お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

柑橘系マトリョーシカ  ’15

2015-03-07 17:17:31 | マトリョーシカ

去年の今頃も、柑橘系マトリョーシカを1つ作ってました。この季節、ミカン以外にいろいろな柑橘類が出回って楽しいです。清実はもちろん、はるみ、や はるか、や 津の輝、 甘平…不知火なんていうのもあった…。

さて、ここで、私のマトリョーシカを描く手順。

 まず鉛筆で下書き。

 それからウッドバーニングペンで焼き目を入れる。(これが一番緊張する)

 次に、鉛筆の線を消してから、シーラー(下地剤)を塗る。

 乾いてから細かめの紙やすりで、表面をなめらかにする。(ここまで来たら峠は越えたようなもので…)

一番上の写真は、絵の具で描き終わったもの。この後ニスを塗って乾かし…を3回ほどくりかえします。特に顔は絵の具を塗っていないので、シーラーを塗ってあってもニスがしみ込んでしまうので、念入りに。

そして…これは犬家猫八さんに納品…です。

ところで、柑橘系はころりん型(台座のないタイプ)がいいと思って、5個組をいくつか買ったうちの一つをとっておいたのですが、開けてみたら4個組でした。

最後の子は、いつもの5個組の最後の子より大きいし、しかも開かないので、入れ忘れとかではなく、4個組用に作られたものと思われます。

白木のマトを購入したときに、全部点検すればいいのに、面倒がってやらなくて、ずいぶん時間がたってから、気が付くので、いけませんね。

 

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 余り毛糸のチュニック | トップ | ハオルチア »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2015-03-08 16:38:59
ロシアではポスターカラーが使われているとかどこかで見ましたが、絵具は不透明水彩絵具ですか?興味津々ですが、中学生のころから、自分のつくった人形は絶対好きになれなくて(笑)。だからつくってみる気は起こりません。
シーラーというのを塗るので、滲まなくなるのですね。納得。とすると、私の好きなリャボヴァさんのマトリョーシカはよく滲んでいるから、シーラーをてきとーに塗っているんですね。きっと。
返信する
柑橘系マトリョーシカ (karat)
2015-03-08 22:07:31
春さん、こんばんわ。
私は絵の具はアクリル絵の具ですが、ロシアでも大体アクリル絵の具じゃないかと思います。
ただ水性ステインを使うというのも見たことがあります。
もともと、ロシアで白木のマトリョーシカにでんぷん(?)系の下地剤を塗って仕上げると、読んだことがあり、わざわざこちらでシーラーを塗る必要もないのかもしれませんが、シーラーを塗らずに絵の具を塗ると木材が毛羽立ったりするし、絵の具もニスもしみ込みすぎるし、ロシアではどうしてるのだろう?ニスは何だろう?と疑問ばかりです。
きっと、作家さんの工房ではそれぞれ独特の絵の具やニスを使ってるんでしょうね。
うちにあるロシアのマトリョーシカも、ファクトリー系のつやつやお土産マトリョーシカ以外は、絵の具の色味とか、表面の艶とか色々です。仕上げは蜜蝋、と書いてあるのもありますし、それぞれこだわりがあるかもしれないです。
返信する
はじめて拝見しました。 (いまどき)
2015-03-10 15:11:12
マトリョーシカの絵付けをされる工程ってのをはじめて拝見しました。「バーニングペン」という工具は半田鏝のようなものでしょうか?ペン先の太さというのか径のサイズというのか、何段階か取り換えられるものなんですか?それと「シーラー」というものは、成分的にはどういう原料由来のものですか?日本画で紙にひく「ドーサ」みたいなものでしょうか。勝手なイメージなんですが、まだソ連時代に外国に輸出されていたものは割と照り照りに仕上がったものとかニスがくっつきすぎてパカッと割れないのとかありましたが、karatさんのお作は落ち着いたマットな仕上がりですね。この上に粗悪な黄色っぽいニスを塗ると、あれみたいになるのですか?あと、色を塗り分けた上からまた「バーニング~」で境目に焼きを入れ直したりするんですか?質問の洪水ですみません。すごく珍しいので、、。
返信する
柑橘系マトリョーシカ (karat)
2015-03-10 17:17:51
いまどきさん、こんにちわ。
・ バーニングのペンはHAKKOという半田ごてなどを作っている会社で、ホビー用に開発されたもののようです。バードカービングとか木材を焦がすだけで絵を描くアートとかに元々使っていたようです。
私の持っているものは温度を調節できます。
銀座にGINZA HAKKOというウッドバーニングのお店もでき、木工の玩具を色々扱っているお店ですが、近ごろはマトリョーシカの絵付け教室もやっているようです。
 もちろんロシアの100年前のウッドバーニングは焼きごて、と書いてありますが、それがどのような形状をしていたのかはわからないです。私も、知り合いの人が、そのハッコ―の電熱ペンで、花壇に飾る木の札に猫や花をを描いているのを見て、面白そうで買ってみたのが初めです。
・シーラーは成分は分かりません、すみません、分からないで使っているのですね (^^;)。
 シーラーは木材に水性の絵の具がしみ込まないように先に塗るもので、これを塗ってしまった後でバーニングペンを当てると、プラスチックを燃やしたような嫌なにおいがしますし、融けたような変な塊が線の先にできます…。そういう有機系の塗料だと思います。なのでウッドバーニングは最初だけです。
 塗りは、大体トールペイントという、カルチャーセンターで習えるホビーの技法です。どちらかというとアメリカ発の趣味だと思います。 (絵の具とかも大体アメリカ製…)
 ニスも、いくつか試して、サテンバーニッシュ(半つやな感じ)に落ち着きましたが、日本で作っている方で、まるで陶器のような仕上がりのニスを塗っている方もいるので、色々ですね。
 私もマトリョーシカについて特に先生について習った訳ではないので、試行錯誤です。これからもやり方は変わるかもしれません…(^^;)
 
 
 
返信する

コメントを投稿