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所用で某ホテルにでかけた時、偶然ホテルロビーでの結婚式に行き会わせました。

おぉ、丁度これから式が始まるところみたいね、何と言うグッドタイミング

ロビーすぐ横の喫茶コーナーでコーヒーを飲みながら、しばし参列者の気分を味わうことにしました。


「あらまあ、流石に衆人観衆の中で式を挙げるだけあって、新郎新婦は美男美女じゃないの」

「そういうところは、ホテルも気を使うだろうなぁ」

「あら、神父さんは外国の人みたいよ」


いよいよ新婦が登場、父親のエスコートでバージンロードをゆっくりと歩き出します。

参列者が一斉にデジカメで撮影を始めました。

それに思わず反応したのか、祭壇前で新婦を待っている新郎がVサインをしています。

「おいおい軽い新郎だな。新婦の親族が見たらどう思うか……って、もう見てるし」

それでも新郎はカメラに反応して、新婦が到着するまでカメラ目線でVサインを続けます。



祭壇前に新郎新婦が揃い、結婚式の定番、神父さんによる「コリント人への手紙 13章」朗読が始まりました。

「あら、外国人の神父さんにしては流暢な日本語だこと」
「1日に何組も式をやってたら、うまくなると思うよ」


神父さん:「……どんなに美しい言葉で語ろうとも、愛が無ければ、やかましいシンバルと同じです……」

「へ~~、聖書って案外わかりやすいのね」
「何となく般若心経に通じるものを感じるなぁ」



神父さん:「新郎○○さん、あなたは健やかなるときも病めるときも、この女を妻とし……」

「えっ……」


神父さん:「新婦△△さん、あなたは健やかなるときも病めるときも、この男を夫とし……」

「今、『このおとこ』って言ったわよね、さっきは『このおんな』って……」
「訳をつけたヤツが悪いだろ、manとかを直訳してるんじゃないかな?」




ロビーに居た大勢の拍手に祝福されて、式は無事に終了しました。

お二人さん、どうぞ末永くお幸せに

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