碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

「日清のどん兵衛」CM、どんぎつねの新たなお相手

2021年11月30日 | 「日経MJ」連載中のCMコラム

 

 

どんぎつね、今度のお相手は・・・

日清食品

日清のどん兵衛「東西だし比べ」篇

 

振り返れば、今年の芸能界は結婚ラッシュだった。有吉弘行さん&夏目三久さん、林遣都さん&大島優子さんなどだ。そうそう、星野源さん&新垣結衣さんのカップルもあった。実にめでたい!

この中で一番気になったのが星野さんの結婚だ。いや、正確には「日清のどん兵衛」CMの相方、どんぎつね(吉岡里帆さん)の気持ちである。何しろ交際は4年も続いたのだ。年越しそばもずっと一緒に食べてきた。

押しかけ女房のような不思議な存在だが、その関係が微笑ましかった。まさか星野さんが他の女性と結婚するなんて思ってもいなかっただろう。しかも花嫁はガッキーだ。どんぎつねも祝福するしかない。

どうしているかと心配したが、杞憂だったようだ。新作CMではちゃんと次の相手を見つけていた。お笑い芸人、こがけんさんだ。

星野さんと同じメガネ男子で、無類の「どん兵衛」好き。ただ、少々調子に乗りやすい。「俺の時代!」などという自惚れは困りものだが、どんぎつねの幸せそうな顔が見られるだけで十分だ。

(日経MJ「CM裏表」2021.11.29)

 


実相寺昭雄監督、没後15年の命日

2021年11月29日 | 映画・ビデオ・映像

 

 

今日

11月29日は、

実相寺昭雄監督

没後15年の命日です。

 

もう15年なのか、

まだ15年なのか。

 

たとえば

実相寺昭雄研究会で、

私を含め

監督と接してきたメンバーが

集まれば、

実相寺昭雄は

常に「現在形」で語られます。

 

冥界の監督は

「おいおい、いつまでやってんだ」と

笑うかもしれませんが、

まったく

過去の人ではありません。

 

そういう存在を

持てたことの幸せを、

15年が過ぎた今も

感じています。

 

実相寺昭雄

2006年11月29日、没。

享年69。

 

合掌。

 


言葉の備忘録251 まぎるる・・・

2021年11月29日 | 言葉の備忘録

真昼の月 2021.11.28

 

 

 

まぎるる方なく、

ただひとりあるのみこそよけれ

(誰にも心を乱されず、

 一人でいることこそよい)

 

 

吉田兼好 『徒然草』 第七五段

 

 

 


【気まぐれ写真館】 らくよう

2021年11月28日 | 気まぐれ写真館

2021.11.27


言葉の備忘録250 いつも通りの・・・

2021年11月27日 | 言葉の備忘録

2021.11.26

 

 

 

いつも通りの日常を

過ごしているときに、

予兆とか警告の唐突さに

どう向き合えるかが

重要なんだ。

 

 

脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣

『巨神兵東京に現わる 劇場版』

 

 


「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」運命の人に出会えた“姉妹”の物語

2021年11月26日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

 

 

NHKよるドラ

「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」

運命の人に出会えた“姉妹”の物語



最近、姉妹といったら「こまどり姉妹」でも「叶姉妹」でもない。断然「阿佐ヶ谷姉妹」である。


特にネーミングが傑作だ。これが「二子玉川姉妹」や「京成高砂姉妹」だと全く違うイメージになってしまう。「純情商店街」や「文士村」といった言葉も思い浮かぶ地名にほっこりするのだ。

よるドラ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(NHK)の原作は、姉妹が書いた同名エッセイ集。演劇の養成所で知り合った2人の女性が、疑似姉妹としてお笑いコンビを組んでいる。でも、まだ売れてはいない。

それぞれ阿佐ヶ谷で暮らしていたが、やがて姉・渡辺江里子(木村多江)の部屋に、妹・木村美穂(安藤玉恵)が転がり込む形で、6畳一間の同居生活が始まるのだ。

どちらもちょっとヘンだが、おっとりした犬型の姉とマイペースな猫型の妹。性格の「差異」は歴然だ。そこから生まれるユーモアとペーソスを、木村と安藤が大仰ではなく自然に表現していく。

たとえば、当初は枕を並べて寝ていた2人。妹が「仕事でも家でも一緒。寝るときまで同じ顔を見るのは辛い」と言い出し、布団を180度回転させるエピソードなど、じわじわとおかしい。

かつて同じ養成所で仲間だった女性が「私にとっての江里子や美穂に出会っていたら、人生違っていたかも」と言っていた。世間ではそれを“運命の人”と呼ぶ。

(日刊ゲンダイ「テレビ 見るべきものは!!」2021.11.24)

 


三島由紀夫、51年目の「11月25日」 合掌

2021年11月25日 | 本・新聞・雑誌・活字

 

今日は11月25日。
三島由紀夫の命日です。

毎年この日には、
三島に関連する本を読んできました。

たとえば、
昨年は
井上隆史『暴流(ぼる)の人 三島由紀夫』
などです。

今年は、
三島本人の文章にしました。

 

『蘭陵王(らんりょうおう)

 ―三島由紀夫 1967.1~1970.11』

 

この本には、
1967年(昭和42年)1月以降に発表されたエッセイの中から、
単行本未収録だったものが
すべて収められています。

ちなみに
私の手元にあるのは初版で、
発行は71年5月6日。

前年の11月に亡くなった三島自身は
この本を目にしていません。

1967年(昭和42年)の
「年頭の迷い」というエッセイには、
この年に自分が満42歳になること、
40歳になったら
「せめて地球に爪跡をのこすだけの仕事」に
着手したいと思い、
大長編にとりかかった、
とあります。

後の『豊饒の海』全4巻です。

「この大長編の完成は早くとも5年後のはず」で、
「そのとき私は四十七歳になって」いる。

そして、
「もはや花々しい英雄的末路は
 永久に断念しなければならぬ
 ということだ」
と続きます。

実際の三島の死が、
「英雄的末路」だったかどうかの評価は
様々にあるでしょう。

この文章を書いてからの数年間で、
三島が何を断念し、
何を断念しなかったのか、
それは分かりません。

ただ、
三島が47歳を迎えることはなかった
という事実があるばかりです。

1970年(昭和45年)11月25日、
三島由紀夫 没。
享年45。

合掌。

 

 


11月25日(木) 見たいと思っているテレビ番組

2021年11月25日 | テレビ・ラジオ・メディア

 

 

NHK クローズアップ現代+

2021年11月25日(木)よる10時

“特例貸付1兆円”
生活再建は進むのか

 

コロナ禍で生活に困窮した人たちに

最大200万円を無利子で貸し付ける

国の制度「生活福祉資金の特例貸付」。

その利用は約290万件、

貸付額は1兆2700億円に上る。

しかし今、

満額まで借りても

苦境から抜け出せない人たちが窓口に殺到。

以前は安定した収入のあった人が突然困窮し、

貸付だけでは生活再建できない現実が見えてきた。

申請の際の丁寧な相談支援が省かれ、

生活状況が把握されないまま

貸付が行われてきたことも明らかに。

特例貸付の現状を徹底取材、

あるべき支援の形を考える。

出演者

角崎洋平さん(日本福祉大学准教授)

堤 未果さん(国際ジャーナリスト)

井上 裕貴 (アナウンサー)

<番組サイトより>

 


【気まぐれ写真館】 バンピーシスターズ、「サザン」を歌う

2021年11月24日 | 気まぐれ写真館

bumpy=でこぼこの/不安定な/浮き沈みのある


【気まぐれ写真館】 11月の銀座夕景

2021年11月24日 | 気まぐれ写真館

Nov.2021

 


言葉の備忘録249 幸運とは・・・

2021年11月23日 | 言葉の備忘録

2021.11.22

 

 

 

幸運とは雨でなく種だ。

地にまいて育てるものである。

 

 

鈴木輝一郎『戦国の鬼 森武蔵』

 

 


【気まぐれ写真館】 旭川の空

2021年11月22日 | 気まぐれ写真館

旭川空港

Nov.2021


『黒板五郎の言葉』重版出来(じゅうはんしゅったい)!

2021年11月21日 | 本・新聞・雑誌・活字

おかげさまで「2刷」です。感謝です!


【気まぐれ写真館】 富良野の空

2021年11月20日 | 気まぐれ写真館

空知川

  Nov. 2021


【気まぐれ写真館】 「富士」に「鶴」

2021年11月19日 | 気まぐれ写真館

羽田  Nov. 2021