かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「卒業生のがんばりに感激」

2017年09月15日 | 大分県
いよいよ台風が接近してきています。子どもたちの意見も聴きながら、天気予報を検討しながら先生方と話し合い・・・関係機関と連絡を取りながら、最終的に月曜日に体育大会を延期しました。


それでも今日は、体育大会の練習最終日です。


応援の練習そして、最後の色別集会などを開き、盛り上がった中で練習おさめをしました。


2週間、生徒たちもいろんな葛藤をしながら、がんばってきました。そこには、教室での授業だけでは得ることのできないものを体感できたと思います。この過程をこれからの生活の中で生かしてほしいと願っています。



延期になって、お家の方にメールやホームページで連絡したり、来賓などに連絡をしたりと事前に作った学校のマニュアルの中で、対応をしていきました。



月曜日は、台風の被害がなく、生徒にとって、いいコンディションの中で、体育大会が開催できることを祈っています。



今、体育大会の取り組みが行われている一方、各高校での入試説明会が始まりました。生徒が受験するであろう高校の説明会には、全部回ります。


今日も市内の私立高校の入試要項説明会がありました。高校紹介、学科説明、生徒が受験する試験の具体的要項が示されました。



中学校の先生方は、大切なところ、変更されたところなど、しっかりメモを走らせました。




今日は、特に、普通科の内容が2年次から選択制になったりするところなど、注目されました。




授業の見学もしました。顔なじみの生徒たちがたくさんいました。


一生懸命に授業に臨んでいたのがうれしく感じます。目が合って、笑顔を返してくれるのが、何とも言えない喜びでした。願書や調査書も提示されて、いよいよ入試だと実感しました。




最後に食物科の調理発表会です。食物科の生徒たちが3年間磨いてきた技の料理を披露してくれました。一つひとつの品を丁寧に作っています。味もしっかりしています。料理代を払って試食をしました。


ついこの間、中学生だと思っていましたが、調理の方向に進みたいと思います・・・などこれからの進路についても話してくれました。




生徒たちが、満足した3年間だったことを一人ひとりの顔を見ながら感じることができました。




来月には、県の教育委員会の方が来られて、「県立一次入試」の要項が提示されます。緊迫感があります。募集人員の発表などもあります。体育大会の流れの中で、一方では進路決定に向けて、本格的な動きとなっています。



生徒たちが、体育大会にしろ、受験にしろ、努力をして、しっかりと夢や目標を実現する取り組みをして欲しいですね。

「成長の足跡を残した体育大会に」

2017年09月14日 | 大分県
体育大会も台風18号の影響で今後、どうなるかは明日、決定をしていきます。生徒たちのことを考えながら、みんなで判断していけたらと思います。
今日は、ちょっときついこともあって、うれしいこともあって・・・そんな一日でした。
 

でも窓越しに体育大会の学年の練習を見ていたら、練習後に体調が悪い生徒に友だちが両手を差し伸べて立たせたりするシーンを見ました。体調が悪かった生徒も笑顔で立っていました。



友だち同士で関わりができることがうれしく感じました。



あとから、

「あなたたちの心が素敵だよ。」

と支えてくれた生徒に思いを伝えました。
 



また生活のマナーで注意をした生徒が、
「すみませんでした。」
と言ってきました。修正できるかどうかは、これからのことですが、でもこうして、自分の中で、修正しようとする真剣な言葉だけでも、ぐっとくるものがありました。
 



生徒たちは、いろんな葛藤を乗り越えながら、成長していくんだと生徒の姿から感じることができました。
 


先日、「生きる」(谷川俊太郎 詩)の絵本を友だちからいただきました。とても絵が美しくそして癒される絵本です。


詩は、以前書かれたものですが、絵本は今年の3月に初版が発行されました。


岡本よしろうさんが詩に合わせて絵を描いています。
「生きていること 今生きているということ・・・」
というはじまりから構成される詩です。
 


谷川さんが伝えたことは何だろうと考えました。



「平和」「命」「生きる喜び」「人を愛する」「自然を愛する」・・・伝えたいことが40ページにわたる詩から感じることができます。40ページ目の絵は、そのすべてを表しているのかも知れません。
 


今日のちょっとした学校でのシーンもそうですが、生徒たちには、生きている喜びをたくさん実感してほしいと思いますし、生きていることの喜びをつなげていける人になってほしいです。



そんな願いを込めながら、一日を過ごしました。

「体育大会リハーサル」

2017年09月13日 | 大分県
今日は、生徒会役員による朝のあいさつ運動でした。あいさつ運動の中で、少しでも将来生活していくための必要なものを身につける取り組みであって欲しいと願っています。


ほんの少しずつですが、来客などへの「一止一礼」も定着しつつあります。
 

そして、体育大会のリハーサルへと入っていきました。体育大会は、ちょっと台風の影響の心配があります。生徒たちにとって、思い出の多い体育大会であること、無事に終わることを願っています。
 

リハーサルの空は、これが本番の日であればと思うほど、青空が思いっきり広がっていました。
 


2週間の体育大会の練習の中で、雨の日も多くありました。そんなハンディもある中で、生徒たちは躍動していきました。
 


3年生にとっては、最後の体育大会。応援団を中心に夏休みからここまで取り組みを進めています。開会式から応援合戦、競技、閉会式にとリードしています。




1年生の時から3年生の姿を見てきていますが、しっかりと大きな成長を遂げています。てきぱきと臨機応変に動く姿に頼もしさを感じます。
 





1年生は、初めての体育大会。2年生は、昨年経験しての先輩としての活動。3つの学年の気持ちを合わせて、体育大会当日は、する生徒にとっても、見る人にとっても大きな感動がわき上がる一日にできることを期待しています。
 



生徒たちの頑張りに、今日はたくさんの感動する場面に出会いました。またたくさんの笑顔を見ることができました。
 


これまでの経験の中から、行事などの取り組みについて思うことがあります。子どもたちが成長するのは、どこなんだろうと考えます。
 


本番の中で、頑張ることもその一つかも知れません。しかし、それ以上に、過程にあると思っています。



成功するために、努力すること、いろんな葛藤を乗り越えること、たくさんの失敗を感じること、友情を肌で感じること、よりよいものをみんなでめざしていくこと・・・それは、過程の中に多く存在します。




たくさんの喜怒哀楽を感じながら、成長を遂げていきます。
 


生徒たちは、この2週間の中で、体育大会に取り組む前より、たくましさ、表現する力、優しさが出てきています。


それをまた体育大会が終わってから、学校生活の中にも生かしていかせるのもわたしたちの大きな役割だと思います。
 


台風の影響がなければいいと祈ります。今日も夜、少し、PTA会長さんとも、いろんなケースを考えていきました。
決断は難しいけれど、生徒たちにとって、思い出の体育大会にしていければと思います。
 


まずは、てるてる坊主でもつくるとするか。

「まあ坊の結婚式」から

2017年09月11日 | 大分県
かつての生徒の結婚式が土曜日に行われました。秋のほのかな匂いが感じることができる中、厳かに、楽しく時間を過ごすこと
 

かつての学校の生徒で、かつて担当していた野球部の生徒でした。縁があって、お相手のお嫁さんは、近所の方で、わが子と同じ世代に過ごした人です。


職場つながりということで、結婚、そして新しい家庭を持つことになりました。




中学校時代は、野球に打ち込んでいたまあ坊です。



朝、お弁当を持ってきて、友だちとティーバッティングをしたりするほどの、誠実で努力家でした。レギュラー争いも熾烈だったので、一生懸命に頑張っていました。




それから月日が経って、今でも職場で野球をしているという話を聞いています。それがまたうれしく感じます。一度だけ、同じチームで県体予選にでることができました。



生徒と教師ということではなく、同じチームでプレイヤーとして一緒に試合ができたことは、忘れることができません。



その後は、県体予選制ではなく、選抜制になったので、チームは、解消されました。



しかし、結婚式の次の日の昨日も野球の試合ということでした。昨日の夕方、式の写真を持って、行きましたが、式が終わって、ほっとした笑顔がありました。





披露宴ではたくさんの職場の上司の方や職場の仲間も来ていました。職場の仲間、友人・・・に恵まれて、社会で生き生きと頑張っている二人です。



二人の心づかいもあり、時が経つのも忘れるほどの披露宴となりました。




二人のそして周りに幸せを与えるサプライズのシーンがあり、感動の涙を周囲の人が流す場面もありました。教えた生徒と同じテーブルに座り、懐かしい話にも華が咲きました。
 



結婚式会場は、いろいろと教えた生徒たちも、仕事として頑張っていました。


久しぶりに受付であったYさん。「ブライダルプランナーになったんですよ。」この式場で働いています。落ち着いています。笑顔たっぷりに接客をしていました。


かおりさんは、ロビーで演奏をしています。式場の雰囲気に合わせて、ゆっくりとしたきれいな曲を選択して演奏をしています。


大学生のIさんやHくんは、披露宴会場でホールスタッフとして、ナイスマナーをしています。




Hくんも銀行に就職が決まっています。Iさんも中学校からの夢を今もなお、追いかけています。
 


幸せを求めて、かつての生徒たちがしっかりと地道に歩いていることにこちらもしあわせ感があります。
心に残る一日を過ごさせてもらいました。

「山移小学校最後の運動会」

2017年09月10日 | 大分県
天気も最高。残暑がちょっと厳しい一日となりましたが、秋の青空が、最後の運動会を祝福するかのように広がりました。
 

朝起きてから、運動会に参加するために山移小学校に向かいました。本年度3月をもって、閉校をします。2人の子どもたちだけの最後の運動会になります。
 

学校に着くと、この記念の運動会に参加しようと、すでにたくさんの人が詰めかけていました。
 


山移小学校は、144年の歴史があります。144年間、この校舎とグランドでは、大きなドラマが展開されていきました。地域と学校は強い絆があります。密着したものがあります。
 


今日の運動会は、うれしくもそして、最後という寂しさを感じるものとなりました。
 


山移小学校の子どもたち、他校の子どもたち、地域、卒業生、教職員OBをはじめ、多くの先生、来賓の方々がたくさん、グランドに集まりました。



2人だけの運動会ですが、驚くのは、町内をはじめとした他校の小学生やお家の方がたくさん参加していたことです。かつての山移小学校が復活したような錯覚に陥ります。子どもたちを中心として大きな歓声が山あいの小学校に沸きます。




2人だけの応援合戦、ダンス、一輪車の披露から、他校の小学生や地域、来賓の方を交えての競技など、ありとあらゆる種目で大いに盛り上がりました。今年は、エイサーの演舞の人たちもやってきて華を添えました。
 


リレー、団体競技、マシュマロ食い競争、組体操などに参加させてもらいました。地域にとっては思い出の運動会の中で、楽しくひとときを過ごさせてもらいました。
 


競技に参加する勤務する中学校の生徒たちもいました。それもとてもうれしく感じました。
 



山移小学校の子どもたちもたくさんの人たちの支えの中で、躍動していきました。3月まで一つひとつのことの歴史が終わっていきます。最後まで山移小学校が輝いて欲しいと思います。

「心の成長をめざして」

2017年09月08日 | 大分県
先日、生徒会執行部が「一止一礼」の取り組みを提案しました。



2学期からの取り組みになっています。特に、来校者、生徒会朝のあいさつ運動の中で・・・とりあえず取り組んでいこうとしています。
 

今日は、その生徒会朝のあいさつ運動の日でした。どんな感じになるんだろうと思ってみていました。
 

ちょっと恥ずかしがって・・・という部分もあります。でも多くの生徒は、きちんと立ち止まって、あいさつ運動をしている3年生に「一止一礼」あいさつをしていました。
 


相手に心を込めてあいさつを・・・というねらいから、これから取り組みを進めていきます。このことの少しずつの定着がこれから、生徒が生きていく中で、大きな力となっていくことでしょう。



高校に進学すれば、ほとんどの高校で「一止一礼」のあいさつは行われています。朝の生徒玄関の前で、あいさつの声が響いていました。
 


そして、昨日は、「見つめる 写す 創造する」というテーマで、「中学生美術館体験学習」として大分県立美術館コレクションの作品巡回展に1年生と一緒に行きました。今年度この取り組みが中津に回ってきています。



そこで、中津市の中学校1年生が順番で鑑賞に出向いています。
 


福田平八郎、高山辰雄、糸園和三郎、中山忠彦、武田由平さんたちの作品が一挙公開されています。また5名に1人学芸員の方がついてくれて、作品の説明をわかりやすくしてくれます。いたれり尽くせりの見学でした。



また青の洞門など郷土の名勝を題材にした作品もたくさんあり、興味や関心を持つことができました。絵を見ながらの、癒やされる時間を持つことができました。



あじわいのある作品ばかりです。糸園和三郎さんの「丘の上の大樹」などは、目をひきました。
 


会場の外は大雨でしたが、生徒たちの心はぬくもりをもらっていました。


「感動した。」「すごい絵ばかりですよね。」



と生徒の感想。隣接した木村記念美術館もきれいでした。あることは知っていましたが、中に入るのは初めてでした。感動でした。もっとPRしていいと思います。





ぜひ、おすすめのスポットです。ゆっくり時間をもって、鑑賞したい場所です。
 



生徒たちの心のエネルギーに変えることができたらと願っています。

「とてもうれしいこと」

2017年09月07日 | 大分県
今日の朝の空は、爽やかというより、なんだか不気味な色をしていました。その空の不安定さが、時折、前が見えないほどの雨の激しさとなって、雨粒が地上をたたきつけました。
 

一時は、学校も対応を考えようとしましたが、通常通りの学校生活を送ることができて、安心しました。
 

その空の色とは、対照的に、学校にいると、いろんなうれしいことがあります。
 


昨日の朝のことです。交通指導に立っていると、生徒のおじいちゃんが送ってきていました。




おじいちゃんとは、ゆっくり話したことはありませんが、朝のあいさつの仲です。車に乗せてきたときに、「おはようございます。」とかいろんな会話をちょっとだけします。




そんな中、おじいちゃんの姿を見なくなりました。知り合いの方から、病気そして、手術をしたという話を聞きました。



毎朝、あいさつを交わしている人が突然、いなくなることに寂しさを感じました。
 


昨日、おじいちゃんの車が、あいさつ運動で立っているところに入ってきました。


「あら。」と思ってよく見ると、おじいちゃんが運転をしています。何ヶ月かの再会です。
「心配しましたよ。」
と言うと、いつもの笑顔で、
「一週間前から車を運転することができるようになった。」
と話してくれました。



とてもうれしい朝となりました。



おじいちゃんの横で、おばあちゃんもにこにこしています。


「今から、病院に行くんですよ。」



きっとおばあちゃんも、おじいちゃんのことが心配でついていくのでしょう。



病気ということですが、二人のほのぼのとした雰囲気を感じました。
 



生徒に「よかったね。」と言うと、満面の笑顔で、「はい。」と言う返事。なんだか、自分の父が車で、病院に行く時の、母と父や母にとっては孫の姿とだぶりました。
 


今も父にとっては孫が父と同じナンバーの車で毎朝、あいさつに立っている前を通ります。
 


生徒にとっては、おじいちゃんとの朝の車のひとときが、一生の大切な思い出になることでしょう。
 


今日は、今度成人式を迎える、前の学校の生徒2人が学校に遊びに来てくれました。



礼儀正しく、しっかり学生にそして、社会人として頑張っていることに頼もしさを感じます。





2人とも、今度の成人式の実行委員になっています。




市全体の成人式に関わっていきます。そんなリーダーシップを撮ってくれていることにもうれしさを感じます。
 


卒業アルバムも持ってきていたので、それも見ながら話が弾みました。中津市の成人式は1月7日だそうです。その夜の、中学校時代の同級会のお世話もしています。当時の懐かしい先生たちの話もしました。
 


またそのときに、生徒や当時の先生たちみんなに会えるのが楽しみです。

「日曜日に山移小学校運動会」

2017年09月06日 | 大分県
学校では体育大会の練習が始まりました。16日が本番です。今日の生徒たちも練習やテントだしなどに、頑張っていました。




夕方から少し雨が降りましたが、練習・準備時間は、しっかり太陽が照りつける中での活動でしたが、教科授業の中とはまた違う、生徒の素晴らしい姿を見ることができました。




テント出しも結構大変です。テントの数が多いのですが、直すところが小さいので、形ごとに足も収納されていません。また地域の行事に貸し出すことも多くあり、足がばらばらになっているます。



テントの組み立てまでに時間がかかります。


でも生徒たちは、少ない人数の中で、作業を進めていきました。ちょっといい感じです。



秋に運動会や体育大会をするところは、これから本番まで盛り上がっていきます。



今日は、体育大会を使う平均台を借りるために、山移小学校にほかの職員の方とトラックを借りて行きました。山移小学校は、今度の日曜日が運動会です。


今日は、小運動会ということで、朝、先生や職員の方がグランドに出て準備をしていました。




子どもたち2人の運動会です。



学校に行く途中の、川べりに日曜日に運動会があることのメッセージがボードに書かれていました。かわいらしいボードです。



川の反対から見ると、ちょっと小さいのですが、しっかり目立ちます。



校長室に入って、少し校長先生と話をしました。3月に閉校になるので、最後の運動会です。新聞にも掲載されましたが、校長先生がみんなの歌うメロディから楽譜に戻した昔の校歌などを聴かせてくれました。




わたしは、この小学校の卒業生ではありませんし、勤務をしたこともありませんが、長い歴史の学校です。



幼い頃から、この学校の横を通ったり、友だちのところに行ったときに、遊びに行ったり、家が建材店をしていたので、父と学校に配達に行ったりしていました。たくさんの思い出があります。


存在していることがあたりまえになっています。



友だちの中に、山移小学校の卒業生も多くいます。その学校が閉校になることに寂しさがつのります。
 


校長室にはたくさんの校舎の写真がありました。今は、プレハブの校舎しかありませんが、当時の校舎の写真が飾られています。一緒に行った職員の方と、「さみしいですね。」と話をしました。



地域の方も同じ思いでしょう。



閉校は3月で、期間はまだありますし、子どもたちもしっかりと学んでいますが、グランドに立って、「なくなる」ということを考えると、せつなくなります。
 


全国的な人口の減少、ふるさとの急速な過疎化、地域の中で子どもたちが少なくなる・・・わたしたちが通っていた時代は、中学校では全校生徒が600人以上いました。今は、70人ちょっとです。



何がそうさせたのかはわかりませんが、時代の流れの中で、将来の社会の動きが危惧されるところが多くあります。
 


山移小学校の運動会は、今度の日曜日です。きっとたくさんの人が集まって、2人の子どもたちの運動会を盛り上げていくことでしょう。最後の運動会をしっかりと見届けたいと思います。


思い出のために。

「授業と体育大会練習」

2017年09月05日 | 大分県
今日は、耶馬溪地区の民生委員の定例の会議が耶馬溪中学校多目的教室で開催されました。



民生委員の方々が学校との連携を図るための取り組みです。こうして、積極的に学校と連携していこうとしてくれていることに感謝しています。35名の民生委員、市役所、社会福祉協議会などの方々がこの会議に来られました。



わたしも教頭先生と会議に参加させていただき、民生委員さんたちが、地域のためにと真剣に討議をしたり、活動していることに感激をしました。


会議のあとは、校舎見学と授業見学、学校説明をさせていただきました。民生委員の方にとっては、本校が母校である人も多くいました。




校舎が建て変わって、当時の面影はありませんが、ずいぶん年の離れた後輩たちの、そして地域の子どもたちの学習の様子を見ていただきました。




生徒たちは、30人を超える方々に授業を見てもらって、「緊張感」もたっぷりと味わいました。でもしっかりと授業に臨んでいた生徒たちに素晴らしさを感じました。




ふるさとの子どもたちが、あたたかくふるさとの方々に見守られていることを感じた時間でした。



民生委員のみなさま方に来校していただき、感謝をしています。生徒の様子を感じてもらったことと、生徒たちにとっては、刺激をもらえた時間となりました。




授業の一方では、体育大会の練習が昨日から始まりました。今日は、午後から出張などで、体育大会の練習を見ることができませんでしたが、昨日の結団式、応援の初練習の風景などをゆっくりと見させてもらいました。




今日も、担当の先生たちが言っていましたが、「2日目とは思えない。」仕上がりぶりでした。放課後の練習が終わって、下校する生徒の姿を見ましたが、だれもが生き生きとしていました。




結団式では、実行委員長が、


「みんなで協力して、取り組んでいこう。」


と力強く決意表明をしていました。3年生を中心にやる気満々でした。


先生方もみんなで、


「生徒たちにとって、この練習が生活とつながっていけるような取り組みにしていこう。」


と今日、2日目の朝、昨日の練習を振り返りながら、共通理解を図っていきました。
 

昨日の応援練習では、夏休み、1.2年生を指導するために、3年生が何日間、学校に出てきて、ダンスの練習などをしていました。そして、昨日、応援、ダンスと3年生を中心に指導をしていました。ほのぼのとした時間でした。



16日までの2週間、計画的に取り組みを進めていきます。
 


本番の生徒たちの頑張りも楽しみですが、本番までの過程での生徒の躍動のドラマも期待しています。本番も大切ですが、何事も成長は、過程の中にたくさんあると思っています。



明日も明後日も、その姿を見続けていきたいと思います。

「ふるさと・学校を愛する、大切にする心」

2017年09月04日 | 大分県
今日から、体育大会の練習が始まりました。学校に活気が溢れています。体育大会については、また少しずつ話をしていきます。



およそ、2週間、学校は体育大会ムードに・・・ですが、今日は、県・市の方による授業参観、明日は、地域の役員の方がたくさんやってきての授業参観があります。


3年生が、結団式などで、

「授業と練習のけじめをもって、生活していきましょう。」

と言っていましたが、あっという間に時間が流れる2学期になっています。
 


毎日のスケジュールの中で、昨日は、朝7時から、『ふるさと・学校をきれいにしましょう』ということで、「親子除草作業」がPTA主催で行われました。

地域ごとに、サイクリングロード、校庭に分かれて、2時間作業を進めていきました。
 


わが子が中学校時代も、同じような取り組みがあって、サイクリングロードの清掃活動がありました。空き缶などを拾って回ったことを思い出されます。




この取り組みも、昨年は、台風で中止。一昨年は、途中から大雨が降ってきて、中断しました。





昨日は、ちょっと暑い中でしたが、汗びっしょりになりながらも2時間、絆を深めながら作業を行うことができました。全部で4地区あります。4地区の様子を見て回りました。




通学路の整備とともに、サイクリングロードを利用する人が気持ちよいものにしようと、草を機械で刈る人、刈った草をはわく人、空き缶などを拾う人と役割分担しながら、作業を進めていきました。




先日の自転車のお披露目式もそうですが、地域から生徒たちがたんに受け身に回るだけでなく、活動を通して、地域に主体的に貢献していくことも大切なことだと思います。



これから、生徒たちが大人の階段を上っていく中で、「生きていく力」「ふるさとを愛する・大切にする心」にもつながっていくPTAの取り組みです。




サイクリングロードを自転車で通りながら、
「おつかれさま。」
と言ってくれた方もいました。
 



生徒たちにとって、またそれが励みになったことでしょう。青い空をバックに川面に映るサイクリングロードの橋の赤が鮮やかでした。ふるさとには、たくさんの美しい自然があります。


美しい姿を美しいまま、後世に引き継いでいきたいものです。
 


友だちどうしであったり、親子であったり、先生と生徒であったり、会話を楽しく弾ませながらも、作業をする姿が印象的でした。



3年生は、最後の清掃作業でした。

きっと社会に出ても、この活動を忘れることはないでしょう。

「100%ってないんだ~秀岳館野球部から学ぶ~」

2017年09月03日 | 大分県
昨日の夜のスポーツニュースで、熊本秀岳館高校の元監督鍛治舎巧さんの特集がありました。パナソニックの専務から、平成26年から監督に就任して、わずか3年余で、全国の強豪校の一角にしていきました。


秀岳館高校は、「部員に県内出身者がいない。」などいろんな批判だけ聞いていましたが、昨日の特集を見ながら、学ぶところも多くありました。



強くなるためには、力のある選手を入れるだけではチーム力も上がりません。



そこには、鍛治舎流の貫かれた指導があったからこそだと感じました。


〇他者比較はしない。数値目標を徹底して立てながら、自己比較を通して、成長を体感させる。
*だれでも成長する自分を感じることは、うれしいんだ。
・打撃の飛距離などを数値化していました。


〇(県外からの部員数の多さに対してのバッシングに対して)そう感じている人が敵ではない。まだ私たちの姿勢が理解されていないだけである。

*理解されるように、熊本のためにがんばること、感情的にならずに微笑み返しをしていこう。



〇自主・自立・自治・・・自分たちで考えることができる野球をしていこう。
*させられる野球では強くならない。
・審判の特徴などもすべて自分たちでとらえていきます。
 

このインタビューの途中で、鍛冶舎さんは、気分が悪くなりました。
「すぐに救急車を呼んでくれ。」
救急車で運ばれていきました。このシーンには、びっくりです。この夏の熊本県予選の準決勝直前のできごとです。



結果的に、鍛治舎監督抜きで、準決勝、決勝と戦いに挑まなければなりませんでした。
 

しかし、鍛治舎さんから学んだ、「自分たちで考える野球」で甲子園と駒を進めます。特に、決勝戦は、9回まで0対0のスコア。最終回2アウトから得点を入れ、決勝点となりました。
 


甲子園出場が決定したときに、病室で泣いたと言います。「不甲斐ない試合。」だと。常勝チームになるためには、「100%はない」、「満足はないんだ」と感じました。


勝つために、力をつけるということに終わりがないというスタイルが、わずか3年間で全国の強豪へと導いた大きな要因だったのです。
 


そして鍛治舎さんは、この夏、勇退していきました。
 


今日は、堀江貴文さんの講演会が、中津文化会館でありました。高度すぎるスペシャルな話でしたが・・・自分自身「不甲斐ない」と思いながら、聴いて学ぶべきだった・・・?!

「秋・・・体育大会の秋」

2017年09月02日 | 大分県
秋の気配をしっかりと感じることができるようになったこの頃です。裏の畑に行くと、草ぼうぼうの中で、栗のいがが茶色になって、実が顔をだしているのもあります。秋の到来を「実りの秋」で感じることもできます。
 

ちょっと暑さもかげりをみせて、草花もきれいに咲いているように見えます。とてもすごしやすい一日となりました。



生徒たちにとっては、通常は昨日の9月1日から始業式ですが、本年度より、8月25日になりました。生徒たちも、もう2学期の学校生活に慣れて、活動をしています。





昨日は、小学校などに勤務する人たちとトークショー?で食事をしたりしながら、夜遅くまで過ごしました。



運動会の取り組みなどの話などを聞かせてもらいながら、小学校勤務時代の一つひとつの運動会の思い出がよみがえってきました。



学校で、先生たちが子どもたちのために、一生懸命に夏休みに計画をしたり、ダンスの練習をするなど、がんばっていたという話なども聞かせてもらいました。



いいですね。子どもたちも幸せです。




勤務する学校でも、夏休み、先生たちは、体育大会のことについて、いろいろと話し合い、生徒たちも午後から応援の練習に頑張っていました。全校の生徒たちは、昨日、体育大会関係で初めての話し合いがありました。



実力テストあとの紅白の発表などもありました。生徒たちも真剣な目で、提案を聞いています。一番関心のあるところです。




そして、16日の本番に向けて、いよいよ月曜日から練習が開始します。



昨日は、あっという間に時間が過ぎ、学校が始まってからの一週間の疲れも吹き飛び、そして疲れました。

「卒業生の作品展」  

2017年09月01日 | 大分県
あ~早いもので、もう9月なんですね。9月になったお祝いなのか、空気もとても涼しく感じました。クーラーもいらないような日中でした。






朝、何人かで、9月の生活目標をはっていきました。秋の訪れを感じます。



まだまだ残暑が厳しいときもあると重いますが、体に優しい風が吹いていました。
 

こんな、秋晴れを感じる天気ですが、外に出たい生徒たちにとっては、夏休み明けの「2学期実力テスト」でした。


教室をのぞいてみると、真剣に問題用紙と向かい合っていました。


昨日まで、中津市の取り組みであった「学びのススメ塾」が行われていました。夏休みの学習と学びのススメ塾の頑張りを発揮する時です。

 

先生方も黒板に生徒へのメッセージを書いて、テストに臨ませていました。
 


昨日、業者に支払うお金をおろしに、耶馬溪中学校近くの県信用金庫に行きました。自動ドアを開けて銀行の中に入ると、どーんと2枚の大きな板にたくさんの絵が飾られていました。




かつての美術の先生に、
「卒業生が銀行で絵画の作品展をしていますよ。」
と言っていたのを思い出しました。
 




美術系の高校そして、大学に進学していった生徒の作品展です。現在、まだ大学で学んでいます。その生徒とは入れ違いの勤務だったのですが、先生たちから美術で頑張っていたことを聞いていました。
 


その生徒の願いを聞いて、こうして、展示させている銀行の方々の心遣いも素晴らしいと思いますし、ふるさとの子どもが、こんな心のある作品を制作していることにも感動します。支店長さんも出てきて、一緒に鑑賞しました。





たくさんの思い出といろんな想いが詰まった絵画なんだろうなあと感じました。
 


その話を学校に戻ってから、先生方に伝えました。今日は、その生徒が在籍していた先生たちが見に行って、写真も撮ってきていました。中学生当時から、絵画制作に頑張っていた生徒の話を教えてくれました。
 



退職されましたが、美術指導をしていて、この生徒に大きな影響を与えた先生に今日、電話をしました。絵画に感動したことを話しました。


一番大きなサイズの絵ができた秘話を教えてもらって、またまた感動。
 


ふるさとの子どもたちが、成長して、いろんなところで、力を表現できていることにうれしさを感じました。