新年早々とんでもないことになりかけた話

新年おめでとうございます。
本年もどうぞご愛顧のほどお願い申し上げます。

怒濤のような年末年始がおわり、そろそろ日常が戻りつつあります。
お腹のサイズも緩みがち、気も緩みがちな中、kamokamoはとんでもない経験をしました。


それは

鉄道ガード下での「ガス欠」です。


正月明け、車であちらこちらに出かけたあと家族を空港まで送ることになりました。
年始の渋滞に巻き込まれ出発時間も迫ったため、ガソリン減少の警告ランプがついていたにもかかわらず、そのまま山の上の空港に送り届けました。

帰り道、ガソリン残量の針が完全に振り切れているのを発見。
エアコンやカーオーディオを切り、エコドライブで下山して最初のガソリンスタンドに入ることにしたのですが……あてにしていたスタンドがなんと廃業していたのです。

その後スタンドは見当たらず、とうとう市街地近くまで帰ってきてしまいました。
市街地に入ればスタンドはいくつもあるはずです。


しかし、
それを目前にとうとうエンジンが空回りして止まりかけてしまいました。
あろうことか、そこは大雨でよく水没する鉄道ガード下。

こんなところで動けなくなっては擂り鉢の底で立ち往生するようなもので、急角度の上り坂を車を押しても引いても上がることは困難です。

kamokamoは「お願い動いて！！」と念じながらもう一度アクセルを踏みました。

車の内燃機関がどうなっているのかさっぱり分かりませんが、幸運なことに再び動きだして蟻地獄の底からどうにか脱出することが出来ました。

それからも何度か止まりかけながらも、左ウインカーを出しながらヨタヨタ走っていました。


ほどなく、車はほとんど動かなくなってしまいました。
「万事休す」とハザードランプを点灯させて左に寄せ、どうしたものかと思いながらキョロキョロあたりを見回すと、
なな、なんと右手にこじんまりとしたガソリンスタンドがあるじゃありませんか！（最近出来たのか、今まで一度も利用したことがありませんでした）

「超ラッキー！！」

エンジンはまだどうにか生きており、アクセルを踏むと再びわずかに動いたので、車の往来が途切れるのを待って道をゆるゆると横断しガソリンスタンドに滑り込みました。

た、たすかったぁ～～



正月早々、JAFにごやっかいになるところでした。
これからは警告灯が点いたら早めにガソリン補給しなくっちゃ。

反省反省、大反省