「ロシアのプーチン大統領がきょう未明に暗殺された。ウクライナの陸軍特殊部隊が関わったようである。」
こんなニュースが飛び交ったら世界はハチの巣をつついたような大騒ぎとなるだろう。
もちろんフェイク。今日4月1日は「エイプリルフール」だ。
もう50年以上前になるだろうか、我々団塊世代が小学校から中学校に通っているころ、巷では結構流行ったイベントで、新聞・テレビなどでも取り上げることが多かった。
イギリス流のブラック掛かったユーモア(ジョーク)に、子どもながらに感心した覚えがある。
しかし子どもがまねするとたいていダジャレ風味が強くなりすぎて、呆られることの方が多かった。
それよりもバレンタインデーが喧伝されると、エイプリルフールはそっちのけになって行った。
理由は簡単である。バレンタインデーには商行為が伴うからである。便乗商法の最たるものだ。それはそれでいい(現在はこれに大阪発祥の「恵方巻き」が加わった。ハロウィーンもそうだが、韓国の惨劇がどう影響するか、今年の注目点である)。
さて最初のフェイクニュースだが、政治家の暗殺では去年の7月のあの安倍元総理の暗殺が現実にこの日本で起きているので、有りもしないことと一概に否定はできない。
この安倍元首相暗殺に関して、とある雑誌は下手人は他にいるようなことを書いているが、山上容疑者は暗殺当日も数日前にも安倍氏の別の演説会場近くに足を運んでいたことが監視カメラに写っており、彼の犯行を否定することはまず不可能だろう。
ただ、単独の犯行(狙撃)であることは間違いないにしても、彼を操っていた何らかの人物なり組織なりが裏で糸を引いていた可能性までは完全には否定できない。
そこが考慮を要する所だ。
彼の自白によれば、父亡き後の母親の統一神霊教会への入信と多額の献金により子供時代を破壊された恨みがあり、統一教会の文鮮明教祖と昵懇の間柄だったという安倍氏の外祖父・岸信介への処罰感情が孫の安倍氏に向かったわけである。
これと同じ処罰感情を抱いていた山上容疑者よりはるかに高い地位にいた(いる)人物あるいは組織がいたのではないかという可能性は捨てきれない。特に安倍氏の熱列な支持者は、一介の取り柄のなさそうな青年に殺害されてしまった無念さを、そう考えることで穴埋めしたくなるのではないだろうか。
安倍氏とプーチンとのあまりの親密さに快く思っていなかったアメリカCIAが裏幕だとか、「自由で開かれたインド太平洋構想」を掲げることで中国包囲網を築くきっかけを作った安倍氏は中国のその類の機関から狙われてもおかしくないとか、尾ひれが付きそうだ。それだけ安倍氏は国際的にも大物だったということになる。
私は安倍氏暗殺事案は山上容疑者の単独犯行であり、裏無しと思っている。
子どもにとって母親不在の家庭環境は耐え難く、直接的には母親を「連れ去った」神霊教会を襲撃すべきところだが、結果的には間接的な安倍氏を襲撃してしまった。まさに「江戸の仇を長崎で討つ」を地でいったような塩梅だ。安倍氏も撃たれた時には何のことやらさっぱり分からなかったに違いない(合掌)。
さてウクライナ戦争について現在の見解では、ロシア軍の最初の首都キーウ侵攻後、2日くらいで大統領府にいるゼレンスキ―大統領は亡命し、大統領府はロシアの管理下に置かれて事実上ロシアの勝利だったそうだ。
そして2014年の南部クリミア併合時点でそうであったように「選挙」(もちろんロシア軍政下の干渉選挙)が行われ、ロシアの東部4州併合及び親ロシア傀儡政権の成立という筋書きなっていた。
だがどっこい反ロシアのゼレンスキ―政権は生き延びている。
欧米(NATOとアメリカ)によるゼレンスキ―政権援助の戦車ミサイル等の軍需品が続々届いている。大きな軍事的損失を蒙っているロシアがこれ以上戦うことは難しいはずだ。
プーチン大統領はそろそろ国内的な鋭い反抗にも出会うだろう。「暗殺」はエイプリルフールのフェイクではなくなるかもしれない。プーチンが本当にもし暗殺されたとしたら、下手人は誰かでいくつもの解説が出されるだろうが、それはいったい誰が一番喜ぶかにかかっている。
こんなニュースが飛び交ったら世界はハチの巣をつついたような大騒ぎとなるだろう。
もちろんフェイク。今日4月1日は「エイプリルフール」だ。
もう50年以上前になるだろうか、我々団塊世代が小学校から中学校に通っているころ、巷では結構流行ったイベントで、新聞・テレビなどでも取り上げることが多かった。
イギリス流のブラック掛かったユーモア(ジョーク)に、子どもながらに感心した覚えがある。
しかし子どもがまねするとたいていダジャレ風味が強くなりすぎて、呆られることの方が多かった。
それよりもバレンタインデーが喧伝されると、エイプリルフールはそっちのけになって行った。
理由は簡単である。バレンタインデーには商行為が伴うからである。便乗商法の最たるものだ。それはそれでいい(現在はこれに大阪発祥の「恵方巻き」が加わった。ハロウィーンもそうだが、韓国の惨劇がどう影響するか、今年の注目点である)。
さて最初のフェイクニュースだが、政治家の暗殺では去年の7月のあの安倍元総理の暗殺が現実にこの日本で起きているので、有りもしないことと一概に否定はできない。
この安倍元首相暗殺に関して、とある雑誌は下手人は他にいるようなことを書いているが、山上容疑者は暗殺当日も数日前にも安倍氏の別の演説会場近くに足を運んでいたことが監視カメラに写っており、彼の犯行を否定することはまず不可能だろう。
ただ、単独の犯行(狙撃)であることは間違いないにしても、彼を操っていた何らかの人物なり組織なりが裏で糸を引いていた可能性までは完全には否定できない。
そこが考慮を要する所だ。
彼の自白によれば、父亡き後の母親の統一神霊教会への入信と多額の献金により子供時代を破壊された恨みがあり、統一教会の文鮮明教祖と昵懇の間柄だったという安倍氏の外祖父・岸信介への処罰感情が孫の安倍氏に向かったわけである。
これと同じ処罰感情を抱いていた山上容疑者よりはるかに高い地位にいた(いる)人物あるいは組織がいたのではないかという可能性は捨てきれない。特に安倍氏の熱列な支持者は、一介の取り柄のなさそうな青年に殺害されてしまった無念さを、そう考えることで穴埋めしたくなるのではないだろうか。
安倍氏とプーチンとのあまりの親密さに快く思っていなかったアメリカCIAが裏幕だとか、「自由で開かれたインド太平洋構想」を掲げることで中国包囲網を築くきっかけを作った安倍氏は中国のその類の機関から狙われてもおかしくないとか、尾ひれが付きそうだ。それだけ安倍氏は国際的にも大物だったということになる。
私は安倍氏暗殺事案は山上容疑者の単独犯行であり、裏無しと思っている。
子どもにとって母親不在の家庭環境は耐え難く、直接的には母親を「連れ去った」神霊教会を襲撃すべきところだが、結果的には間接的な安倍氏を襲撃してしまった。まさに「江戸の仇を長崎で討つ」を地でいったような塩梅だ。安倍氏も撃たれた時には何のことやらさっぱり分からなかったに違いない(合掌)。
さてウクライナ戦争について現在の見解では、ロシア軍の最初の首都キーウ侵攻後、2日くらいで大統領府にいるゼレンスキ―大統領は亡命し、大統領府はロシアの管理下に置かれて事実上ロシアの勝利だったそうだ。
そして2014年の南部クリミア併合時点でそうであったように「選挙」(もちろんロシア軍政下の干渉選挙)が行われ、ロシアの東部4州併合及び親ロシア傀儡政権の成立という筋書きなっていた。
だがどっこい反ロシアのゼレンスキ―政権は生き延びている。
欧米(NATOとアメリカ)によるゼレンスキ―政権援助の戦車ミサイル等の軍需品が続々届いている。大きな軍事的損失を蒙っているロシアがこれ以上戦うことは難しいはずだ。
プーチン大統領はそろそろ国内的な鋭い反抗にも出会うだろう。「暗殺」はエイプリルフールのフェイクではなくなるかもしれない。プーチンが本当にもし暗殺されたとしたら、下手人は誰かでいくつもの解説が出されるだろうが、それはいったい誰が一番喜ぶかにかかっている。