碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

札幌は暑いです

2012年06月30日 | テレビ・ラジオ・メディア

札幌に来ています。

連日、気温が30度近くもあり、夏か!と思うほど。

昨日(金)は、「イチオシ!」でした。

覚せい剤容疑者の逮捕→逃走→再逮捕の話題をはじめ、地井武男さん逝去、松たか子さん映画などでもコメント。


  MCの森さやかアナウンサーと、ヒロ福地さん








日刊ゲンダイで、ロンドン五輪「女子アナ」について解説

2012年06月29日 | メディアでのコメント・論評

日刊ゲンダイに、ロンドン五輪に起用される各局の「女子アナ」についての記事が掲載されました。

なるほど、こういう布陣かあ(笑)。

というわけで、記事の中で解説をしております。


ロンドン本番直前 
勝手に「女子アナ」五輪


来月27日の開催までちょうど1カ月のロンドン五輪。4年に一度のお祭りにテレビ各局が起用する女子アナは記事末尾の通り。

上智大教授の碓井広義氏(メディア論)は「注目度の高い“国家的イベント”だけあって、堅実かつ順当な人選の印象。なかなか見どころもある」と分析する。

ではジャッジを――。

まずはNHK。総合では前回の北京より30時間多い230時間を放送予定。開会式に広瀬智美、閉会式に鈴木奈穂子の局アナを2人起用し、現地中継キャスターにフリーの山岸舞彩を投入する。26日、その会見も行われた。同局が中継キャスターを派遣するのは五輪放送史上初の試み。注目の競技種目が目白押しの深夜帯にマイクを握る。

「ミニスカートでスポーツ番組を牽引してきた山岸はビジュアルは申し分なく、週末のスポーツニュースのメーンキャスターも2年目となり、知識もそこそこ。専門性に特化した広瀬、好感度の高い鈴木で脇を固め、トリオのNHKは全方位の完璧な布陣です」

民放キー5局の放送時間は計200時間以上。各局の女子アナの評価は――。

「顔と名前が一致しない入社2年目の日テレ徳島は、未知数の期待感がある。TBSの出水、フジの本田、平井、テレ朝の竹内はスポーツ担当が長く、それぞれ特色のある安全パイ。意外なのは再び若手ではなく30代の大橋を起用するテレ東。経験が豊富で、ハプニングにも柔軟に対応できる強みがあり、春から早稲田大学大学院のスポーツ科学研究科に進学した積極性も買われたのでしょう」

日刊ゲンダイ本紙の女子アナ五輪の予想は“金メダル”候補が山岸、対抗は大橋、穴が徳島といったところ。

ただ、記者会見に登場した山岸で残念なのが、ピンクのパンツ姿で美脚を封印していたこと。これには「五輪は屋外からの中継も多く、スポーティーな衣装になると思います」(中原常雄チーフプロデューサー)とのコメントがついた。ミニか、ホットパンツ姿で“場外”でも視聴者を楽しませてほしい。




◇名前/主な担当番組
【NHK】
◆広瀬智美(30)/「ニュースウオッチ9」スポーツ
◆鈴木奈穂子(30)/「おはよう日本」
◆山岸舞彩(25)/「サンデースポーツ」「サタデースポーツ」
【日本テレビ】
◆徳島えりか(23)/「Going!Sports&News」
【TBS】
◆出水麻衣(28)/「NEWS23X」スポーツ
【フジテレビ】
◆本田朋子(28)/「すぽると!」
◆平井理央(29)/「すぽると!」
【テレビ朝日】
◆竹内由恵(26)/「GET SPORTS」「やべっちFC」
【テレビ東京】
◆大橋未歩(33)/元「メガスポ!」


(日刊ゲンダイ 2012.06.28)


映画『愛と誠』の70年代

2012年06月28日 | 「東京新聞」に連載したコラム

東京新聞に連載しているコラム「言いたい放談」。

今回は、先日見た映画『愛と誠』について書きました。


1972年の「愛と誠」

三池崇史監督の怪作にして快作『愛と誠』を見てきた。まず梶原一騎原作による純愛一直線の劇画が、歌って、踊って、ケンカしてのミュージカル仕立てになっていたのに、びっくり。

また、七〇年代に「少年マガジン」の連載をリアルタイムで読み、実写の早乙女愛(同じ芸名の女優さんが演じた)を見て、「違うんだよなあ」とツッコミを入れていた者としては、劇画のヒロインにあまりに酷似した武井咲にも驚いた。早乙女愛の、あの髪型が似合う女優が私の生きている間に登場したことが奇跡だ。後はひたすら武井咲を眺めていればいい。

映画の舞台は一九七二(昭和四七)年という設定。太賀誠(妻夫木聡)の背後で怪しく光る「新宿の目」など、昭和の記憶を呼び覚ます記号が並ぶ。スケ番、金粉ショー、アンナミラーズ風制服、いずれも“七〇年代イコン”だ。

しかし最大の仕掛けは昭和歌謡曲の連打だろう。「激しい恋」「空に太陽がある限り」「夢は夜ひらく」などに拍手、「また逢う日まで」には合掌。出てきた曲を全部歌える自分に笑ってしまう。

劇中の早乙女愛は名門・青葉台学園の三年生だ。この年、私も地方の高校三年生。知らなかったとはいえ、愛と誠、「君のためなら死ねる!」の岩清水弘とも同期だったのだ。四十年後の今、彼らがどうしているのか、気になる。 

(東京新聞 2012.06.27)

学生たちのスタジオ収録、そしてロケ

2012年06月28日 | 大学

実習授業「テレビ制作Ⅰ」と「テレビ制作Ⅱ」、複数のチームそれぞれのスタジオ収録、そしてロケが続いています。





















所ジョージはフシギな大物!?

2012年06月27日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

『日刊ゲンダイ』に連載している番組時評「TV見るべきものは!!」。

今回は、テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」について書きました。

本文にもありますが、ほんと、所ジョージは不思議なタレントさんであります(笑)。


改めてこの人の存在価値が分かった

先週の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(テレビ東京)は世界の達人スペシャルだった。登場したのは千葉のターザンと呼ばれる猛獣扱いの達人、中国取材による鉄球を吐き出す達人、沖永良部島の地下世界を案内する洞くつ探検の達人など。

いずれも披露してくれたスゴ技もさることながら、彼らのほのぼのとした人柄、“変わったおじさん”ぶりが楽しかった。それが仕事なのか遊びなのかはよくわからないが、見ていてつい笑ってしまう。そう、まるで所ジョージみたいだ。

思えば所は不思議なタレントである。たけし、さんま、タモリなどと並ぶビッグネームだが、妙な大物感はない。

この番組でも画面の中の所は偉ぶらず、リキまず、前に出過ぎない。進行は局アナの大橋未歩、トークは東貴博や清水ミチコたちパネラーが担う。それでいて「しゃべらせてやってる」感はないのだ。

所の価値は、彼がそこにいることで生まれるやわらかな空気、自由な雰囲気にある。背景となるのは、仕事だけでなくプライベートの時間も大切にするライフスタイルだ。クルマやバイクなど自分の好きなことにはお金もエネルギーもつぎ込む。

今年57歳になった所の「無理をせず、自分の得意技の範囲で勝負する」生き方は大いに参考になる。まさに学校では教えてくれないトコロだ。

(日刊ゲンダイ 2012.06.26)


J-CASTニュースで、新聞の「消費税軽減要求」についてコメント

2012年06月26日 | メディアでのコメント・論評

活字文化議員連盟による「声明」に関して、J-CASTニュースの取材を受けた。

そして、あっという間に記事の掲載(笑)。

いつもながら、このスピードには感心します。


食料品と同様に新聞を特別扱いせよ! 
主要紙が議員と手組み、消費税軽減要求


消費増税をめぐる攻防が国会内で激しさを増すなか、「新聞や出版物の税率引き上げは許さない」と、超党派の国会議員でつくる「活字文化議員連盟」が声明を発表した。

大手紙トップも意見表明し、「頭脳にとってのコメ」である新聞への軽減税率適用を主張した。しかし「紙面上で『増税やむなし』の論調を出しながら、自分たちだけ税率を下げろというのか」と批判する声もあがっている。

「知識課税は避ける」欧州を「大いに参考にすべき」

民主党の山岡賢次副代表や自民党の川崎二郎衆院議員らによる活字文化議員連盟は2012年6月20日に総会を開き、声明を発表した。

新聞や書籍に対する消費税率引き上げについて「国民の活字離れを加速させ、これからの日本を支える人づくりはもちろん、地域づくりや国づくりにも悪影響を及ぼしかねない」と反対の意向を示した。

根拠として、フランスやドイツの事例を紹介。新聞や書籍は食料品と同様に税率をゼロとしたり、標準税率よりも低い税率を適用したりしていると説明する。

欧州では新聞や出版物を「民主主義のインフラ」とみなし、「知識課税は避ける」という理念と伝統があり「わが国も大いに参考にすべきものだ」と提言。そのうえで、新聞と出版物の消費税率引き上げに「断固として反対」し、現行税率の維持を求めるとしめくくった。

連盟の総会に出席した日本新聞協会会長の秋山耿太郎・朝日新聞社長は、「インターネット社会で情報が氾濫している」現在、正確な情報と世論形成力、国民の浸透度などから「新聞の役割は重要」と発言。

白石興二郎・読売新聞社長は、かつて売上税創設構想の際に、当時の中曽根康弘首相が「新聞は頭脳にとってのコメ」なので軽減税率の項目のひとつに加えて当然との話があったことを取り上げた。その際は実現しなかったが「新聞が日本の活字文化にとってコメであると改めて訴えていきたい」と強調している。

主要紙や大手出版社が、議員と同調して「新聞・書籍の消費税率アップ反対」の大合唱だ。この姿勢にインターネット上では、大手メディアに対する厳しい意見が出ている。

ツイッターを見ると、「自分の業界の税金を下げろって、誰でも言いたいよ」「新聞より食料品の税率を下げて」「マスコミだけが特別扱いなんて理解は得られない」とバッサリ。

上智大学文学部新聞学科の碓井広義教授(メディア論)はJ-CASTニュースの取材に、「大手マスコミは、読者に向けて『今、消費増税していいのか』という根本的な議論を喚起すべき大事な時期なのに、自分たちの業界だけ『知識課税するな』で押し通そうとするのは無理があるのではないか」と指摘する。

10代の新聞閲覧時間は1日10分未満

碓井教授は、そもそも新聞は「社会の木鐸」として権力を監視する立場にあるはずなのに、議員と手を組んで「新聞の税率を上げるな」と主張している点を疑問視する。

ネット上の意見を見ると、「新聞は消費増税に同調しているようだ」との見方をする人も少なくなく、「自分たちだけは軽減税率を求めるなんて」と呆れる声もちらほら聞かれる。

例えば毎日新聞は2012年6月10日の朝刊で、「軽減税率の導入に動け」との社説を掲載した。低所得者ほど相対的に負担が重くなる消費税の逆進性を取り上げ、その緩和策として軽減税率の有効性を説明しているものだ。

食料品や水道水と並んで「知識課税を避ける」欧州の事例をわざわざ取り上げ、新聞や書籍がどのような税率になっているかをつづっている。

読売新聞も5月19日付朝刊社説で、軽減税率を「低所得対策の有力な選択肢だ」と紹介。文章中、生活必需品のコメや生鮮食品と並んで「活字文化を担う新聞、書籍」などに対象を絞り込めば「政府が懸念する税収の大幅な落ち込みにはならないのではないか」と主張した。

だが新聞が今日でも、水やコメのように人々の生活に欠かせないものと言えるかどうかは微妙だろう。

碓井教授が教える学生で紙の新聞を読んでいる割合は、「壊滅的」と言えるほど少ないという。「今の若い世代は、中身が優れていれば多少高額でも購入するもの。新聞を購読していないのは、お金を払ってまで読む必要がないと考えているからでしょう」

博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所が2012年6月13日に公表した「メディア定点調査2012」を見ると、東京地区におけるテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、パソコンや携帯電話からのインターネット接続を合わせた1日のメディア接触時間の合計は、2008年と比べて2012年は32.1分増えているが、新聞の閲覧時間は28.5分から24分と逆に減少した。

特に15~19歳は、男性が8.9分、女性4.9分と10分を切っている。働き盛りの30~39歳でも男性16.5分、女性14.1分と低迷していた。

(J-CASTニュース  2012.06.25)

TBS「ATARU」の最終回

2012年06月25日 | テレビ・ラジオ・メディア

TBS「ATARU」が最終回を迎えた。

毎回、櫻井武晴のオリジナル脚本はしっかりしていたし、中居正広もはまり役だった。

何より、今期7本も並んだ警察モノの中では、かなりいい出来の1本。

最後は、ちょこざい君(中居正広)が、お世話になってきた栗山千明(好演)と彼女の家族に対して、いわば“恩返し”をしたわけで、後味のいい幕切れでした。

唯一、タモリの登場は、ちょっと余計だったけど(笑)。





週刊新潮で、テレビ放送「一時停止」に関してコメント

2012年06月25日 | メディアでのコメント・論評

発売中の「週刊新潮」最新号に、テレビが視聴者に節電を訴えるなら、自らも放送の一時停止などやってみたらどうか、という特集記事が掲載された。

とても「週刊新潮」らしい内容で、思わず苦笑い。

この中で、コメントしています。

見出し:
聡明な「キャスター」は原発再稼働にご不満
ならばなぜ「テレビ放送」一時停止で
節電を言わないのか!


リード:
やっと決着した大飯原発再稼働問題だが、“聡明な”テレビキャスター諸氏は、原発再起動にご不満な様子。

だが、そもそもは深刻な電力不足解消の問題が発端である。

ならばなぜ、節電のためのテレビ放送の一時停止を言わないのか。
こういう人を口舌の徒と呼ぶ。


・・・・記事はまず、テレ朝「ニュースステーション」古舘伊知郎、NHK「ニュース9」大越健介、フジ「とくダネ!」小倉智昭、TBS「朝ズバッ!」みのもんた、といったキャスターたちの“原発再稼働にご不満”な発言を並べる。

次に、作家の麻生千晶さんの「もし、テレビ局が原発の再稼働にあくまで反対すると主張するなら、電力不足を解消するために、まず自ら、テレビ局が昼の放送を休止するなどの実効のある手段を講ずるべき」といったご意見。

そして、私のコメントになっている。

夏の電力消費のピークが午後1時から4時までの3時間だが、上智大の碓井広義教授(メディア論)はこう言う。

「民放の昼の時間帯は、再放送枠といわれています。何かの番組で埋めなければいけないので、勢い、ドラマの再放送や通販番組になる。

余力のある局は、生活情報番組を流していますが、どうでもいいような内容のものばかりです。

ニュースを見たければ、夕方の報道番組を見れば事足ります。この時間帯の放送を休止すれば、相当な節電効果が得られることは間違いありません」



・・・・この後、記事は実際の節電効果を試算した結果を挙げていく。

これがなかなかの数字(笑)。

午後1時から4時までのNHKと民放5局を合計した平均視聴率はおよそ30%。つまり、約550万世帯がテレビを見ていることになる。

テレビ1台当たりの消費電力を220ワットとすれば、全体で1時間当たり121万キロワットが消費されている。

実に大型の原発1基分。全国では3基分以上という計算になるはず。

テレビを一時停止すれば、節電効果は抜群だが、夏といえば、甲子園の高校野球の中継である。


・・・・ここからは甲子園野球に関する辛口の意見が並ぶ。

さらに、テレビ放送の一時停止に対するNHKと民放連、それぞれの回答が。

NHKは「公共放送として、災害時に状況を正確・迅速に伝える責務があり、即応できるよう常に放送を行っています」。

民放連は「電力ピーク時に放送を休止することはできません。テレビ局の責任放棄になってしまいます。暑い日に電力が不足する恐れがある場合、大停電を避けるために、それ(電力不足)を知らせなければいけません」。

NHKも民放も放送の一時停止などまるで考えていないようだ。これではキャスターがいくら節電を呼びかけても、説得力などあるはずもない。

(週刊新潮 2012.06.23号)




北海道新聞で、「日ハム中継高視聴率」現象について解説

2012年06月24日 | メディアでのコメント・論評

『北海道新聞』に、北海道における「日ハム中継高視聴率」現象についての記事が掲載された。

セ・パ交流戦終了時で、日ハム中継は在札の地上波6局全体で44試合あり、20%超えが28試合。全体平均で22.4%だ。

この数字は、地元球団を持つ他の地域と比べても突出しており、北海道ならではの理由を探った記事になっている。

道内各局の編成の談話が並び、別枠で私の解説がある。


上智大・碓井広義教授(メディア論)
「元気を」道民の思い重なる


北海道では長い不況感のもと、元気につながるものを求める潜在的願望が年々強まる中、日ハムの活躍に道民の思いが直結してきた。他地域に比べて高い地元球団への期待感は視聴率に反映されている。

ダルビッシュ不在となった今季、自分たちが支えなければという思いはより強まった。テレビを通じて応援すれば、それに応えてくれる好循環もあって、視聴がさらに増えたのではないか。

加えてここ数年、朝夕の情報ワイド番組は日ハム情報を目玉企画として扱ってきた。この時間帯の主な視聴者は主婦を中心とする女性層で、いわば道内局がこぞって日ハムの女性ファンを育ててきたことも大きい。

またキー局の制作費削減や番組制作力の低下などもあり、全国ネットの人気番組は少なくなっている。そんな中、道内各局にとって、日ハム中継はとても魅力的な“地域コンテンツ”だ。ゴールデンタイムのキー局発のネット番組を差し替えてでも放送したいという道内局の思いは当然だろう。

テレビは「県域免許」によって放送されており、もともと地域とのつながりが深いメディアだ。かつては非常に中央集権的だったキー局と系列ネット局の関係も変化してきており、今後は地方局による独自編成の番組が増えていくだろう。

道内局が地域との共生を目指す上で、日ハム中継や関連番組は大きなきっかけになる。中継のスポンサーも単に広告宣伝だけでなく、道民と同じ目線で地域球団を応援しているという一種のメセナ感覚になってきているように思う。今後、中継を支えるためにも、この傾向が強まることは、視聴者、テレビ局、スポンサーの三者にとって理想的な形だ。

(北海道新聞 2012.06.23)


今朝の「イチオシ!モーニング」報告

2012年06月23日 | テレビ・ラジオ・メディア

今朝の「イチオシ!モーニング」も、おなじみの元気な顔がそろっていました。

MCの依田アナと木村愛里さん。





野球解説の岩本さん。

ほんとに、いつもパワフル(笑)。





私は、北海道新聞に載っていた「日ハム戦の視聴率好調」の記事、
小泉今日子さんの放送文化基金賞受賞などについてコメントしました。

今日も4月並みの気温で涼しい北海道ですが、来週からは青空と太陽の夏だそうです(笑)。


金曜の「イチオシ!」、土曜の「イチオシ!モーニング」

2012年06月23日 | テレビ・ラジオ・メディア

HTB北海道テレビのロビー横。

喫茶コーナーが、大幅にリニューアルされていました。

全体が局のキャラクターである「on(おん)ちゃん」一色で、びっくり(笑)。














生放送の「イチオシ!」では、民主党の内紛などについてコメント。

また、楽しみにしていた小樽のアイスクリーム物語は、なかなか見ごたえがありました。

スタッフの熱演にも拍手(笑)。



今後、「北海道タイムスリップ・シリーズ」として、道内各地の歴史を掘り越していくことになるそうです。


それから、ゲストは君島十和子さんでしたが、実は、まだ吉川十和子さんだった頃に、私のプロデュース番組に出演してもらったことがあります。

本当に久しぶりの再会。

変わらぬ雰囲気はさすがでした(笑)。






えーと、土曜の朝は、7時から「イチオシ!モーニング」に出演です。

予定のラインナップは・・・・

【ニュース・新聞】
・民主党分裂騒ぎ
・道議会でHAC北海道エアシステム支援問題論戦
・看護師殺害の続報など。

【スポーツ】
・ファイターズとソフトバンクの3連戦初戦の模様。
・リーグ戦再開ということで、ロッテ戦など他チームの結果も。

【芸能】
・第38回放送文化基金賞贈呈式 小泉今日子 本木雅弘など。


本日、HTB「イチオシ!」に出演

2012年06月22日 | テレビ・ラジオ・メディア

昨夕、大学でゼミを終えて、羽田空港から札幌へ。

本日、22日(金)午後3時45分から、HTB「イチオシ!」に生出演です。

楽しみなのは、特集で予定されている「小樽アイスクリーム物語」だ。

「イチオシ!劇団(スタッフが熱演?)」による歴史モノです。

大正時代に小樽に生まれた「アイスクリーム専門店」のお話で、偶然の出会いと困難を乗り越えた「北海道のアイスクリームの祖」の半生に迫るそうです。

北海道はアイスクリームも美味いんだよなあ。

見るより、食べたい(笑)。

ゼミのゲストに、「めちゃイケ」飯村徹郎プロデューサー

2012年06月22日 | 大学

フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」の飯村徹郎プロデューサーが、
ゼミのゲストとして来てくれた。

飯村Pは、私の慶応SFC時代、初期の教え子の一人。

仕事の合間を縫って駆けつけてくれたのだ。

ありがとう!

聞けば、フジに入って、もう16年になるという。

そりゃ、番組制作の中核を担う立場になるわけだ(笑)。

演出とは何か、という話から、テレビ業界への就職まで、フランクな
人柄そのままにゲストレクチャーを展開してくれた。

果たしてゼミ生たちは、どんな刺激を受けたのか。


早くも「卒業写真」の撮影

2012年06月22日 | 大学

今年もまた、この時期に、「卒業写真」の撮影が行われた。

なんだか早いよなあ(笑)。

就職活動を続けていたゼミ生から、「決めました」「決まりました」の報告を受ける。

おめでとう!

そして、おつかれさん。

これで本格的に卒論へと向かえるね(笑)。

もちろん継続中のメンバーもいて、明日(というか今日、金曜日)が某局のアナウンサー試験の最終だという。

最終まで残ったら、後はもう運。

でも、運も実力の内。

がんばっておいで(笑)。


「再現」という演出手法をめぐって

2012年06月21日 | 大学

「メディアと文化」の授業で、ドキュメンタリーについて話をした。

特に、「再現」という演出手法をめぐっては、様々な議論がある。

「再現」が、ある枠を超えると、それは「やらせ」と呼ばれるからだ。

授業の中で、ケーススタディとしてプレビューしたのは、1992年に放送されたNHKスペシャル「奥ヒマラヤ 禁断の王国ムスタン」

この番組が、やらせ問題で厳しく指弾された当時のことが、強く甦る。

今では、どこでも見ることができない。

ドキュメンタリーにおける「再現」は、何が、どこまで許されるのか。

そもそもテレビが映し出す「事実」とは何なのか。

20年を経ても興味の尽きない1本を見ながら、あらためて考えている。