中学の健診中に医師が女子生徒を盗撮 “ペン型カメラ”から４０人以上の動画が…【岡山・岡山市】

中学校の健康診断中に女子生徒の下着姿を盗撮したとして岡山市の医師の男が７月４日、岡山県迷惑防止条例違反の疑いで京都府警に逮捕されました。

逮捕されたのは岡山市北区の開業医、藤原大輔容疑者（４７）です。

警察によりますと藤原容疑者は、２０２１年５月岡山市内の中学校で健康診断をしていた際、ペン型のカメラで当時中学２年の女子生徒５人の下着姿を撮影した疑いです。

２０２２年５月、藤原容疑者が京都市内で別の事案で検挙された際に、持っていたペン型のカメラの中から女子生徒たちの動画が見つかり、事件が発覚しました。動画の中には、小学生の女の子１２人と女子中学生３０人の健康診断中の様子が映っていたということです。

取り調べに対し藤原容疑者は容疑を認めているということです。

藤原容疑者は約１０年前から岡山市教育委員会の委嘱を受けて、市内の公立小中学校で健康診断を行っていました。

（岡山市教育委員会　学校教育部　谷岡哲郎部長）
「本件は教育現場である学校において、健康診断という機会を利用して、業務中に盗撮に及ぶという悪質なものであり、大きな衝撃を受けている」

教育委員会は生徒の心のケアに努めたいとしています。

2022年7月4日　岡山放送