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一時期に比べると格段に少なくなったように見える東日本の地震です。
まだまだ大きな余震や関東直下型地震の不安は続くけれど、大震災前後の一連の流れは西日本に住むkamokamoにとって東海東南海南海の南海トラフ三連動地震が来るとこうなるのかという教訓となっています。

ところで、西日本には南海トラフの他に、もうひとつ忘れてはならない大ナマズがいます。
それは、日本列島を東西に横切っている「中央構造線」です。
昔、人工衛星ランドサットからの画像で初めて四国全体を見たとき、紀伊半島北部から四国北部にかけて一直線に貫かれている深く長い谷に「なんだこれは」と大きな衝撃を受けました。それが中央構造線でした。(現在はGoogleマップ等で簡単に確認できますよん)

紀伊半島以東は、三河湾から諏訪湖へ伸びて関東平野で逆S字カーブを描きながら福島の棚倉構造線へ繋がる中央構造線ですが、四国以西(以南?)は、佐田岬半島に沿って伊予灘を西に進み、別府湾あたりから九重連山阿蘇山にかけて九州を斜めに横断し(火山が多いので詳細は不明)、東シナ海を琉球諸島に沿って西南に抜けているようです。現在開きつつある沖縄トラフが丁度該当する位置にありますが、中央構造線の延長かどうかは不明とのこと。しかし、中央構造線の2本南の断層である仏像構造線が沖縄本島の本部半島を通っていますから、可能性は十分です。
中央構造線も仏像構造線も元々はプレート境界、その長さと深さを考えると思わずゾッとしてしまいます。

近頃、西日本では中央構造線沿線の地震が増えているようで不気味です。
そりゃまあ東日本大震災では北米プレートが50m、断層が20m、牡鹿半島が5.3m東に動いたのだから日本全体がきしむのも仕方ないけど。関連のYou Tubeはこちら
22日には伊予灘で立て続けに地震がありました。こんなことは今まで記憶にありません。

こちらによると、中央構造線の地震の周期は短いところで1000年~2500年、エネルギーはM8.0だそうです。
(えっ直下型でこの数字?……

東日本大震災は千年に一度の大地震。

千年に一度かぁ……

佐田岬半島には伊予灘に面した伊方原発もあるし、なんだかとっても気になるこのごろです。

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