kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

生きる術 2

2006-02-24 | Weblog

人は許されて生きている。

誰かを責めるこころが動いた時

立ち止まり 振り返る時間が欲しい・・・

責めるとは 

自分の意に添わない事柄を

それを 感情を入れて一方的に発するということ。。。

相手の失敗や失態を 責めるのではなく

上手に感情抜きに 伝える 話すことが出来れば、

複雑な感情の入り交じった 不快感を残さずに済む。

一方通行な道筋より

細くても 

お互いが 譲りながら交互に通過出来る道を目指したい。

人は たくさんの許しの中で生きている。 

許されている自分が 

許さない!なんて傲慢なのかもしれない。

もしかしたら 許す・許さないということすら

おごっているのかも。

何を責めるのか・・・

何を許すのか・・・

言えることは 許されて生きているということだけ。

許される こころは 

きっと 

許す こころを産み出すと信じている。


生きる術(すべ)は?

2006-02-24 | Weblog

人はひとりである。

孤独という名の空間を さまよう無力なイキモノ。。。

わかったつもりでもでいた こころが許せない。

側にいても 遠くに感じる 

この虚しさは永遠に満たされず

添う意味を突きつけられ 後ずさりする

ただ 抱きしめて 愛してるとささやくだけで

優しくはなれないのだろうか・・・


失ったこころの変わりを見つけ出すことは

簡単ではなく

答えなど どこにもない・・・

闇雲に荒げる魂は

どこに向かうのか

永遠など どこにもない・・・

この身をゆだねる 小舟さえ 見失い

満たされぬこころは 呪縛の波に攫われる

呼べど 届かぬ この想い

伝える術は 閉ざされて

懸けた鍵とともに 泡となる

笑顔を見ているだけで 仕合わせな自分は

もういない。。。