かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

ドッヂボール大会の練習

2006-09-06 08:20:08 | かっぱらぱ編集室
考えてみれば、今日は週末にあるドッヂボール大会の練習日。
なので…、
かっぱらぱ編集室はお休みにして、
子供会のお母さんたちに混じって練習を見ることにしました。

いつもかっぱらぱ編集室にくる子どもたちは約20人前後。
今日はその4倍、80人近くの子どもたちが集まっています。
日頃、目にすることのない子どもたち同士のようすに、
やはり大人には見えていない子どもたちの世界が存在するんだな~と
感じました。

ドッヂボールの様子はと言えば、
ひいき目で見て申し訳ないけど、かっぱらのメンバーはうまい!
日頃、上級生たちに鍛えられているせいかな(笑)。
日曜日の大会が楽しみ、楽しみ~。
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団地夏祭り2006 最終章 成長

2006-08-10 08:18:26 | かっぱらぱ編集室

私が子どもだった頃、
学校には、学校祭や遠足、運動会といろいろな行事がありました。

特に学校祭には学年ごとの劇があり、主役がいたり脇役がいたり、
配役にもれた子どもたちは、楽器演奏になったりなど、
それぞれがそれぞれの役で精一杯その日の成功に向け
活動したものでした。

写真 ねらえ!ペーパー落としのチームの
    企画会議のようす(小3~小4)

かっぱらぱ編集室の活動をしていて感じることは、
週に1回の活動だけだと、単調で変化に乏しく
子どもたちの間で小競り合いが起きてきます。

そんな中で、今回のような行事(活躍の場)を入れると、
崩れかけていた人間関係が再構築され、
仲間意識がグッと出てきます。

普段、見えていない相手の様子がわかり、
お互いの理解が深まるからでしょうか。

写真 ねらえ!ペーパー落とし
    トイレットペーパーの先につけたお菓子を
    水鉄砲でねらって落とすゲーム

困っている下級生を上級生が自然とフォローし、
下級生は上級生を見て「すごい」と感じるのも、
こんな時です。

また、上級生の段取りを見て学び、
下級生たちは自分たちのお店に実践していきます。
そこに大人の入る余地はありません。

目標設定も、ベテランにはベテランなりに、
初心者には初心者なりのレベルがあり、
それぞれのレベルに合わせて満足度も違います。


最後は、中学2年生の男の子の話です。

子どもたちは、自分の居場所ができた場合や、
中学にあがり大人になっていく課程で
いずれかっぱらぱ編集室から離れていきます。

彼は久しぶりにやってきて、お店を出したいと言いました。

お店は「金魚釣り」。
久々の来訪に小学生たちもとても喜び、
彼がどのように店作りをするのか楽しみに見ていました。

あり合わせの金魚型の醤油入れに色水を入れ、
針金をつけて魚に見立て、
さらに針金を加工して針を創り、
細くまいた半紙で釣り糸を創り、その先につけました。

後は衣装ケースに水を張り、
あっという間に金魚釣りのできあがりです。

小学生たちも自分のお店の合間に
おもしろがって創るのを手伝ったり、
いっしょに試してみたり。

もちろん、彼も小学生のチームで困っていることがあると
そつなく手伝いにも入ります。
さらりと来てさらりと帰る…という感じです。

当日も、小・中学生相手に、さらりとお店を開き、
楽しませてあげていました。

その後、かっぱらぱ編集室の1年生の女の子が、
彼はどうしてる?…と私によく聞きます。
彼の存在がとても印象深かったのかな~と思います。
大好きなお兄ちゃん?不思議なお兄ちゃん?という感じでしょうか?

小学1年生から見て、
中学2年生とは、どんな風に見えるのでしょう?

 

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団地夏祭り2006(3) 初挑戦! 

2006-08-09 09:43:56 | かっぱらぱ編集室

さらに、団地夏祭りでの話です。

いつもかっぱらぱ編集室へ来ている
3人の小2の女の子たち。
仲が良いのか悪いのか…。
くっついたりけんかしたりの繰り返しです。
でも、けんかできるほど仲が良いんでしょうね~(笑)

写真 看板制作中

彼女たちが企画したのは、おみくじ屋(くじ屋)。
今回、出店は初挑戦です。

ところが企画初日を休んだ一人が、仲間に入れてもらえません。
いろいろ声をかけてみましたが、
二人のうちの一人がどうしても組みたくないと言うのです。

時として子ども同士の関係には、
大人にはわからないいろいろな想いがあるものです。
ここは焦らず様子を見ることに…。

そこで、あぶれた一人を
とりあえずコロコロボールのチームへ入れることにしました。
(コロコロボールのチームは、
私を含め、小3と小1の女の子でやっています。
二人は快くOKしてくれました。優しい子たちです)
その日は、いっしょに絵を描いたり、企画を練ったりして過ごしました。

次の日、集会場に行ってみると
あぶれていた一人が他の二人と仲よく作業をしているではありませんか。
「おばちゃんごめん。やっぱりこっちへ入れてもらうよ」
と女の子。

もちろん、OKです。

この一日の間に何があったのか…。
時間が解決してくれることはたくさんあるな~と思います。

さて、それから買い物です。
買ってきた品々を見て、これまたびっくり。

50円と100円の品々がずらり。
「1回、50円で100円の物をあげると50円の赤字になるよ。
はずれはあるの?」と聞くと、
「ない」とのこと。

小学校2年生に「もうけ」を考えてお店を出すことを考える
なんてことは、確かに至難の業です。
しかし、これも勉強。

それから急遽、はずれくじを20本つくりました。
はずれは10円のラムネです。

一番右は、今年入った1年生です。

当日は元気に客寄せ。
あっという間に、完売でした。

普段、子どもたちにとって、お小遣いは親からもらうのが当たり前。
でも、こうやって働くことで
お金の価値が少しでもわかってくれればいいな~と思います。

 

 

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団地夏祭り2006(2) 子どもの発想

2006-08-08 11:14:26 | かっぱらぱ編集室

前回に引き続き、団地夏祭りについて

7軒のお店のうちの1軒「たこ焼き屋」の話です。



写真 たこ(?)焼き制作中

かっぱらぱ編集室の中でも、
5~6年生の男子を中心としたメンバーの出店。
長年、かっぱらぱ編集室で活動してきていることもあり、
お店を出すことにも慣れています。
ツボを押さえている言ったら良いでしょうか。

今回、かっぱら広場用に買った「たこ焼き器」があったので、
メンバーの中でたこ焼き屋をやってくれるチームを募集しました。
そんな中で、いの一番に手をあげてくれました。

予算はどのチームも1500円。
たこ焼き粉は私が安いお店で買ってきたものの、
他の材料をどうするのか心配でしたが…、

当日、その材料を見て驚きました。
なんと、たこ焼きなのにキャベツは入れず、
具にチーズやチョコレートやハムを使うとのこと?????

ボトルの中には、
それぞれたこ焼き粉、ソース、マヨネーズが入っています。
すぐに作れるように、自分たちで工夫しています。

 

 

注文を受けてからつくり始めます。
なのでいつもできたてです。
ア然…としている私を横目に、
しかし、これがなかなか好評で、
次から次へと注文が入ります。
食べてみましたが、味もじょうじょうです(笑)。

値段は、3個で50円。
そして、売り上げは何と3400円です。

開店中、約3時間くらいの間に、
単純に考えても、彼らは204個のたこ焼きを創り続け
それを68人のお客さんが買ってくれたことになります。

頭の固くなった大人にはできない発想、
ただただ子どもたちから学ぶことが多いな~と感じました。

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団地夏祭り2006(1) 活躍の場

2006-08-04 11:26:34 | かっぱらぱ編集室

毎年、7月の末に団地夏祭りが行われます。
かっぱらぱ編集室の子どもたちも、
大人の役員さんに混じってお店を出して大活躍。

昨年はお化け屋敷を創りましたが、
今年は7つのお店を出しました。

そのうちの一つ、
写真は「コロコロボール」制作中です。

大きな台に白い紙を貼り、
その上に自分たちで好きな絵を描きます。
そして、紙コップを裏返しにしてはり、できあがり。

当日は、時たま雨が降るような天気。
タープを張って、何とか設営。

コロコロボールのメンバーは、
小学3年生と1年生の姉妹。

そして、となりは6年生のお姉さんたちの
「人間玉入れ」のコーナーです。

企画から、制作、買い物、当日の運営まで
すべて子どもたちがやります。
団地の夏祭りなどは、たくさんの大人が関わるので
子どもたちにも優しい声援がたくさんかかります。
またそれで自信をつけていってくれたら良いな~と思います。

かっぱらのメンバーではない子どもたちも、
遊ぶだけじゃなく、
お店の運営を交代で手伝ってくれたりもします。
みんなお客さんじゃなくスタッフになりたいんだな~と思います。

子どもは活躍できる場を求めています。

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かっぱら宿泊訓練 結果報告

2006-06-25 22:32:27 | かっぱらぱ編集室

6月23日(金)、24日(土)の一泊二日で、
かっぱら宿泊訓練を行いました。

参加メンバーは、小学1年生から中学2年生までの20人。

まずは、みんな集まっての乾杯!

 

そして、それぞれが持ってきた布団を敷き、
陣地とり。

その後、みんなで映画鑑賞会(?)なのに、
なぜか…志村けんのバカ殿を見ています。(笑)

 

私は仕事の疲れもあり、
みんなを無視して早々に就寝。
みんなはというと、恐ろしいほどの興奮状態。

以前、学校の先生に
「どうして最近の修学旅行は、大部屋で寝ないのですか?」
と聞いたところ、
「みんな寝ないからだよ」との答え。
まさに納得。

6年生の女の子たちは、トイレが怖いと大騒ぎ。
やれ兄弟げんかだ~。
やれうるせ~だ~、なんだ~かんだ~と、
夜中の2時になっても
「朝まで起きてるぞ~」と言って騒いでいる。
恐るべし…子どもパワー。

やっとの事で静かになったのは、
なんと朝の6時頃…

それからまた1時間もしないうちに、
早起き組が起き出して、またまた大騒動に…

いやはや、すごい一日でした。
でも、何だかとっても不思議な楽しい一日でした。


 

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ひさびさに嬉しいこと

2006-06-19 21:41:40 | かっぱらぱ編集室

雑草のように強く生きたいものです

かっぱらをやっていると、本当にいろいろなことがあります。

先週の自由時間、
低学年のメンバーたちと細々とドッジボールをやっていたら、
たまたまその日、試験休みだった中学生たちが、
「おばちゃ~ん、いれて~」と言って、
入って来きました。

小さかった子どもたちが、何と大きくなったものかと、
感無量で中学生たちの姿を眺める私。

しかし、彼らが入ると同時に、ドッジボールは過激に変身。
12~3人から30人ぐらいにふくれあがった参加メンバー。
コートの中をところ狭しと逃げ回る低学年たち。

チビちゃんたちをねらうときには優しく、
お互いをねらうときには、
剛速球で球を投げあう中学生たちの余裕に、
頼もしいやらなんとやら。

小学1年生が球を持てば、
もちろん、「近くに寄れ~」の声が上がる。

異年齢の関わりは、本当に素晴らしいと思う。

上級生は優しさといたわりを、
下級生はちょっぴりの怖さと羨望と。

時たま訪れる本当に嬉しく楽しい時間。
子どもの成長は素晴らしい。

かっぱらをやっていて本当に幸せだと感じる瞬間だ。
だからやめられないのかな~。

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昔のけんか

2006-05-24 11:07:21 | かっぱらぱ編集室
昨日、かっぱらぱ編集室がありました。
仕事の関係で少し遅れていくと、
子どもたちはすでに机を出して勉強を始めていました。

始まりがいつもと違ったせいか、
みんなが座っている位置も微妙に違います。

そのせいか、雨のせいか、
自由時間に、3年生の男子3人と6年生の女子3人がけんかを始めました。
もちろん、仕掛けていったのは3年生の男の子たち。

部屋の中でボール遊びをしていたところ
(本来、部屋の中でのボール遊びは禁止です)、
そのボールが6年生の女子にあたりました。
すぐ謝ればいいのに、それをきっかけに挑発する言葉を多数連発。

かっぱらでは年功序列には厳しくしています。
しかし、最近の低学年は「目上の人に対して敬語を使う」
という感覚が全くない子が多数います。
(しつけの問題かな~)
そりゃ~6年生の女の子たちは怒ります。
現状をわかっているのかどうなのか、
3年生たちが応戦するものだから、さらにひどい。

しかし、考えてみれば昔こんなけんかはざらだったかもしれない。
今は、いじめも陰湿になってきていて、
こんな表だったけんかはあまり見たことがないな~なんて。

その後どうなったかというと、
新入りの3年生がひとり残され、後のふたりは気にもせず帰っていきました。
(この辺がかっぱらで鍛えられているところかな…(笑))
6年生の女の子たちは手加減しながらも、
その子を結構やっつけていました。
さて、来週、その3年生はかっぱらへ来られるのでしょうか?

心配半分、しかし、これも人生勉強だよな~と思う気持ち半分です。

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いいな~簡単で…

2006-05-19 12:32:43 | かっぱらぱ編集室
連休明け、やけにメンバーが増えました。
初めの45分は自主勉強タイムですが、
結構、みんなまじめに勉強しています。



上級生が下級生の勉強を見て、
必ず言う言葉。
「いいな~、簡単で…」。

今まで言われていた1年生が、
2年生になったとたん、新しい1年生に言うのです。
なんとも…

すかさず私は、
「キミもそういう時があったでしょ」と言うのですが、
これって、上級生の優越感に浸る言葉?なのか、
それとも苦悩の言葉?なのか。

毎回くり返されるこの言葉。
もちろん、今日もありました。(笑)
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21日のかっぱらぱ編集室

2006-02-21 13:56:48 | かっぱらぱ編集室

毎週開かれている、かっぱらぱ編集室の
勉強タイムのようすです

 

夕方5時~5時45分まで、
結構、みんなまじめに自主勉強しています

 

とくにまじめな子…というわけではありません
どちらかというと、元気で不真面目な連中ばかりです

でも、「この時間はやるぞ」と決めたら
子どもたちはやるものです

後は、ただ見守ってあげれば良いだけ

だから、私はとっても楽させてもらっています

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