植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の芭蕉句碑を訪ねる(3) 願念寺、長久寺

2014-01-09 05:53:10 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その218(No.382)

◇金沢の芭蕉句碑を訪ねる(3) 願念寺、長久寺

5)願念寺(がんねんじ、野町1-3-82)

木一山願念寺は真宗大谷派のお寺で、創建慶長年間、万冶
2年(1659)現在地に移転。一笑(いっしょう)の菩提寺。

小杉一笑は金沢における蕉風の先駆をなした俳人。元禄2
年(1689)7月金沢入りした松尾芭蕉は一笑が前年の霜月
6日死去したことを知り慟哭(どうこく)。22日ここ願
念寺で催された追悼会で、芭蕉は「塚も動け・・・」とそ
の悲しみを詠んだ。 この前々年(貞亨4年)近江の人尚
白が撰した「孤松集」に一笑の句が194句も入集されている。
・芭蕉句碑は昭和42年建立。

■写真は願念寺山門



■写真は本堂



 つかも動け 我が泣く声は 秋の風 (芭蕉句碑)
 心から 雪うつくしや 西の雲 (一笑辞世句碑)

■写真は願念寺芭蕉句碑



■写真は願念寺一笑句碑



6)長久寺(寺町5-2-20)

鶴雲山長久寺は曹洞宗のお寺で、慶長13年(1608)白山に
建立。高畠石見守定吉の後室長久院のために栖覚寺を郊外に
ある大豆田高畠氏の下邸に建て長久寺と改めた。その後二回
移転し、延宝4年(1676)に野田寺町覚源寺の遺祉である現
在地に移り長久寺建立。
・芭蕉句碑は昭和63年(1988)建立。

「秋涼し 手毎にむけや 瓜茄子」 (芭蕉の句碑)

■写真は長久寺山門



■写真は長久寺本堂



■写真は芭蕉句碑