kasaruの今日も有り難う

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サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

裏と表

2008-04-30 | Weblog

裏があるから表がある?

鶏が先か?卵が先か?

夫が妻を先に好きになったのか?

妻が先に夫を好きになったのか?

え?そのことは別?

しかし、こんな論争はいつの時代もある。

未だに卵が先と言い張るまっちゃんを尻目に、

世の『裏』事情に関心を向けた。

「裏」というと

暗い、負のイメージが先行して明るい想像はしにくい。

連日メディアでは『親たちの知らない裏サイト』

なるオドロオドロしいタイトルの文字が踊る。

裏サイトと言われるネット上に書かれる

誹謗・中傷・悪口・悪態が問題だと言う。

終いには死ね!等と書かれているようで、

そのことで自殺した子どももあり、

ただ単に一過性の興味本位な出来事では

すまなくなってきている。

誰が何の権利をもって書き込むのか、

しかも匿名という責任逃れの卑怯者の戯言。

IT社会の汚点としか言いようのない

卑劣な部分を放映していた。

放送されなければ分からない出来事は沢山ある、

放送のお陰で知った真実もある。

しかし、テレビの報道やメディアが正しいとは思っていない。

「裏」事情も今時の世相を暴露する意味合いがあるのは分かるが、

得てして何度も何度も誇張するような、

洗脳するような報道にいささか警告をならしたい。

こんな番組は見ない方が良いに決まっている。

我が家は宜しく無いものは見ないよう

側にいる時は親の検閲がある。

少々肩苦しく感じる吾人もおいでだろうが、

我が子には良いものを見聞きしてもらいたい!

親の本音だ。

裏の顔があるなら表もある

ならば表の出来事やサイトは

良いことだけしか書き込まれていないはず、

でもそんな話は聞いたことはない。

「○○さんは○○で親切にしていた。」

「○○君は○○を助けた。」

なんて純粋に、嫌みじゃなく良いことを

公表することはそう沢山はない。

あくまでも嫌みを訥々と書くのだろう。

言論の自由!!まやかしのような表現だけが表に立ち、

実際 その言葉がどれだけ大きな影響を与えているか、

考えて欲しいと思う。

一番はそんなサイトは見ないことだが、

恐いもの見たさも手伝い、

また無視することすら出来ない状況に追い込まれ、

どこかで おびえる人間が出来ている。

何とも由々しき問題で、悲しい事実があること、

どうすれば良いのか?

真面目な顔をして議論するテレビに出ている人に言いたい。

少なからず知名度のある人間と国を守る公務員は、

派閥や階級を超えて

悪の根源は絶ってほしい。

それが 仕事だと思う。

机上の空論は誰にでも出来るのだから。