金沢の観光スポット体験レポート その219(No.383)
◇金沢の芭蕉句碑を訪ねる(4) 兼六園山崎山、上野八幡神社
7)兼六園山崎山(兼六園内)
天保期お三大家と呼ばれたひとり桜井梅室の筆による句碑
は元々は卯辰山麓にあったもので、明治16年(1883)に
現在地に移された。
この句はあまりにも有名で、この俳句の書かれた句碑がな
んと市内に3ヶ所もある。
・芭蕉句碑は弘化3年(1846)建立。
■写真は兼六園山崎山
「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」
■写真は芭蕉句碑
■写真は山頂の庵
8)上野八幡神社(小立野2-4-1)
上野八幡神社は源氏の名将の後胤にて空山と号し、能州天
平寺に在り、前田公の信任厚く、石動山法務取締役を命ぜ
らる。前田公天正12年(1584)金沢城に移城せらるるや、
空山も医王山を経て現地に往し、天平寺守護神八幡神を祀
る、山伏頭医王寺として奉仕し明治2年(1869)復飾す。
■写真は上野八幡神社鳥居
小立野の金沢大学工学部の横にある神社で、鳥居をくぐり
すぐの右手に芭蕉句碑がある。金沢小立野連中の建立で、
元は宝幢寺の境内にありましたが明治にこの地に移したと
言われている。
・芭蕉句碑は明治16年(1883)建立
「山さむし 心の底や 水の月」
■写真は芭蕉句碑
■写真は拝殿
■写真は拝殿内部