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昨夜夜半から今日未明にかけて、大変激しい雨が降りました。
夏、夕立ちの時にたまに経験するような、バケツの水を引っくり返したような雨です。夕立ちならば数分後には小降りになるものですが、こちらは一向に止む気配がありません。ほぼ10秒おきに光る稲光りと絶え間なく轟く雷鳴が、豪雨の凄まじい音と共に延々と何時間も続きました。今までに経験したことの無い恐ろしい雨でした。

「水不足解消は有り難いけれど、このままだとかなりマズイんじゃないかな??」
などと考えながら、先日配付された地区のハザードマップを思い出していました。確かこのあたりは水害時には1~2m水没するはずだから、まぁ2階にいれば大丈夫かな…と考えながら、あろう事かまたグッスリと寝てしまいました。
幸い朝には雨は峠を越えていて、起きたらビックリ水の中ということはありませんでしたが、一度も酷い水害に遭遇した事がなければ、危機意識などこの程度です。

昔、近くを流れる1級河川は頻繁に氾濫し、このあたりもよく水に浸かっていました。長くこの町に暮らすおばあさんの話によると、川が氾濫しそうだという情報が町に伝わると、お母さんたちはご飯を炊き、ご飯を入れたお櫃を抱えて子供を連れて近くの高台に避難したそうです。
幸い、近年大規模な河川改修が行われ、以来氾濫はほとんど無くなりました。
街の中には水害の記憶を留め住民に注意を促すために「この高さまで水に浸かった」という石碑があるそうですが、今ではその石碑の存在すら知らない地元住民がほとんどです。(kamokamoもその石碑がどこにあるのか分かりません。)しかし、地球温暖化のこの頃、一体この先どんな災難が起こるか分かったものではありません。


過去の災害を教訓とせよと書いてある石碑といえば、安政南海大地震の際に大阪を襲った津波を記録した「大地震両川口津波記」があります。

「長い年月が過ぎ、これを伝え聞く人はほとんどいなかったため、今また同じように多くの人々が犠牲となってしまった。」と過去に起こった同じような災害を教訓とすることが出来なかった事を嘆き、

「犠牲になられた方々のご冥福を祈り、つたない文章であるがここに記録しておくので、心ある人は時々碑文が読みやすいよう墨を入れ、伝えていってほしい。」と結ばれていることが印象的でした。

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