J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

勝利の白星158

2022-02-22 00:01:22 | ファジアーノ岡山

 見逃し配信観戦レポ(会場には試合開始前までいました)です。スタジアム内の写真はissanとシマカズ氏にお世話になりました。今回から試合前後のピッチ内の画像も少しお届けできたらと思っています。
 昨日、Cスタで開催された、ファジの開幕戦、ホーム甲府戦ですが、都合で試合前まで現地におり、帰宅後の夜にDAZN観戦しています。時間的に都合が悪く、今回こうなりました。限られた時間でスタジアム広場をうろつきました。第一印象はテントが全然無い事。強風のためなのか、コロナ対策なのか。いきなりすごい待機列がありました。新しいタイプのテントがあったのはAゲートのみ。Aゲートも総合案内も屋根無しでした。出店ブースも特に何も見受けられなかったですね。
   
 一番気になったのがファジフーズ。まん延防止措置が延長になり、岡山市もこの日368人の感染者数を数える第6波まっただ中の日にどうされるのかと。会食として見れば、マスクを取るシーンになり、ひょっとしたらそのまま会話するかもしれないシチュエーションができてしまうなぁと個人的にちょっと心配というか気にしていました。
 すると、ファジーフーズのエリアには何も無かったので、やっぱ出店見合わせなのかと思ったら、スタジアム側にそれらしいブース発見。でも、どこも値札が無かったので、急遽中止になったような印象。どこから当日ストップがかかったのか、クラブなのかJリーグ側、行政なのかちょっと気になるところ。公式HPによると、スタジアム前広場での販売は中止になり、メインスタンドコンコース、バックスタンドコンコースにて販売されていたようです。そして、時間(14時前)が来たので、松ちゃん君などに挨拶をして会場を失礼させていただきました。
     
 他のイベント情報です。JA共済デーは一部中止、津山出身のお笑いコンビのウエストランドショーは中止になりましたが、トークショーはあったようです。フリースポンチョ配布は予定どおり行われ、試合映像を見ても多くの来場者が着ていましたね。oketsu氏からナイスな写真も届きました。岡山市出身のテノール歌手 柾木和敬さん、岡山市在住のソプラノ歌手の川崎泰子さんの歌声、カラーガード団体ソレイユの演舞は実施されたようで、遠目に歌声や音響が聞こえました。
 ワークショップ、サポーター共同企画「応援幕にメッセージを書き込もう!!」、ファジ縁日、キッズパーク、OUR CLUBブースも中止になりました。とにかく何も無かったですね。
   
 最初にスタメンを見た時に正直「あれれ~、豪華布陣になったんじゃなかったっけ」という第一印象を持ちました。昨季調子が出ないまま終わった選手の名前があったので。そうか入ってきたのもあるけど、出て行ったのもあるからこうなるんだよなと納得。でもよく見るとやはり昨季よりもパワーアップしたようにも見える先発でした。一方の甲府さんは有名どころがいない印象。DAZN解説ではコロナ感染で選手が不足、ネット情報ではレギュラー5選手が感染と出ていました。そして、監督は吉田監督。個人的にはアカデミー強化は上手いが、余り成功していない監督さんの印象(J1柏の監督時代にデジっちを断ったのがずっと記憶に残っています)。

 試合の方ですが、DAZNの見逃し配信を観ました。その観戦レポです。
 映像でもいきなり歌手の歌声が聞こえてきました。岡山のフォーメーションは日本代表と同じ4-3-3。いろいろと意見があるもの。上手くはまればいいのですが。先発はルーキーの本山選手が入っています。宮崎基選手はコンディション不良だそうです。今日のゲームキャプテンは柳選手でした。昨季の栃木さんでDFでありながらトップスコアラーだったとか。確かにCKの時もチアゴ選手とともにターゲットになっていました。昔の岩政さんを思い出します。前半ですが、岡山は余裕を持ってボールを回している印象。昔良く見たトラップミスやバックパスは少なかったかな。バイス選手と柳選手を中心に今季も堅守の様子。
 
 前半35分にセレッソさんから期限付き移籍の松本選手に失点を食らう。堅守だったはずなのに。ぽっかり穴が開いたのか。そのすぐ後の前半36分にセットプレーの流れから川本選手がヘッドで決める。川本選手は昨季一度ブレイクしましたが、途中から全く出なくなって心配していました。今日のような活躍を見せれば十分レギュラーだと思います。失点後すぐに追いつくのが今年の強さなのか。
 前半序盤は岡山のペースでしたが、前半終了前には甲府さんもだいぶボールを支配できていました。柳選手がよく主審と話をしています。これもかつての岩政さんを思い出す。岡山はしっかりプレスできています。前半41分、セットプレーから、チアゴ選手が落として田中選手がJリーグ初ゴールを決める。
   
 後半スタート。甲府さんは一転積極的に前に出てきます。後半7分にチアゴ選手のロングシュートが決まる。確か前半も一度狙いましたね。スタジアム全体がどよめきました。ああいう個人技の攻撃は久しく岡山で見ていなかったです。まさにJ1クラスのプレーでした。3-1。田中、本山コンビがよく出てきます。
 サイドから崩すシーンが多くなり、右サイドから流れてきたこぼれ球をチアゴ選手が冷静に流し込みました。あれが今までの岡山の選手ならば焦って吹かしただろなと思わせるプレーでした。後半11分。4-1と一方的な試合になりました。ベテラン河井選手もそうですが、ゴール前の落ち着きがいいですね。

 ここで川本選手に替わってデューク選手投入。岡山は中央を固めており、甲府さんはなかなか崩せず、得点後はシュートまで行かない展開が続く。控え組で果敢に挑むが、壁にぶつかり続けるといった感じか。しかし、TV画面に映るバックスタンドがファジレッドに染まっているのがすごい。寒いからみんなポンチョ着てるんだ。ここでチアゴアウベス選手に替わって木村選手、河井選手に替わって佐野選手投入。少し経って今度は本山選手に替わって喜山選手、宮崎幾選手に替わって野口選手投入。
 岡山はコンパクトな守備をキープできています。やはり柳、バイス選手の高さは大きいですね。終盤デュークも上手いプレーを見せるが、結果に結びつかず。今回先発に抜擢されたルーキー2人の印象ですが、明らかに昨季ルーキーだった大卒選手よりは結果を出せたのかなと思います。この調子を継続できれば岡山を代表する選手に成長できるのではないでしょうか。
    
 これでホーム通算100勝を達成しました。この日の観客数は6,554人、7千人と予想していたのでほぼ当たり。いろいろな意味で多い数ですね。正直試合前の印象ですが、あくまで相手もベスメンの話ですが、3-0以上の快勝ならプレーオフが見える。2-1ならば昨季もあった展開でまた中位、0-0などドロー以下なら昨季よりも下位かなと思って観た試合。4-1というスコアはどうなのか。3点差で言う事なしかもしれませんが、あの失点のし方が気になる。本当に堅守ならばクリーンシートのはず。また、相手はコロナの影響で戦力ダウン、練習量も少ないかもしれない。そういう相手への4-1。ベスメンの甲府さん相手だったらどういうスコアになっていたのか。いつもの中位の戦力ならば上出来のスコアですが、プレーオフからJ1狙いの戦力ではどうなのかと思ってみたり。クラブ公式HPに試合レポートなるものもありました。

 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】【Winning Moments
「岡山はハイプレスでボールを回収し、攻撃の時間を増やして主導権を握る。しかし、前半途中まで柳が厳しいマークで抑え込んでいたウィリアンリラに、一瞬の隙から個人技で突破され、先制点につながるお膳立てを許す。それでも、FKの流れから2点を奪い、前半の内に逆転に成功。後半に入って試合が停滞気味になるが、チアゴアウベスが驚異的なロングシュートでスーパーゴールを挙げ、この雰囲気を打破する。さらに1点を追加し、残りの時間は堅いブロックで相手をシャットアウト。」 引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
チアゴアウベス選手 7.0 超ロングシュート含む2得点。魅力を存分に発揮

 今朝の山陽新聞朝刊の「新生ファジ超攻撃」というタイトルの記事の戦評を紹介。
「(チアゴアウベス選手が)仕上げたチーム4点目はプレシーズンの鍛錬の成果が凝縮されていた。濃い激時に突くペナルティエリア内の左右の『ニアゾーン』の右側にタイミング良く河井が走り込み、宮崎幾からパスを受けアシスト。5人がゴール前に進入した分厚いアタックが結実した。6年ぶりに4得点以上を挙げた攻撃陣の躍動を支えたのは、中盤底のアンカーを務めた本山の守備だ。」
「効果的に攻めた一方、前半を中心にプレスがはまらない場面も目立った守備は修正したい。」
引用:山陽新聞

 今回、現地組を代表してissanの戦評を紹介させていただく事になりました。
「(J2では)「ボールを持たないサッカー」が主流を占めることとなります。この試合もまさに「持たないサッカー」の典型的な形になりました。ボールを奪えば縦に速いサッカーで常にゴールを狙う、今日のような試合を続けて行けば好成績に繋がりそうです。それが、昇格には最も近いサッカーであり、J1では通用しないサッカーなのです。試合は『4-1』の快勝でしたが、点差ほど力の差があるかというとそうではありません。強い風の影響もあり、後半になって風上に立ったことで大差を付けることができたとも言えます。」
「開幕から、木山監督の特色が出たように感じたのは、大卒ルーキー2人をいきなり先発させたことと高卒ルーキーの佐野を途中出場させたことでしょうか?」
引用:おじさんのスポーツおたく奮戦記?
      
 うーむ、現地組の松ちゃん君やシマカズ氏の話だと、1席空けのシールは席に貼られていなかったとの事。「詰めて座っている方が多かったです」との事で、個人的には複雑ですね。確かにJリーグでの統一運営で決まっている措置としても、世の中の光景とは違う対応、ソーシャルディスタンスが存在しない措置。医療関係者が見たらどう思うのかという景色だったと思います。本当にそれで良かったのでしょうか。かなり残念ですね。また、Jリーグにおけるコロナ事情の記事を出しますが、社会的距離50cm、0席空けでいいのかという状況でしたね。力作の記事をまたお届けします。
   
 幸先のいいホーム開幕戦となりました。順位は第1節ながら単独首位です。ただ、過去にも序盤にこの位置に立った事はあります。確か最終順位は中位だったとは思いますが。数字上次節に抜かれる可能性がある勝ち点1以上のチームは合計15チーム(同率10位まで)あります。つまり数字上は次節負ければ一気に15位くらいまで落ちる可能性はあります。が、現実的ではありません。このままスタートダッシュ化して欲しいですね。
 次の相手は昨季J1の徳島さん。一昨日は金沢さんとスコアレスドローでした。次も完勝してスタートダッシュからまずはプレーオフ出場圏内を目標に頑張りましょう。

   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】

1位: チアゴアウベス選手    2位 :   田中選手

oketsu氏: 田中選手。落ち着いていたし、チーム全体に勇気を与えたプレーでした。
issan: チアゴアウベス選手。スーパーとテクニカルの2ゴールですから、文句無しです。
松ちゃん君: 田中選手。勝ち越し点と、気の利いたポジショニングでボールに良く絡んでいた。
うろたんK氏:チアゴアウベス選手。ゴール前で冷静に相手選手をかわす足元の技術、ロングシュートは圧巻でした。
雉人・F原氏:チアゴアウベス選手。観るものを魅了した超ロやングシュート!
シマカズ氏: 田中選手。プロデビュー戦での逆転弾見事でした。
山やん君: チアゴアウベス選手。すごいロングシュートでした。
メグミさん: チアゴ選手。ボールを持つとワクワクするようなプレー。今までの外国人選手とは違う?
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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