かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「日曜日に山移小学校運動会」

2017年09月06日 | 大分県
学校では体育大会の練習が始まりました。16日が本番です。今日の生徒たちも練習やテントだしなどに、頑張っていました。




夕方から少し雨が降りましたが、練習・準備時間は、しっかり太陽が照りつける中での活動でしたが、教科授業の中とはまた違う、生徒の素晴らしい姿を見ることができました。




テント出しも結構大変です。テントの数が多いのですが、直すところが小さいので、形ごとに足も収納されていません。また地域の行事に貸し出すことも多くあり、足がばらばらになっているます。



テントの組み立てまでに時間がかかります。


でも生徒たちは、少ない人数の中で、作業を進めていきました。ちょっといい感じです。



秋に運動会や体育大会をするところは、これから本番まで盛り上がっていきます。



今日は、体育大会を使う平均台を借りるために、山移小学校にほかの職員の方とトラックを借りて行きました。山移小学校は、今度の日曜日が運動会です。


今日は、小運動会ということで、朝、先生や職員の方がグランドに出て準備をしていました。




子どもたち2人の運動会です。



学校に行く途中の、川べりに日曜日に運動会があることのメッセージがボードに書かれていました。かわいらしいボードです。



川の反対から見ると、ちょっと小さいのですが、しっかり目立ちます。



校長室に入って、少し校長先生と話をしました。3月に閉校になるので、最後の運動会です。新聞にも掲載されましたが、校長先生がみんなの歌うメロディから楽譜に戻した昔の校歌などを聴かせてくれました。




わたしは、この小学校の卒業生ではありませんし、勤務をしたこともありませんが、長い歴史の学校です。



幼い頃から、この学校の横を通ったり、友だちのところに行ったときに、遊びに行ったり、家が建材店をしていたので、父と学校に配達に行ったりしていました。たくさんの思い出があります。


存在していることがあたりまえになっています。



友だちの中に、山移小学校の卒業生も多くいます。その学校が閉校になることに寂しさがつのります。
 


校長室にはたくさんの校舎の写真がありました。今は、プレハブの校舎しかありませんが、当時の校舎の写真が飾られています。一緒に行った職員の方と、「さみしいですね。」と話をしました。



地域の方も同じ思いでしょう。



閉校は3月で、期間はまだありますし、子どもたちもしっかりと学んでいますが、グランドに立って、「なくなる」ということを考えると、せつなくなります。
 


全国的な人口の減少、ふるさとの急速な過疎化、地域の中で子どもたちが少なくなる・・・わたしたちが通っていた時代は、中学校では全校生徒が600人以上いました。今は、70人ちょっとです。



何がそうさせたのかはわかりませんが、時代の流れの中で、将来の社会の動きが危惧されるところが多くあります。
 


山移小学校の運動会は、今度の日曜日です。きっとたくさんの人が集まって、2人の子どもたちの運動会を盛り上げていくことでしょう。最後の運動会をしっかりと見届けたいと思います。


思い出のために。