明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

お酒の神様は、私の両隣に微笑んだ・・・

2010-11-08 15:49:16 | 
昨日は、奈良にある酒蔵「梅乃宿」の蔵開き~

毎年行っていて、もう5年目になるのかな。
今年もあやととしくんと一緒に参加した。(二人は3回目)

いつもアルコール度数の違いをきき分けるクイズがあるので、今年もチャレンジ!
昨年は見事に当てたし、それも「なんとなく」ではなく、完璧に「分かった」ので、自信満々だった。

しかし・・・外れた!

チャンピオンベルトを剥奪されたボクサーのような気分になったと嘆いていたら、
「そんなまた大げさな・・・」と夫。
「防衛も簡単じゃないね」と、あや。(優しい)

最近ちょっと酒に対して不誠実だったかもしれない。
単に旨い、旨いと、それだけで飲んでいた節があった。
反省・・・(←真面目やな)
これからまた1年、気持ちを入れ替え、真面目にお酒をきいていこう。

まあ、アルコール度数なんて別にわからなくてもいいのだけど、当たると嬉しいのだ。
そう、遊びだからね、単純に、当たると嬉しい(景品のお酒も貰えるし)

きき酒クイズに外れたのは残念だったけど、単なる抽選会で、あやが銅賞の純米大吟醸を当てた!
このグループから当たったのは初めてだったので、盛り上がった

この抽選会、なんと最後に一斗樽が当たる。
あれが当たったら、友達をみんな呼んで飲み放題にしたら楽しいなぁと思い、いつも祈っているのだが、
そう簡単に当たるもんじゃない。

発表のとき、私が「当たれ当たれ」と祈っていたら、
隣にいた見知らぬおっちゃんが、「あんた、あれほしいんか?」と聞く。
(※この会場にいる人はほとんど軽く酔っ払っている)

「そりゃ、ほしいです~」と私。

では、発表です。と、司会者。ドキドキ・・・

「そうか。でも、そんな簡単には当たらんわな・・・」とおっちゃん。

「ん?! おおー!!当たった!当たった!」

ええ~?!

ほんまに?!

仲間にやいやい言われながら、ステージに上がるおっちゃん・・・
ああ、私の両隣にお酒の神様は微笑んだのだ・・・

ステージから降りてきたおっちゃんに、うらめしそうに「いいなー」と言ったら、
「さっき、発表の直前に、『もし当たったら、あんたにあげるワ』って言おうとしたんやで」
とおっちゃんが言う。
「惜しかったな」とニヤリ。

もっと早く言ってよ!!

無欲の勝利ってやつかなぁ・・・。

その後、パターゴルフでゆず酒を当て、有料試飲のところでBY12や杜氏の隠し酒を飲み、
お土産に梅ワインをもらって会場を後にした。

その後は、日本橋の「きき酒家」へ。
日本酒もいろいろあるけれど、とにかくワインの種類が多いお店で、
ワイン好きのとしくんとあやをいつか連れて来たいと思っていたのだ。
2人だと開けにくい5000円以上のボトルも、4人いれば開けやすいし。

やはり二人ともメニューを見て喜んでくれて、お店の人の意見もききながら、赤を2本開けた。
両方おいしいワインで、私も気に入った。
日本酒も頼み、料理に合わせて日本酒を飲んだり、ワインを飲んだり・・・
なんとも贅沢な時間を過ごした。

としくんも「ここはいいですな~」と気に入ってくれ、
料理もみんなまずまず満足してくれ、どんどん酒と食事が進んだ。

その後、扇町に連れて行きたい店があると夫が言うので、そこへ移動することに。
ただ、着いてみると、休み!!
夫はいつもツメが甘い・・・

仕方なく、その近くにあったお店へ入り、浜焼きセットなどを食べながらビールで乾杯。
ただ、私はその頃、眠気がピークになり、お店でうとうと・・・
それで、まだ10時にもなっていなかったけど、帰ることになった。(申し訳ない)

しかし、本当によく飲んで、いろんな人といっぱい遊んで、楽しい週末だったなぁ
こういう友達、人との繋がり、コミュニティを、大切にしたい。

人と「浅く広く」付き合うのが苦手で、普通の若者のように「遊ぶ」ことが苦手で、
20代前半くらいまでは一般人に混じれず、孤独を感じることも多かったけれど、
今になってみれば、少人数でも人と深く付き合ってきて正解だったと思う。
がっちりとした繋がりが、年を重ねていっても、緩まない。
それどころか、ますます固くなっていくような気がする。
しんどいときも、周りの人達の存在が、パワーをくれる。

さて。
週末で得たパワーでもって、また今週も仕事をがんばろう!

思いがけないカクテル試飲会

2010-11-08 14:27:01 | 
週末はよく遊んだ!

金曜の夜はめっちゃ久しぶりにこうちゃんと会った。
春以来だし、二人で会うのは今年初めて。
話が半年分たまっていたので、いくらでもしゃべれた。

こうちゃんは介護施設で働いている。
たまたま、私も介護施設のパンフレットの仕事が舞い込んできたところだったので、
聞きたかったことをいろいろ聞けたのもよかった。助かった。
やはり現場の人の声ってのは、違うなぁ。。。

高槻でご飯食べながら飲んで、その後はいつものように「7(Seven)」へ。
「7」は私とこうちゃんがもう6、7年は通っているバーで、二人で会うと必ず最後はここへ来る。
大人しか来ない落ち着いた雰囲気と、珍しいモルトがあるので気に入っている。
居心地がいいし、マスターとの距離感もちょうどいい。
一人でも行けるバーの1つだ。

機嫌よく飲んでいたら、マスターが、「そうだ、明日お時間ありませんか?」と私たちに言う。
京都三条にあるお店(マスターはこの7と、茨木のお店と、三条のお店の3店を経営)で
新しいカクテルの試飲会があるので来てくれませんか?とのこと。
「試飲会」といいながら、参加者がまだ1人しか見つかっていないのだとか・・・

土曜日は特に予定もなく、久しぶりに家でゆっくりして夫と夜は鍋でもつつこうかと思っていたので、
二つ返事で引き受けた。
「ふみこも誘おう」ということになり、メールしたら、それもOK。
「2日連続で会うなんて久しぶりやなぁ」なんて言いながら、
二人ともどんどんお酒が進み、結局、タクシーで帰った。

・・・翌日。

4時過ぎに駅で待ち合わせ。
こうちゃん、明らかに二日酔い・・・

確かにちょっと飲み過ぎた。
こうちゃん、ビール8杯とカクテル2杯。
私もビール1杯、日本酒3杯、ウイスキー5杯。

まあ、私はこれくらいでは大丈夫

こんな二日酔いで試飲会なんて大丈夫だろうか・・・と不安ではあったが、
ふみこも来て、久しぶりにこの3人で会えたのも嬉しかった。

三条のお店は「BAR STAGE.」という。
四条大橋を渡って、縄手通を上がって古門前通を東へ。
地下にあり、思っていたより広かった。4、50人も入れるという。

私たち以外にも数人集まり、カクテル試飲会のはじまりはじまり・・・
いただいたのは、
・紫ずきん(枝豆)と葛湯のホットカクテル
・丹波黒豆ときな粉のカクテル
・丹波栗と生姜のカクテル
そして、まだ開発途中という某京野菜のカクテル。(一応伏せておきます)

京都らしい食材を使ったカクテル、というのがコンセプト。
最初にいただいた枝豆のホットカクテルは、なんとお椀で登場!
なかなかのインパクトだ。
飲むというより、食べるカクテル。
味もおいしいし、冬にはいいかもしれない。あったまる~。
なんか、2、3日経ってから思い出したときに、「また味わってみたいな」と思い出すような、
そんなカクテルだった。

黒豆きな粉は、普通においしい。
「若い女性が好きそうやなぁ・・・」と私。
常におっさん目線なので、完全に自分はそのカテゴリーから外れている
「アルコールはあんまり・・・」という若い女の子を連れて来て飲ませてあげたいなと思ったが、
そんなことを言う女子と飲んでも楽しくないな、と思いなおした
このカクテルは本当においしかったし、「黒豆きな粉」という食材もそそられる人が多そう。
普通にヒットするんじゃないのかなぁ。

最後の丹波栗のカクテルは、一番期待していたのだけど、ちょっと期待はずれだったかな。
栗の食感が悪いし、「生姜」をうたっている割に、生姜が弱い。
ふみこは生姜があんまり好きじゃないというから気にならないみたいだったけど、
私のような生姜好きとしては、あえて「生姜」と書くからには生姜を楽しみたいもの・・・

最後の開発途中のカクテルは、決しておいしくないわけじゃないけど、
果たしてわざわざ注文する人がいるだろうかと疑問がわいた。

そんな偉そうな感想も、お店の人に聞かれるままに言い、
無料で4杯も楽しませていただいた。
さらに、帰り際には「貴重なご意見のお礼に」とスパークリングワインまでいただいた

なんか、こちらのほうが恐縮してしまう・・・

でも、役に立てれたのなら私も嬉しいし、珍しい物を食させてもらってよかった。
バーの場所もわかったので、これから京都で食事した後は使わせてもらおうと思う。

さて。

ちょっとおなかすいたな~ということで、先斗町で適当な店に入った。
軽くつまんでビールでも・・・程度だったので、目についたイタリアンのお店へ。

テーブル席に座ってビールを注文すると、店員さんがビールを運んできてこう言う。

「あちらのお客様からです」

ええっ?!
そんなドラマの中の台詞みたいなの、ほんまにあるの?!

見ると、入口で出逢ったおっちゃん。
店には少し不似合いな、スーツ姿で普通のサラリーマンの雰囲気。
年は、私たちの親世代くらいか。

「ありがとうございます~!」とお礼を言って、
「ほんま、今日はついてるなぁ」とみんなホクホク
4杯のカクテルに、スパークリングワイン1本、そして生ビール。
これだけいただいているのだから。

しばらくして、お客さんが増えてきたので、私たちはカウンターに移動させられた。
おっちゃんの隣になったので少し話していると、意外な事実が!

歌手の矢井田瞳さんのお父さんだという!

「ほんまもんですか?!」と失礼な質問もしたが、スーツには「矢井田」のネームが・・・
そして、お店の常連らしく、おっちゃんが頼むとヤイコのCDをかけてくれていたし、まさしく本物だった。

最後にガーリックトーストもご馳走になり、結局、ビール2杯とグラスワインを飲んで店を出た。
「なんか今日は面白い日やな~」
「いろんなものもらったな~」
「ネタ満載やな~」
と盛り上がって帰った。

帰宅すると、夫が疲れて寝ていた
「今日さ~、こんなことあってさ~」といろいろ話したが、ぐったりしていた・・・
そういえば、木・金と夫は東京出張で、お疲れモード。

す、すまん!
毎晩飲み歩く不良妻で・・・