスター・・・(7月1日~31日迄)※休館日:7/14日
東浅川保健福祉センター野鳥写真四人展開催案内ハガキ・・・(前半:7月1日~16日迄)
前半:7/1日(火)~16日(水)
東浅川保健福祉センター野鳥写真四人展開催案内ハガキ・・・(前半:7月17日~31日迄)
7月16日(水)は17:00より展示作業があり、それ以降の展示となります。
夏鳥との出会い・・・(新潟県十日町市山間部の松之山へ)
6月上旬(4日~7日)にお仲間が三泊四日で出掛けたいと、頼まれて知り合いの温泉旅館(裏山でアカショウビンの鳴き声が聞こえて来る)を予約しましたが、我々は今のところ日程(6月5日~7日の、二泊三日)が決定したため、仮押さえの予約の方を予約にするとこにしました。※弁当のおにぎりも作って貰えるため、松之山周辺は食事処が少ないので、昼飯の用意は必要不可欠なので、知り合いの旅館(現在では松之山に出掛けると必ずお世話になっているため、数年前より常宿としている)にいつもお世話になっています。※滞在先の旅館の露天風呂からニュウナイスズメの営巣場所が見え、電柱に営巣しているため、給餌シーンがよく見える。※ハチクマ撮りの人達と現地(200~300mの位置に大型の宿泊施設があるため、トイレや食事処には苦労しない)で合流することにしており、半日くらいは暫くぶりに秋山郷でのハチクマとの出会いも期待しています。
野鳥の宝庫の松之山・・・(マイフィールドの松之山界隈)
通算で100回以上は松之山界隈(松之山・大厳寺高原・秋山郷・栄村・なべくら高原・牧峠・十三崖・戸隠高原・長野市内の神社仏閣・長野県庁脇の裾花川・高田城のお堀など)に出掛けており、誰よりも詳しいという自負はありますが、コロナ禍を境に短期移住生活がなくなってしまい、近年は年一二度ペースでしか行けてないのが現状となってしまいましたが、それでも何処に何が生息して夏鳥達の渡り時期や営巣場所なとは熟知しているため、遠征し目的を外すことは先ずありません。※この時期の長野・新潟県は何処に出掛けても寒く、コンビニの弁当などを買っても冷めてしまい、美味しく食べられないので、コンビニもあまりなかったため、少しでも温かい自家製のインスタント弁当持参していました。※短期移住生活期間では比較的何処へ出掛けて行くにも便がよく、インスタントライス(車の布団の中へ入れて置くとどうにか昼頃まで温かさが残っていた)をレンジでチンしたものと、インスタントスープ(中華や味噌汁等)・缶詰(サバやイワシ等)とお新香(袋入りの漬物等)等を持ち、各地の野鳥撮影スポットへ出掛けていました。
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