地下鉄「蹴上駅」は通常乗降客の少ない駅であるが、4月6日の日曜日は春日和で、学校の休み・桜の季節・十石舟の運航など好条件が重なり、駅のエレベーターやトイレに行列ができる混雑ぶりを示す一日であった。
南禅寺に向かうトンネル道「ネジリマンポ」も人で埋まり、傾斜角15分の1・直線距離582mのインクライン道の桜トンネル下を散歩する人が列を作った。
混雑するインクライン傾斜道 花盛りを迎えた六勝寺の小道の山桜道
整備されてから30年余になる「六勝寺の小道(仁王門通と鴨東運河の間)」の葉芽の緑と純白な花の山桜の街路樹も大きく育ち、薄紅色のソメイヨシノが多いこの地区の中で存在感を示していた。また、定員を倍増して対応した今年の十石舟も、今日は午前中で終日分のチケットを完売する盛況であった。
今回の桜見物で、蹴上・岡崎公園地区は京都市内でも有数の桜の名所であることを再確認できたが、同時に観光地として整備の必要な箇所も確認することができた。
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