かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

母の手

2012年04月06日 | Weblog
母の手が 握るとぐっと 力が入る
           声無き母との コミュニケーション
  

母のところに姉たちが母の見舞いに来てくれました。子どもたちのお嫁さんたちも一緒に母のいるもとへ。目をあけることはありませんが、母はどのくらい喜んだことでしょうか。



元気のいい頃から、母は、子どもたちや孫たちを大事にしてくれました。みんながお盆や正月に集まることをとても楽しみにしていました。



もうあの頃に戻れませんが、こうして母のもとにみんなが駆けつけていることを体のどこかで感じてくれていることとと思います。



今日の夕方、仕事を早く終わらせて、急いで母のところに行きました。すでにみんなが集まって楽しく会話を弾ませていました。
ささやかな出来事ですが、こんな場を持てることが幸せなのかなと思います。



一緒に育ててくれた孫たちは、結婚をしています。今日は、そのお嫁さんたちも来てくれ、母の世話をしてくれていました。ときどき母のところに行ってくれています。優しさに感謝の気持ちでいっぱいになります。



今日は、姉たちが春を感じさせるために、外に連れて行ってくれていました。桜の樹の下で、記念写真をたくさん撮っていました。春の空気を体いっぱいに浴びたようです。



ふだんはなかなか昼間に行くことができないので、母が外に出ることはめったにありません。母の本当に久しぶりの外出でした。



 母の手を握ると母は強く握り返します。放そうとしません。手を放すと手をさがします。声はなく、目をあけることはないけれど、母とのちょっとしたコミュニケーションです。



夕方の食事のあとは、薬の影響もあって、眠気が先にきます。それでもかける言葉にうわ言のようになんとか応えてくれます。


明日は、もう一人の姉たちも来てくれます。母とのちょっとした思い出づくりです。

校庭からの春の便り

2012年04月06日 | Weblog
菜の花の向こうに見える学び舎を
                        風が吹き抜け 黄色に染める





先日、菜の花の向こうの校舎を写真に撮ろうと、ちょっと見つけたスポットに行きました。



「天気もよし。便りやホームページに使おう。」
と思い、車から降りて、バッグからカメラを取り出そうとしました。すると・・・ない・・・家のこたつの上に忘れた・・・
日を改め、再度、本日トライ。



先日の日本列島を震撼させた春の嵐も嘘のように、ちょっと肌寒かったのですが、穏やかな一日となりました。


菜の花の向こうに見える三光中学校の校舎。きれいでしょう。そしてさらにその向こうの八面山。でも心地よい風が吹いて、時折菜の花が校舎を隠します。その情景がまたなんとも言えない春の美しさを感じさせてくれます。



昨日は、嵐の日の朝は雨でした。桜の花びらを見ると、雨が上がり雫が垂れてました。ある先生が職員室にいたので、一緒に写真を撮りました。その先生は、こんな情景を撮るのがとても巧みです。



ちょっと真似て、玄関前の桜の木の所で、シャッターをきりました。雨あがりの春の朝にも心が潤うような情景があるのですね。



新年度になり、超仕事があります。そんな中でもちょっとした時間に「春」のことを言葉で記したり、「春」にカメラを向けるだけでも瞬間、仕事のことを忘れ、春の訪れを感じることができます。


季節を五感に浴び、季節に立ち止まることができる喜びが存在してきます。



校庭からの春の便りを送ります。