かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

伝統を受け継いでいく難しさ

2011-08-14 10:40:21 | つれづれ

 
(写真)演奏前、買ってきたお弁当をみんなで食べているところ
     「部活ののりだね~」と私とOさん(写真右)

少し前の話になりますが、今年もみなと祭りに若者たちと太鼓演奏で参加しました。

夜になると、踊りの人で道路いっぱいになります。
太鼓は、その真ん中で音楽に合わせて叩きます。

参加してくれる若者たちは、高校生から大学生。
小学生の頃、宗像神社太鼓の保存太鼓を練習に来ていた子どもたちです。
中学になると練習にも来られなくなりますが、
年に1回、みなと祭りの時には手伝いに来てくれます。

いつもは年寄りと子どもばかりの弱小団体ですが、
この時ばかりは迫力があり、かっこいい。




何だかんだ言っても、この子たちも10年以上太鼓を叩いてきているので、
リズム感も良いし、力もあります。

2時間から2時間半、叩き続けるのですが、
私はというと…、最近めっきり体力が落ちて、後半はバテバテ。
何とも情けない話です。

どの団体も思っていることでしょうが、
今の時代は伝統を受け継いでいくことが難しい。

宗像太鼓も、今は70代の人たちががんばってくれていて、
次の世代が40代の私たち。
その下の世代が、10代から20代ですから、
地域との関わりも考えると、今後どうなっていくのか…。
先を見通して活動したくても、
私たちの次、誰が後を継いでいってくれるのか…。
今は、ただただその日その時を大切に、
少しでも長く活動を続けていくしかありません。

それでも、和太鼓を通して、子どもから若者、お年寄りと
幅広い年齢層の人たちと関わることができ、
それはまたそれで良い勉強になります。

前向きに前向きに…がんばっていこうと思います。

 

コメント
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