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地元、岡山県玉野市に係留されたままになっていた最新鋭の高速船スーパーライナーOGASAWARAが、いよいよ解体されることとなり、とうとう玉野を離れました。

エンジンなどを外された後、スクラップになるそうです。

勿体なさすぎます~~~

OGASAWARAが就航したら、世界遺産になった小笠原諸島へ家族と一緒に自転車担いで是非行ってみたいと思ってたんだけど、

叶わなくて残念

大震災のとき、石巻で被災者支援に当たったそうだけど
それが最初で最後の航海になってしまったのね

小笠原の大海原を疾走する勇姿を見たかったわね……


WIKIによると、いきさつは

「実用船の1隻目は、先に実験船「飛翔」にてデータを検証し建造されたTSL-A型船で、海上試運転で42.8ノットを記録した。海上での速度は40ノット近い時速約70kmの航行を可能としており、アルミ合金製としては世界最大級の超高速貨客船として運航される予定であった。船名は一般から公募し、「SUPER LINER OGASAWARA」(スーパーライナーオガサワラ)と命名された」

「当初の運航は東京 - 小笠原航路が予定され、片道約25.5時間かかるところを約16.5時間に短縮し便数も年間92往復に増やすことができるなどのメリットがあるとされた」

「しかし2005年(平成17年)の原油価格高騰の影響をうけ、軽油を使用するTSLは一度の往復にかかる費用が2,500万円近くとなり、運航費用に4倍近くの差(従来の重油を使用する船舶は一往復600万円程度)となることが判明した」

「支援を予定していた東京都が撤退。それに続き国土交通省も撤退したことから、運航会社の小笠原海運は公的な支援を受けられない場合は運航しても半年で会社が倒産するとして、TSLの受け取りを拒否した」

「これに対し、TSLを保有するテクノ・シーウェイズは小笠原海運に対し契約不履行による損害賠償を求め提訴したが、これに対し同社は、TSLはコストが高いため国の支援が受けられなければ経営が成立しないことは最初から国土交通省は承知していた筈であるとして全面的に争った」

「判決では、公的支援なくして船舶の引渡しは不可能であったことを認めたうえで、小笠原海運に20億円の支払いを命じている」

「TSLの運航により時間短縮および増便を成すことから本土との往来が活発になることが期待され、東京都や国土交通省も利用者が増加するとの資料をもとに説明し、宿泊施設の増設など島側の受け入れ態勢を整えるよう求めたが、就航が白紙になったことから島側には施設増設などの経済的負担だけが残る結果になった」



ってことだけど、

これじゃあ高速艇OGASAWARAも小笠原諸島の人たちも、船を造った地元岡山県玉野も浮かばれないわ。

本当~~にもったいないなあ


岡山県民は、チボリ公園に続いてまたもや

「何百億円かけて造って壊す」という現場を目撃することになってしまいました。



でもさ
東京都も国土交通省も、

無責任にも程があるわよ

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