碓井広義ブログ

<上智大学教授のメディア時評> 見たり、読んだり、書いたり、話したり、時々考えてみたり・・・

「慶早戦」第3戦勝利&リーグ優勝

2010年05月31日 | 大学

今日の「慶早戦」は、6-4で慶応の勝利。

2勝1敗で早稲田に勝っただけでなく、リーグ優勝である。

おめでとう!


<慶大、宿敵・早大破り11季ぶり32度目V!東京六大学野球>

東京六大学野球春季リーグ最終週第3日(慶大6-4早大、31日、神宮)慶大が序盤に先制、中盤に加点して主導権を譲らず早大を下し、11季ぶり32度目の優勝を飾った。

1勝1敗で迎え、勝ったほうが優勝の大一番。しかし、早大先発の斎藤は立ち上がりから球威、制球ともに本来の出来からは程遠く、二回に先頭の伊藤に左前打を許すと、送りバントで一死二塁とされ、竹内一の右越え安打で1点を失った。

打者走者は二塁上でタッチアウトとしたが、斎藤の制球はなおも定まらず、2四球と暴投で二、三塁とすると捕手杉山の捕逸でさらにもう1点失った。

斎藤は結局、三回まで投げて4安打3四球で2失点と持ち前の粘りを出せず、三回の攻撃で代打を送られ降板。2番手には前日に先発し、6回を投げた福井が登板した。

慶大は福井から五回に3番山口が2ラン、直後に2点を失ったものの六回には代打伊場の適時打に相手の失策も絡んで2点を加え6-2と4点のリード。投げては先発竹内大が緩急を使った投球で5回を4安打2失点と粘りを見せた。

六回からは2番手の福谷にスイッチ。福谷は八回、宇高に一発を浴びて2点を失ったが、3回2/3をその2失点に抑え、最後は4年生投手の田中が4番杉山を遊ゴロに打ち取り、慶大に凱歌が上がった。

慶大の江藤省三監督は就任1年目にして春季制覇。1987年以来23年ぶり4度目の優勝を目指し、6月8日開幕の第59回全日本大学選手権に挑む。
(サンスポ 2010.05.31)

映画『RAILWAYS』はウエルメイドな佳作

2010年05月31日 | 映画・ビデオ・映像

映画『RAILWAYS』を観た。

企画・制作はロボットだし、「ALLWAYS」をもじったようなタイトル。

49歳の男が電車の運転士に“転職”する話と聞いても、あまり観たいとは思わなかった。

しかし、観に行って、よかった。

なんだか、いい風に吹かれたような気分で、映画館を出てきた。

仕事に関しても、多くの人は「やりたい仕事」と「できる仕事」の間で揺れながら働いている。

子どもの頃の「なりたかったもの」と、現在の自分が重なる人だって、そう多くはない。

東京で働くエリートビジネスマン(中井貴一がとてもいい)が、同期入社の友人(遠藤憲一が渋い)や、母親(奈良岡朋子に拍手)のことがきっかけで、故郷(島根)に帰ろうとする。

しかも、かつては「夢」だった電車の運転士になろうとするのだ。

いきなりそんなことになって、妻(高島礼子、好演)や大学4年の娘
(本仮屋ユイカ、適役)はどうする?

まあ、あれやこれやはあるのだが、基本的に悪人は出てこないし(笑)、みんな優しい人たちなのだ。

それでも、仕事とは? 家族とは? に始まり、老いること、病むこと、死ぬことなど人生の大問題が、大仰でなく、当たり前のこととして提示されている。

そして、2両編成のかわいい電車が走る田園風景。

田んぼの稲が風に騒ぐ音。

自分の家の畑でとれたスイカやきゅうりをかじる感触。

いろんな記憶を呼び覚まされた。

そう、記憶を刺激される映画なんだな、きっと。

それが「いい風に吹かれたような」読後感につながっているようだ。


「終点まで、ちゃんと乗ってくれよな」

ホームの上で、中井貴一が高島礼子に向かって言うセリフだ。

うーん、分かるなあ(笑)。

「慶早戦」は1勝1敗

2010年05月31日 | 大学

「慶早戦」の2日目は、4―2で早稲田の勝ち。

これで慶応では、31日(月)が付属校までを含む全学的な休講日となる。

リーグ優勝が決まる第3戦の応援に行きなさい、ということだ。

そういえば、私が学生の頃は、法政に江川がいて、慶応は優勝に縁がなかったなあ。

当時から、慶早戦は1勝1敗の展開こそが学生には理想的で、月曜日が休講になると喜んで遊びに行ったものだ。

すみません(笑)。

さて、11季ぶり32回目の優勝は、本当に実現するんだろうか。


「慶早戦」初日の勝利

2010年05月30日 | 大学

北海道から帰宅後、早慶戦、いや慶早戦(笑)の応援に行っていた息子から、観戦報告を受ける。

2対1で勝ったそうで、まずは、よっしゃ!

日曜も勝てば、久しぶりの優勝だ。

がんばれ!


東京六大学野球リーグ最終週第1日は29日、神宮球場で早慶1回戦を行い、慶大が早大に2-1で先勝し、2004年秋以来の11季ぶり32度目となる優勝へあと1勝とした。

早慶の直接対決で勝ち点を奪った方が優勝となる。慶大は四回に高尾康の二塁打で先制し、左腕の竹内大が九回途中まで1失点と好投した。早大はエース斎藤が9三振を奪って2失点で完投したが打線の援護がなく、今季2勝2敗となった。
(産経ニュース 2010.05.29)

777で羽田へ

2010年05月29日 | 日々雑感

空港には晴天が似合う。

とにかく飛行機に乗るだけで楽しい(笑)。

だから、単身赴任時代の、6年間で500フライトも、全く苦じゃなかったなあ。

青空の新千歳空港から、JALのボーイング777で羽田へ。

お食事処「柳ばし」の人気メニュー

2010年05月29日 | 日々雑感

こちらは、毎晩「柳ばし」で夕飯を食べていた単身赴任時代に、新しいメニューとして登場したオリジナル料理の“名付け親”をさせていただいたもの。

その名も「サルサDEチーズササミ」。

うーん、我ながら、いいネーミングだ(笑)。

ササミのこんがり感と、サルサの酸味が絶妙で、「柳ばし」では名物の「メンチカツ」と並ぶ人気メニューに成長したのだ。

本日は、これを”お持ち帰り”に。

これまた、ごちそうさまです!

お食事処「柳ばし」でスペシャル定食

2010年05月29日 | 日々雑感

新千歳空港へ行く前に、千歳駅で下車。

今や“北海道の実家”みたいになっている、お食事処「柳ばし」へ。

遅い昼食というか、早目の夕食。

今日もまた、“ウスイ・スペシャル”ともいうべき特別メニューを出してくださった。

左から、
ウドのチャンプルー風
サルサソース
ウドみそ
みつばナムル

じゃがいもバジル風味ソース
漬物
ライス
アスパラ・イカ・エビ・トマトのバター炒め
味噌汁

ごちそうまさでした!

昭和20~30年代の“お宝”

2010年05月29日 | 本・新聞・雑誌・活字

「ほんわかどようび」終了後、いつもの古書・石川書店へ。

私が来るのを待っていたかのように(笑)、お宝コーナーには掘り出し物がいっぱいだ。

主に昭和20年代~30年代の“現物”である。


帝国政治雄弁協会:編「大衆政治の言論戦」(文華堂 昭和4年)
藤倉修一「マイク余談」(隆文堂 昭和23年)
欧亜研究所:編「ソ連の全貌」(白文社 昭和23年)
笠 信太郎:編「新聞の読み方に関する十二章」(中央公論社
 昭和29年)
石川達三「誰の為の女」(講談社 昭和29年)
大井 正「日本の思想」(青木書店 昭和29年)
伊藤慎一「外国の新聞」(同文社 昭和30年)
千葉雄次郎:編「新聞」(有斐閣 昭和30年)
荒垣秀雄:編「朝日新聞の自画像」(鱒書房 昭和30年)
戸川猪佐武「戦後風俗史」(雪華社 昭和35年)
亀井勝一郎「二十世紀基本の理想像」(三笠書房 昭和40年)


以上を入手。

晴天の札幌で、HTB「ほんわかどようび」生出演

2010年05月29日 | テレビ・ラジオ・メディア

今日の札幌は、昨日までの寒さから一転して、初夏の雰囲気。

街路樹の緑がまぶしく、美しい。

12時からHTB「ほんわかどようび」の生放送。

司会の谷口アナウンサーは、この番組の後から放送が始まる「日本ハムvs.阪神タイガース」の実況中継を担当するので、札幌ドームからの出演。

スタジオの巨大なちゃぶ台を囲むゲストは、モデルで歌手の阪井あゆみサンだ。

テレ朝のドラマ「同窓生」の主題歌「ex-lover」を歌っている。

ドラマ共々好調で、結構なことであります。


写真:
左から
古山紘平さん(SF革命)、
私、
吉田理恵アナ、
依田英将アナ、
阪井あゆみさん


「イチオシ!」で、iPadについてコメント

2010年05月29日 | テレビ・ラジオ・メディア

HTB「イチオシ!」のニュースコーナーで、iPadの発売が取り上げられた。

特にスポットが当たっていたのは電子書籍との関連だ。

コメントしたのは、紙の本との共存ということ。

本は、その中身(書かれている内容)だけでなく、本という存在そのものにも価値がある。

「紙の本」として欲しいものはあるし、「電子書籍」でいいや、と思う本もある。

また、「紙の本」としては出版されないものが、「電子出版」なら日の目を見るものもある。

紙の本が無くなることはないと思う。

一方で(同時に)、電子書籍は広がるはずだ。

今後、先日の京極夏彦さんのように、「両方を同時に出す」という形が増えるかもしれない。

本を書く側、本を出す側、本を読む側が、それぞれに選択していくことになる。

発売初日のiPadに触った

2010年05月29日 | テレビ・ラジオ・メディア

札幌市内のアップルストアへ。

店内で、発売初日のiPadに触ってきた。

なるほど、これかあ、という躯体。

700グラムだそうだが、重くはないけど、ずっと手持ちは辛そうだ。やはり机の上か、座って膝の上がいいかもしれない。

厚みはあまりなく、カバンに入れてもかさ張らないだろう。

さて、操作してみる。

画面は美しい。写真なんかが輝いている。この辺りはマックだなあ、と思う。

サイトを見る。画面も結構なサイズだから読みやすい。

指でつっ、つっと画面をなぞって、上下左右を読み回る。

触れた2本の指を開くようにすれば、画面は拡大。その逆も可能だ。ちょっと楽しい。

メール画面にも簡単に移行。Gメールやヤフーメールなどが並んでいる。画面の下には自動的にキーボードが現れた。

確認できなかったのは電子書籍だ。「ページをめくる感覚」を試してみたかった。

さてさて、その印象だが、かなり作りこんであるなあ、というのが実感。

何より楽しい。

パソコンともケータイとも違う、新しい感覚のツールだと思う。

必要かどうかはともかく(笑)、触っていると欲しくなるのだ。

BS2「MAG・ネット」をめぐって

2010年05月28日 | メディアでのコメント・論評

発売中の『週刊新潮』(6月3日号)。

TEMPO欄「テレビジョン」で、NHK-BS2「MAG・ネット~マンガ・ネット・ゲームのゲンバ」についてコメントしている。

記事としては・・・

この番組で、ある“コスプレイヤー”に関するタレコミを募集。

テレビを使った公開捜査みたいになった。

本人から「やめてくれ」のクレームがあり、NHKは番組でお詫びした、という話だ。


この番組、私は<オタクの殿堂>と呼んでいる(笑)。

マニアックといえば本当にマニアックな番組。

先日も、「オトコの娘(おとこのこ)」特集が、なかなか面白かった。

女装の実演講座も行われたのだが、よもや、スタッフ全員が女装で画面に登場するとはね(笑)。

番組全体は、若者文化なるものにも理解あり、を標榜したいのかもしれないけど、ちょっとやり過ぎの感も。

それに、「アキバ系だけ優遇するな」と他のカルチャーから声が上がったら対応するのかな? といったコメントをした。

詳細は、ぜひ本誌で。


札幌で2番組出演

2010年05月28日 | テレビ・ラジオ・メディア

というわけで、札幌に来ています。

涼しい。

気温は一ケタだし、道内の峠には、雪の予報も出ている。

日本も広いぞ(笑)。


今日28日(金)は、午前中がUHB「のりゆきのトークDE北海道」。

小樽特集だ。

伊藤整と小林多喜二の街だ。

午後はHTB「イチオシ!」。

定山渓特集がある。

報道ネタも飛び込んでくる可能性あり。

どちらも生放送です。


写真は「トーク」。

左から、司会の佐藤のりゆきさん、私、フリーアナの野宮範子さん、リポーターのみのわ直人さん。

シャッターを押してくれたのは“UHBのオトーサン”こと石渡プロデューサーなのだが、なんと、のりゆきさんの隣にいるはずの水野悠希アナが映っていないのだ。

ダメじゃん、石渡さん!(笑)

『JAL崩壊』を読んで羽田へ

2010年05月27日 | 本・新聞・雑誌・活字

日本航空・グループ2010『JAL崩壊~ある客室乗務員の告白』(文春新書)を読んだ。

最近、あまり伝わってこないが、債権、いや再建は進んでいるんだろうか。

本の帯には「怒りのステュワーデス、嘆きのパーサーがすべて暴く!」とある。

なるほど、パイロットたちの金銭問題・女性問題・組合問題から、身内であるCAに関してもトホホなエピソードが並ぶ。

特に、社内でのパイロットは、人命を預かるという名目で、ずっと“王様”というか“神様”扱いだったことが分かる。

でも、それやこれやで会社が潰れたわけで、いち航空機ファンとしては複雑な思いだ。

さてさて、今日も授業終了後、夜の便で札幌へ向かう予定。

飛行機は、もちろんJALです(笑)。

民放の“制作費大幅削減と黒字決算”についてコメント

2010年05月26日 | メディアでのコメント・論評

26日付『日刊ゲンダイ』の「民放の制作費削減と決算の関係」についての特集記事。

各局が“黒字決算”となったことに関して、コメントをしている。


見出し:
「番組の質を低下させるような
コストカットはやらない」
制作費大幅削減で黒字決算の民放キー局はNHK福地会長の言葉をどう聞く!?

記事本文:
先週で民放各局の09年度決算が出揃った。

赤字はTBS(約23億円)だけで、それ以外の4局は黒字になったが、黒字決算を支えたのはおしなべて制作費の大幅なカット。

受信料収入が伸び悩んでいるNHKの福地茂雄会長があえて「放送の品質を絶対に落としてはならない」「いい放送をするためにコストカットは絶対やらない」と明言しているのとはまったく対照的で、09年度の民放は番組の質よりも“儲け”に走ったわけだ。

これでは番組の中身でNHKに太刀打ちできないのは当たり前。今後も差は広がる一方だろう。

そこでまずは各局の内訳を確認すると――。

前期に開局以来初めて純損益が赤字になったテレビ朝日は30億円の黒字を確保。

日本テレビは前期比3倍増の165億円、フジテレビは前期比55%減だが74億円。テレビ東京は11億円の黒字と“好成績”になった。

各局の番組制作費はというと、TBSは105億円カットして1050億円。早河洋社長が年間200億円のコスト削減を目標に掲げていたテレ朝は、146億円の756億円。

日テレは175億円カットの947億円、フジは53億円カットの1049億円、テレ東は73億円カットの335億円といった具合。

いかに、番組制作費の削減が企業利益に貢献したかを物語っている。

「制作費の削減分がそのまま赤字の穴埋めになっただけ。黒字だからといって喜んでいられる状況じゃありません」というのは上智大学教授(メディア論)の碓井広義氏だ。

「制作費の安いお手軽なクイズ番組や雑学番組ばかりでは、視聴者はソッポを向く。その結果、見応えのある番組の多いNHKに“お客”が逃げるという悪循環です。

“NHKは受信料収入があるから”というのを言い訳にしていたら、民放とNHKの差は開くばかり。

制作費を削る前に高額の役員報酬や給料を減らすとかやることはある。自分たちは痛い思いをせずに商品の質を下げて黒字を出すような経営が、長続きするはずがありません」

民放幹部は福地会長の声をどう聞くのか。
(日刊ゲンダイ 2010.05.26付)