お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

ホフロマ塗り   (マトリョーシカの始まり その1)

2014-02-01 20:27:09 | マトリョーシカ

正確には 「私の マトリョーシカ熱 の始まり」です。(ちょっと文が長いです)

Cimg1380

2001年にロシアに観光旅行に行きました…。

この時、ロシアにマトリョーシカがあることは知ってましたが、

しかし、残念なことに、マトリョーシカには興味がなく、興味がないというのは恐ろしいことで、見れども見えず、聞けども聞こえず…。マトリョーシカの宝の山に入りながら何も取らずに帰ってきました…。残念です!

ロシアといえば、エルミタージュ美術館に行ける、チャイコフスキーも、サーカスも、バレエも!

それに、あちらの夏は夜10時過ぎても明るいそうだけど、どんなだろうか…。
という感じで、行きました。

(夜10時過ぎても明るかったです…。いつまでも遊びたくなる気分ですね。)

それでも、出発前から、かの地には「ホフロマ塗り」という木の器があり、どうやら日本の漆器のような、しかしもっと派手な模様らしい。それも見てみたいし、一つくらいはおみやげに…と思っておりました。

でもロシアで買ったのはこれだけ。Cimg1383_2

(最初の写真は、後で日本で見つけて買ったものです)

ろくろで挽いた木の器に、塗料を何層も塗り重ね、模様を手描きで入れて、そして最後に窯で焼くそうです。

木、なのに…。

でも、一度焼成するので、食器に使えるそうです。

そのロシア旅行の最後の日、イズマイロフの市場に行きました。

市場といっても観光客用で、お土産物屋さんがずらっとある市場でした。

そこにもマトリョーシカはたくさん売ってましたね…。今ならあれこれ買い占めてしまうでしょうに…。

しかしそこの市場で目についたのはこの本。

Cimg1376   本の題名は、ロスピース と読み、模様とか絵とかいう意味らしい。

中はロシアのいろいろな地方の独特の模様、古いデザイン、でいっぱいでした。

行く前にこれを見てたらもう少し市場の見方が変わったかも。

市場も宝の山だったんだろうな…。

中を少しだけ…Cimg1377

これは、ホフロマの頁…。

お土産屋さんによくあった黒地に赤と金のイチゴ柄、ばっかりでなく、とてもバラエティーに富んだもので、描き方まで書いてある。

まあ、ロシア語ですからよくわかりませんが、絵と写真だけで楽しい。

( まな板の横が伸びて取っ手が付いたような板に、いろいろな地方独特の絵が描いてある頁があって、そこに書いてあった「ドスキー」とかいうロシア語を辞書で必死で調べたら(語尾が変化するので一筋縄ではいかなかった)…「板」…!ですって。 

あー、板だってことくらいわかりましたよ…。)

 そしてその本に触発されてホフロマ塗りに興味津々、いろいろネットで検索しました。

今は、すぐにずらっと出てくるけど、当時はあまり出なかったです。

そして、ホフロマで検索しても出ないけど、マトリョーシカで検索するとついでにホフロマが載ってる、ということに気が付きました。

で、あちこち「マトリョーシカ」で検索してたら、世田谷区経堂にある日本ユーラシア協会で、「マトリョーシカ絵付け教室」がある、 というのに当たりました。

へー、何それ?と出かけたのがマトリョーシカとのかかわりの始まりです…。
(この話長いので次回に続きます)

Cimg1392 これは、ずいぶん後に、その日本ユーラシア協会の、ユーラシアンバザールで見つけたもの。

Golden Khokhloma と英語で書いてありますがロシアの本のようです。

 

コメント (4)
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