かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

平成19年度 挨拶文

2007-04-11 23:24:57 | かっぱらぱ編集室

今年度のかっぱらぱ編集室が始まりました。
今年度は、宝塚のごとく女の園でスタート。
何ともかしましい(笑)。

今年度初、参加者の親向けの挨拶文を
以下に掲載します。

1998年の12月にかっぱらぱ編集室を始めて、
今年で9年目になりました。
始めた当初いた子どもたちは、
今では大学生や高校生になっており、
みんなそれぞれ自分の世界を見つけ、
歩んでいっています。

私自身も、
当初は我が子以外育てた経験もなく、
全くの素人の状態で、活動を始めました。

しかし、活動を行っていくうちに、
子どもたちの気持ちに答えるためにも、
心理学の知識が必要と感じ始め、
少しずつ勉強をしていきました。

4年ほど前から、
中学校で教育相談員の仕事を始め、
3年前から県内の中学でスクールカウンセラーとして
働き始めました。

そんな中でここ数年、
学校生活で苦しむ多くの子どもや親たちと接してきました。

核家族化が進んだことや
TVゲームやインターネットの普及、
また地域の崩壊など、
昔、私たちが育った頃と比べて
子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。

子どもたちが自然と触れ合ったり、
友だちと語り合ったりする大切な時期に、
今は一人で過ごすことが多く、
そのためコミュニケーション能力が育たず、
多くのコミュニケーションスキルを必要とする学校が、
子どもにとって苦しい場になっている現状があります。

かっぱらぱ編集室は、
勉強を学ぶ場ではありません。

しかし、異年齢の関わりの中で、
それ以上に大切ないろいろなことを学び
成長していける場だと思います。

どうぞ子どもの成長を長い目で見て、
本人の意思に沿って
かっぱらぱ編集室への参加を見守っていってあげてください。

かっぱらを続けるのも子どもの意思なら、
やめるのも子どもの意思。
子どもの気持ちにより添いながら、
楽しい小学校生活を送れるよう、
応援してあげてください。

今年度もどうぞよろしくお願い致します。

編集長:川島

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