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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

秀島史香さんのいない『グルーブライン』

2010年03月05日 | テレビ・ラジオ・メディア

J-WAVEの『Groove Line(グルーブライン)』。

ほぼ毎日、聴かせていただいております。

ところが、先週から今週にかけての2週間、ピストン西沢さんの“相方”である秀島史香さんが、お休み中なんですよね。

で、日替わりで、知っている人や知らない人(笑)が、ピンチヒッターというか、ゲストで登場して下さっている。

ちなみに今週は、

月曜:有宗麻莉子さん
火曜:森下千里さん
水曜:SHELLYさん
木曜:サヘルローズさん

といった具合。

えーと、皆さん、とても頑張ってくれていました。

そうなのです。大健闘だったんです。

が、しかし、なんとも、どうにも、ピストンさんを受け止めきれない(笑)。

そりゃ当然で、ピストンさん独特の、あの加速や暴走や急停止やUターンとかは、一方に秀島さんがいるからこそ、聴いている側は、その“無茶ぶり”を存分に楽しめるのであります。

いきなり「こんちは。来てみました」という方だと、やっぱ無理だよね(笑)。

それでも、「このパターンも、たまにはありかな」と思えるのが、本日(金曜)登場予定のLiLiCoさん。

ピストンさんも、LiLiCoさんが相手だと、ちょっと安心して、アクセルを踏むことが出来るみたいだし。

もちろん、他の方々も、それぞれの“持ち味”はありましたが、このピストンさんの『グルーブライン』という“場”で、それが生きるかというと、うーん、難しいのです。

今回とは逆に、ピストンさんがお休みをとることもある。

その場合は、秀島さん+ゲストで放送される。

でも、ピストンさんのいない『グルーブライン』は、私にとって、いつもの(本来の)『グルーブライン』とは、いわば“別物”なのだ。

まあ、それはそれで、“別物”として楽しめばいい。

でもね、ピストンさんはいるのに、秀島さんがいない『グルーブライン』は、いつもの(本来の)『グルーブライン』とは“似て非なるもの”なんですね、きっと。

“別物”と“似て非なるもの”の違いは大きいのです。


というわけで、とにかく、「秀島さ~ん、どこに行ってるのか知らないけど、早く帰ってこ~い!」(笑)

テレビと消費行動

2010年03月05日 | メディアでのコメント・論評

新聞の取材あり。

寒い中、八王子キャンパスまで来て下さった。

心して、コメントせねばならない。

テーマは、情報番組もしくは情報バラエティー番組での商品紹介や
お店紹介と、視聴者の消費行動の関係について。

通販番組の中身は情報か広告か、ということが話題になったことが
あるけど、似ているような違うような。

テレビが扱うことで、実際に商品が動くことはある。

その極端な例が「あるある」問題の納豆だったわけで。

でも、「あるある」以後、作り手も視聴者も変わってきていると思うのだが、どうだろう。

といった話から始まって、あれやこれや。

ただ、裏でのタイアップや制作協力費を受け取っての“取り上げ”や“紹介”は、そのことを知らされずに見る視聴者にとっては、アンフェアだよね。

てなことも出てきて、また、あれやこれや。

気がつくと1時間も経っていた。