kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

念願の・・・

2009-09-29 | Weblog
何年も通いながら知らずにいた所。

便利な時代の産物、インターネットを通じて知った農園へ、

時折激しい雨の降りしきる中、出掛けて行きました。

頂く巨峰の味からも容易に想像出来る愛情溢れる人柄に

直接触れてみたいと去年から思い、今日その思いが実現しました。

今が一番忙しい時期、最後の追い込み収穫の中、

園主とそのお母様が 素敵な笑顔で迎えてくれました。

我が家の車でいっぱいの道幅のところに直売所があり、

まさに出荷の準備の最中での対面でしたが、

いくつもの種類の葡萄を惜しげも無く食べさせて下さり

我が家も恐縮しながらも出される味見の葡萄を遠慮せず頬張り、

お互いに交わす言葉に何度も笑い声を上げ、

初めてお会いしたとは思えないほど、とても温かな気持ちになりました。

自宅用に最初に注文しておいた物と、

皆にお土産の分を頂き、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしました。



葡萄を頂いた後 その足で我が家も関心のある蜂天国へ。。。

大小さまざまな蜂の巣と現在進行形の蜂の巣作りの様子が見られるところで、

興味津々の男性二人が見に行きました。

私は入り口の蜂関連の商品が販売されている所で待つことに・・・

するとそこの受付の方が また 気さくな方で、

初対面なのに長い間近所に住んでいたかのように話が弾み、

人との出会いの幸せを噛み締められた時間でした。



『物を作る』という気の抜けない真剣勝負の中で、

いかに柔らかな優しさが込められるのか、

今日出会った人たちの笑顔の中に学んだ気がします。


そして先ほど地元へ戻り、今日中に届けたい知人のところへ・・・

その人は受け取ったその場で頬張り「美味しい!!」という言葉をくれました。

作り手の愛情と届け手の思いが一つになった瞬間、

あの優しい笑顔のお二人の顔が甦ってきました。


「長野県人に悪い人はいない」が持論の母に話したら、きっと
「そうでしょう 」と言われそうです。

何だか強行軍の一日でしたが、我が家にとっては当たり前のこと、

明日は美味しい葡萄のお裾分けの旅に出掛けます