かったかくんのホームページ

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子どもたちとの関わり

2012年04月12日 | Weblog
あたたかな眼差しで見つめたい
           気持ちと生き方 同じにしたい





「向き合う」「寄り添う」「共に歩む」とはどういうことでしょうか。



調べると、




『「向き合う」は相手と正面から向かい合っている状態です。「あなたを全面的に受け入れますよ」という体勢であり気持ちです。それで相手の話を聞き、相づちを打ちます。



広い心で、受け止めます。そのために対話しますが、しゃべる主体はあくまでも相手です。相手の表現に耳を傾けるためです。たとえば、子どもが工作しているときに、それきれいだね、とか、何ができそうとかいうのは、向き合いの心です。』





『「寄り添う」は、相手の真横に並んで同じ方向を向いている状態です。「あなたが向きたい方向はどっち?」「私も一緒にその方向を向かせて」という気持ちを持っています。



作りたいものがうまく作れなかったり迷ったりしている子どもに、話を聞きながら相手のアイディアを引き出したり、こうするのはどう?などとアイディアを出したりします。相手の思いを聞き出す(引き出す)状況がこれにあたると思います。』






『「共に歩む」は、』相手とともに実際に自分も動き、相手の前進をうながします。一緒に並んで前に歩み出すことです。



「向き合う」や「寄り添う」は、相手から引き出すプロセスだったのに対し、相手がそれでもうまく表現できなかったり行動に移せない場合に、自分が相手とともに実際にその方向へちょっと動くことによって、相手の動きを引き出すのです。


子どもがうまくものごとができない部分があるときに手伝うとか、相手とともに実際に自分も動き、相手の前進をうながします。一緒に並んで前に歩み出すことです。』






まとめとして、


『「向き合う」や「寄り添う」では、自分は手を出さない。問いかけたり対話をすることによって、相手の心の中にある何かが表に出てくるのを助けるのです。


それでもうまく前に進めずにいるときに、ちょっと一緒に助走する。それが「共に歩む」です。いろんな場面で子どもたちと十分に向き合って、心から抱きしめ、彼らの成長を共に喜びたいです。』


と書かれていました。

 ちょっと難しい話ですが、どうしてこのようなことを書いたかというと、先日のある新聞の読者の声で、3年間勤務した大分県の離島を離れる時に涙した話に感動したからです。

紙テープで生徒たちに見送られる・・・この方がどのような実践をしてきたかわかりませんが、自分が教師として今、一番大事にしなければならないところを改めて教えてくれているような気がしました。




きっとこの人は、「向き合う」「寄り添う」「共に歩む」ということが、ふだんの生活の中で、自然体で相手を尊重して子どもたちを大切にしているのだということを感じました。




ということで、この記事を自戒として残しておきたいと感じました。