kasaruの今日も有り難う

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サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

考える 脳!

2006-02-10 | Weblog

【 人間は考える葦である 】 by パスカル

「人間はひとくきの葦にすぎない。

自然の中で最も弱いものである。

だが、それは考える葦である」

とても有名な一文である。

パスカルは、物事を実に徹底的に考え抜いた人でした。

彼は、人間についてこう言っている。

「すべての人間は幸福を求めている。これには例外がない。

その手段がいかに異なっていようとも、

みなこの目的に向かっている。

意志は、この目的に向かってでなければ、一歩も前へ進まない。

これはあらゆる人間の、

みずから首をくくろうとする人に致るまでの、

あらゆる行為の動機である」

とも書き示している。

人間は脳で考え、指令を出しているのは御存知でしょう?!

では人間の脳は(日本人)どの位の重さがあるのか??

大人で約1.2~1.4kg。

体重の50~60分の1位。

男性の方が少し重い!!

でも、脳の重さと頭の良さは全く関係ない。

え? ホッとした?! そうでしょう!!私も・・・

物事を脳で捉え いろいろな臓器に命を発し、考えてきた我々は 

時として 理屈では考えられない心の問題を 何とかして

解決しよとあがく・・・頭から煙が。。。

〈下手な考え休みに至る??〉

出口の見えない迷路にハマり、助けさえも乞わない行為は、

やはり脳の成せる技??

仕合わせを求める私たちに 

脳はどんな回答を用意しているのか。。

仕合わせは 誰かが決めるのではなく 脳が決めるとしたら、

誰かではなく、先ず脳を、自分自身を大切にしなければ

いけないのかもしれない。

今の仕合わせも いつか別れる日が来る。

その時の事を 今 この仕合わせの時に考えておくのも

脳の為には良いかもしれない。

「物忘れ」では済まない病がある。 

脳が、自分が、自分を覚えているうちに・・・

「死」を含め、生き方を考えてほしい。

「死んだら死んだときだよ」

とウソぶき、まじめに死を考えようとしない輩は、

パスカルに言わせれば”人間じゃない”のかも知れない。



            ー ちょっと一息ためになる話 参照 ー