今日の「慶早戦」は、6-4で慶応の勝利。
2勝1敗で早稲田に勝っただけでなく、リーグ優勝である。
おめでとう!
<慶大、宿敵・早大破り11季ぶり32度目V!東京六大学野球>
東京六大学野球春季リーグ最終週第3日(慶大6-4早大、31日、神宮)慶大が序盤に先制、中盤に加点して主導権を譲らず早大を下し、11季ぶり32度目の優勝を飾った。
1勝1敗で迎え、勝ったほうが優勝の大一番。しかし、早大先発の斎藤は立ち上がりから球威、制球ともに本来の出来からは程遠く、二回に先頭の伊藤に左前打を許すと、送りバントで一死二塁とされ、竹内一の右越え安打で1点を失った。
打者走者は二塁上でタッチアウトとしたが、斎藤の制球はなおも定まらず、2四球と暴投で二、三塁とすると捕手杉山の捕逸でさらにもう1点失った。
斎藤は結局、三回まで投げて4安打3四球で2失点と持ち前の粘りを出せず、三回の攻撃で代打を送られ降板。2番手には前日に先発し、6回を投げた福井が登板した。
慶大は福井から五回に3番山口が2ラン、直後に2点を失ったものの六回には代打伊場の適時打に相手の失策も絡んで2点を加え6-2と4点のリード。投げては先発竹内大が緩急を使った投球で5回を4安打2失点と粘りを見せた。
六回からは2番手の福谷にスイッチ。福谷は八回、宇高に一発を浴びて2点を失ったが、3回2/3をその2失点に抑え、最後は4年生投手の田中が4番杉山を遊ゴロに打ち取り、慶大に凱歌が上がった。
慶大の江藤省三監督は就任1年目にして春季制覇。1987年以来23年ぶり4度目の優勝を目指し、6月8日開幕の第59回全日本大学選手権に挑む。
(サンスポ 2010.05.31)