今日は、オーナーさんの脱穀に合わせ
子どもゆめ基金の援助をいただき、稲刈り体験で刈取った稲の
脱穀作業と縄縫い教室を行いました。
大勢の方にご参加頂きました。
お子さん達にも第2オーナー田から第1オーナー田へ稲を運んで頂きました。
運んだ稲をコンバインで脱穀し、お米が出来るまでの一部分を学んで頂きました。
脱穀と同時に縄縫い青空教室が開かれました。
会長のお父さんによる藁打ちの実演です。
藁を打って柔らかくしたら、手を藁の束に入れて、
藁の袴(はかま)を掻きむしる要領で取り除きます。
袴を取り除いたら、さらに丁寧に横槌(よこづち)で叩きます。
柔らかくすればするほど、しなやかな縄になります。
叩いて藁の準備が出来たら、編んでいきます。
藁を2本ずつ2組持ち、手を擦る様に捩りながら縫い上げます。
子ども達は手が小さいので、苦戦しつつも少しずつ上達していきます。
初めての体験で「見てるとスルスルとできあがるのに自分でやるとうまくできない。」とコツを掴むまでは上手にはできませんが、
何度も繰り返すうちに徐々に縄になり「縄が藁でできていること」を実感して頂くことができました。
上手に縫えましたv
継ぎ足しながらこんなに長く編めました!
いつもボランティア活動に来て頂いているYさんも
今日はお孫さんと一緒に参加。
「おじいちゃん、とても上手や!」とお孫さんも器用なおじいちゃんに尊敬の眼差しです。
昼食は、八王寺山にて地元食材を使ったカレーです。
お米ももちろん地元で穫れたコシヒカリです。
おかわりする人も続出!野外で食べるカレーは格別ですよね。
こちらもテーブルを囲み楽しそうに話をしながらのランチタイムでした。
<番外編>
バッタをいっぱい捕まえたよv
栗を拾ったよv
獣害ネットを押さえていた竹串で遊ぶ姿も。
緑に囲まれ澄んだ空気の自然の中で
ゲームやおもちゃも無く、自分たちで遊びを作り出し
また虫を探し、捕まえて、普段の生活では味わえない
田舎ならではの体験をして頂くことができました。
大人の方も「癒された」とのことで、リフレッシュして頂けたと思います。
夏の生きもの観察会に続き、稲刈り体験・脱穀体験と、子ども達に自然と触れあって頂きました。
今日体験した農業のこと、自然の中で遊び学んだことを記憶の片隅に残しておいて欲しいと願います。