大型の台風26号の強風で第1オーナー田の稲木2棟が倒れました。
雅彦、景一、正二の3名で月明かりのもと現状回復しました。
倒れた稲木をバラし、稲を全て取り除き、杭を刺し直し、全て掛け直しました。
2013年8月4日、棚田オーナー制度。
▼穂肥散布
苗も伸びて稲穂が出てくる頃です。
稲穂がしっかり実るため、肥料を散布し、土の養分を補います。
偏ってまくと、そこだけ実がつき過ぎて倒れたり、出来なかったりしますので、均等にまきます。
▼電柵の取り付け
獣害防止の電柵の取り付け作業です。
電柵に草が触れると電気が途絶えてしまうため、電柵を取付ける場所の草刈りをします。
支柱は猪が体当たりしても倒れないように、しっかりと地中に挿します。
今日は時間の都合で、途中となりましたが、後日完成させます。
2013年6月30日、棚田オーナー制度。
オーナー田の草取りと追肥、畦の草刈りを行いました。
この時期は、苗も分けつして増えてきていますが、同時に雑草も沢山生えてくるようになりますので、
「手くまで」を使って田んぼの中の雑草を取り除きます。田んぼの中を歩くことで、根に酸素を与えることができます。
また、新しい根がどんどん伸びるので、土の養分を補うために追肥をします。
害虫駆除のために、土手の草刈りも行います。
2013年5月26日、棚田オーナー制度。「田植え」です。
熟練の農家さんにも手伝っていただき、昔ながらの手植えです。
オーナー制度も4年目。オーナーになったことで、仰木の棚田の現状を知り、棚田ボランティア活動にも参加して下さる方もおられます。
田んぼに植えられた苗は、およそ一週間で土の中にしっかりと新しい根を張ります。
(写真の掲載は後日行います)
2013年5月19日、棚田オーナー制度。「しろかき」です。
植付けが出来るように田んぼを平にします。
大きな田んぼはトラクターで、小さな田んぼは耕運機で表面をしゃばしゃばになるようにかくはんした後、丸太を引っ張って真っ平らになるようにします。
畔もとは心持ち低くし、中干しの時期に中央に水が残らないようにします。
機械で出来ないところはレイキを使って平らになるように整備します。
この「しろかき」によって、水の深さが揃い、肥料が全体に行き渡り、水はけも均一になります。稲をムラなく生長させる条件を整える作業です。
この作業は雨天決行なので、何とか天気がもってくれて良かったです。
(写真の掲載は後日行います)
2013年5月15日、 棚田オーナー制度。「畦さき・畦ぬり」です。
オーナーさんや八王寺組メンバーがそれぞれの仕事へ出掛ける前に終えねばならないため、早朝5時からの作業です。
棚田は畦から水が抜けやすいので、それを防止するために、畦塗りをします。
コネから約3日間置くと掻立ての土が沈殿して固くなっているので、鍬で「畦もと」に積み上げていき、それを平鍬で奇麗に塗り固めていきます。
固くなった土は重く、涼しい朝仕事ですが、皆さん汗だくです。
一昨年に復元した棚田(第二オーナー田)は、特に水漏れがするので、こだもともしっかり固めていきます。
(写真の掲載は後日行います)
2013年5月12日、棚田オーナー制度。「田んぼをこねる作業」です。
まず、お水を入れて、機械でドロドロにコネる作業をします。
その後、「平鍬」を使い、畦もとに土を寄せていき 「掻立て(かきたて)」を作り、畦(あぜ)付け用の土を作ります。
トラクターで掘り起こされて表に出てくるミミズを狙って、ハシブト烏が後ろをずっとつけてきます。
時にはトンビとの縄張り争いも勃発します。
作業の合間、オーナーさんはヤマブキを収穫。
販売されているフキより小さいですが、こちらの方が美味しいとのこと。
午後からは第二オーナー田(復元した棚田)の作業です。
(写真の掲載は後日行います)
2013年4月7日、棚田オーナー制度の説明会。
米作りや農作業に関心があり、地域で取り組んでいる棚田保全活動にご理解頂ける個人やグループを対象にオーナーさんを募集しています。
※2013年度の募集は終了いたしました。
[説明会会場の上仰木公民館]
[説明会の様子]
米作りや農作業に関心があり、地域で取り組んでいる棚田の保全活動に理解いただける個人や家族を対象に、上仰木の棚田オーナーを募集しています。
この地域は、特に地形が急峻で、小さな棚田が形成されており、棚田一枚一枚で米作りを楽しむことができます。
比叡山のふもとに広がる棚田で、田植から稲刈り、収穫までおいしい米づくりを体験してみませんか。
4月7日(日)の説明会への申込み締切は、3月31日(日)です。
詳しくはサイトをご覧ください。
http://kamiogi.jp/?p=22
今日は、オーナー田の脱穀作業を行ないました。
ストローベイルハウス建設に協力頂いている
成安造形大学の学生さん達にもお手伝い頂きました。
台風に悩まされた今シーズンでしたが、
秋晴れの気持ち良い中で作業です。
作業を第1オーナー田で行うため、第2オーナー田から稲を運んで頂きました。
運んだ稲をコンバインで脱穀しました。
1束ずつ脱穀機部へ投入します。
機械の周りは稲の粉が舞い飛ぶ過酷な環境下での作業ですが、
手慣れたオーナーさんはマスク持参です。
藁はストローベイルハウスに使う為、刻まずそのまま排出します。
1軒ずつ脱穀して袋に取り分けて行きます。
脱穀した米をK指導員の小屋へ運び、臼摺(うすすり)を行い玄米になります。
今年の新米が出来上がりました。
一方...
みんなで藁を集めていただきました。
藁は24束で1束にしますが、括る藁が短かった為
12束ずつ纏めて1束にして頂きました。
束にした藁を軽トラに積み込み倉庫へ運びました。
なんと山盛り4台分です!
JA倉庫に間借りしている藁置き場に手渡しで搬入しました。
昨年から集め出した藁は倉庫内の天井まで山積み状態で満杯になりました。
一方...
稲木の撤収作業をオーナーさんに加え、学生さんにもお手伝い頂きました。
杭を竹棚へ運んでいただきました。
女子でも力持ちです!
風雨にさらされながらも稲を乾かし、役目を終えた杭達は竹棚で来年まで休憩です。
これで、オーナー田の今年度の作業は終わりました。
獣害や台風の豪雨に悩まされ、収穫量の少ない年でした。
「自然には勝てない。農業の厳しさを学びました。」と一部のオーナーさんからお声を頂きましたが
やはり1年間大切に見守って頂いた田んぼだけに、満足に収穫できなかったことを悔やみます。
今年を教訓に来年度の活動を見直し、美味しいお米作りに生かしたいと思います。
<番外編>
八王寺山から見下ろすと赤い畑が気になった方も居られたかと思います。
何かと言いますと。。。
蕎麦の花が咲いていました。
普通の蕎麦の花は白色ですが、これは赤蕎麦。
その名の通り、赤いそば粉ができます。
大津市からの依頼を受け、上仰木第2集落の休耕田で種用の蕎麦を栽培中です。
近い日に紅白のお蕎麦に出会えると思います。