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チューリップ集団の配列の美 ゆり咲きチューリップの混色の美
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珍しい紫色のチューリップ 八重咲きのチューリップ
この日は八重咲きの桜が満開であり、「日本の森・植物生態園」内の新緑の美しさは格別であった。また半木の森に入ると、楓の新芽が池に映えてカメラ愛好家を集めていた。今回は白い花の山吹を見付けたが、京都府立植物園には季節に応じた珍しい発見があり、散策を楽しみにしている。
平成12年(2000)度から「堀川水辺環境整備事業」の検討が進められ、当時の桝本京都市長が発表した基本構想は
① 平成14~16年度……紫明通の新設導水路、親水設備工事
② 平成16~17年度……賀茂川サイホン工事
③ 平成18~19年度……堀川開渠部河道整備、親水設備工事
④ 平成20~21年度……二条城堀浚渫浄化工事
⑤ 平成22年度……………堀川から二条城堀への新設導水設備工事
という10年計画の大工事で、私は着工以来定期的に工事の進捗状況を見学し、7回にわたり経過を紹介してきた。現在少し遅延気味であるが、③の工事が進められている。
私がこの工事に期待するのは、「哲学の道」につづく「北白川疏水道」~「紫明雄」~「堀川」~「二条城堀」~「西高瀬川」という新しい水辺の散歩道が京都市中央部に完成することである。細部はホームページを参照していただくこととし、ここでは工事前と現在工事中の堀川の姿を紹介したい。
通常は枯れ川状態で水流はなく、コンクリート底であった堀川
セセラギの水路道(左側)と散歩道(右側)を工事中の現在の堀川
現在、堪木町橋以北の水路工事が8月中旬完成を目指して進行中であり、計画よりは若干遅れている。(2枚の写真は同じ場所ではない)
今年迎えた源氏物語千年紀に合わせ、平安講社と京都伝統産業交流センターが衣装や道具など未公開資料を含めた「時代祭展」を開催すると2月に予告していたが、岡崎の「みやこめっせ」の地階(京都伝統産業ふれあい館)」で下表のスケジュールで開催されることになり、第一回展を見学(無料)してきた。
開催期間 時代 内容
1 20-04-05~20-05-11 明治維新時代 維新勤王隊列・維新志士列
2 20-05-17~20-06-15 江戸時代―1 徳川城使上洛列
3 20-06-21~20-07-21 江戸時代―2 江戸時代婦人列
4 20-07-26~20-08-31 安土桃山時代―1 豊公参朝列
5 20-09-06~20-10-05 安土桃山時代―2 織田公上洛列
6 20-11-08~20-12-21 明治~平安時代 婦人列全て
7 21-01-04~21-02-08 室町時代―1 室町幕府執政列
8 21-02-14~21-03-08 室町時代―2 室町幕府風俗列・中世婦人列
9 21-04-04~21-05-10 吉野時代 楠公上洛列
10 21-05-16~21-06-14 鎌倉時代 城南流鏑馬列
11 21-06-20~21-07-20 藤原時代 藤原公卿参朝列
12 21-07-25~21-08-30 平安時代 平安時代婦人列
13 21-09-05~21-10-04 延暦時代 延暦武官参朝列・同文官参朝列
14 21-11-21~21-12-20 神幸列 神饌講社列・前列・神幸列・弓箭組・他
第一回は、平安講社第八社(中京区・朱雀学区)が担当する維新勤王隊で、時代祭の先頭を行く行列である。いただいた解説資料を読みながら展示品をゆっくり見学したが、行列の実地見学だけではわからない多くの新発見の連続であった。
解説資料(6ページ) 維新勤王隊の隊員人形と備品展示例
展示スケジュールは、今年から来年末まで14回の分割展示(時代祭が開催される10月と伝統産業の日のある3月を除く)であり、日本での最初の展示である。展示人形や解説資料が充実しており、カラー写真入りの解説資料を14回分まとめれば、時代祭のカラ-解説書が出来上がる。第一回目は5月11日まで開催しているので、興味ある方はぜひ見学してほしい。そして来年の時代祭を新しい知識をベースに見学したいと楽しみにしている。
地下鉄「蹴上駅」は通常乗降客の少ない駅であるが、4月6日の日曜日は春日和で、学校の休み・桜の季節・十石舟の運航など好条件が重なり、駅のエレベーターやトイレに行列ができる混雑ぶりを示す一日であった。
南禅寺に向かうトンネル道「ネジリマンポ」も人で埋まり、傾斜角15分の1・直線距離582mのインクライン道の桜トンネル下を散歩する人が列を作った。
混雑するインクライン傾斜道 花盛りを迎えた六勝寺の小道の山桜道
整備されてから30年余になる「六勝寺の小道(仁王門通と鴨東運河の間)」の葉芽の緑と純白な花の山桜の街路樹も大きく育ち、薄紅色のソメイヨシノが多いこの地区の中で存在感を示していた。また、定員を倍増して対応した今年の十石舟も、今日は午前中で終日分のチケットを完売する盛況であった。
今回の桜見物で、蹴上・岡崎公園地区は京都市内でも有数の桜の名所であることを再確認できたが、同時に観光地として整備の必要な箇所も確認することができた。