八王寺組のブログ

滋賀県の大津市仰木の里山にある八王寺地区のブログサイトです。

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ストローベイルハウス【ワークショップ参加者募集!】

2013-07-28 22:42:59 | ストローベイルハウス

2013年8月17日(土)・18日(日)に、八王寺組のストローベイルハウスの〈ベイルを積み上げ、土を付ける〉作業を行います。
棚田保全の活動拠点(農具小屋)をみんなで作りませんか?

《ストローベイルハウスとは?》
「ストローベイルハウス」は、ブロックにしたワラを積み上げ、固定し、土を塗って壁面(厚さ50cmぐらい)をつくる建物です。
19世紀後半に森林の少ない北米の乾燥地帯で身近にある干し草や藁を利用して家を作ったのが始まりとされ、 高い断熱性と蓄熱性、遮音性、調湿性があり、環境に負荷を与えない持続可能な建築として注目されています。

《八王寺組のストローベイルハウス》
八王寺組のオーナー田の稲藁を圧縮し固めたベイルのブロックや、仰木の土・竹・ススキ・木など、地場の素材を使って、自力建設でつくる八王寺組の活動拠点です。
農機具小屋、活動参加者の休憩や着替え場所などに使用します。
 

▼ワークショップ参加者募集の詳細は以下のとおりです。

【内容】
ストローベイルハウスの〈ベイル積み〉と〈土付け作業〉
※Kyle Holzhueter(カイル・ホルツヒューター)さんにご指導いただきます。
:2010年度に博士号(生物資源科学)取得。現在、日本大学 糸長研究室(建築・地域共生デザイン)にてストローベイル建築と土建築を研究。

【日時】
1日目:2013年8月17日(土) 13:00~16:30
・行き:JR湖西線 堅田駅12:25発 上仰木行きの江若バスをご利用下さい。
・帰り:上仰木発 堅田駅行き 17:02(最終バス)

2日目:2013年8月18日(日) 9:00~16:30
・行き:JR湖西線 堅田駅8:35発 上仰木行きの江若バスをご利用下さい。
・帰り:上仰木発 堅田駅行き 17:02(最終バス)

【集合場所・時間】
1日目:上仰木バス停前 12時50分
2日目:上仰木バス停前 8時50分

【募集定員】
20名(他に成安造形大学の学生、八王寺組スタッフ等が参加します)

【参加費】
500 円
※8/17受付時にお支払い下さい。地元米を使用したカレーライスの昼食(8/18のみ)代を含みます。
※どちらか1日のみ参加希望の場合は、その旨ご連絡ください。

【服装、持ち物】
・汚れてもよい服装(着替え)
・帽子、タオル
・マスク、軍手
・飲料(近くに自販機等はございませんので、多めにご持参ください)

【申込方法】
タイトルを「ワークショップ応募」とし、以下の必要事項を八王寺組の代表アドレスまで送信してください。追って返信いたします。
・参加者氏名
・住所
・年齢(任意)
・電話番号
・メールアドレス

【申込み先(八王寺組 代表アドレス)】
hachiojigumi@gmail.com

【申込締切】
2013年8月10日(土)17時

その他、不明点がございましたら、お問い合わせください。


棚田ボランティア【草刈り・小豆種蒔き・竹切り・金網設置】

2013-07-15 22:22:50 | 棚田ボランティア

2013年7月15日、棚田ボランティア制度。

復元した田んぼ(第二オーナー田)の畦の「草刈り」、獣害防止の「金網の設置」、
ストローベイルハウスの建材として使用する「竹の準備」、交流会用の「小豆の種蒔き」を行いました。


[作業説明、自己紹介の様子]

 
[作業全体の様子]
 

▼草刈り
ここの土手は急斜面で高さがあるため、ベテランの方に担当していただきました。

 
[土手の草刈り] 

 
[畦の草刈り]   


▼金網設置
オーナー田の獣害防止の金網設置の続きを行いました。

 
[第二オーナー田_上部]


[第二オーナー田_下部]


[上下に分かれた金網を番線でつなぐ]
 

▼竹切り
八王寺組のストローベイルハウスの建材として、ベイルを固定するために使用する竹串を作りました。

 
[竹やぶにて竹の切り出し]


[竹割り] 

 
▼小豆種蒔き
「さつまいも」の手入れと「小豆の種蒔き」を行いました。 
秋に開催する交流会(棚田ボランティアさん・棚田オーナーさん・地域住民・八王寺組など)で食します。
 

[さつまいものツル切り]
 
[草刈りをした後、草の根を掘り起こす]


[草の根を取り除き、土を平に均す]

 
[小豆の種を撒く]
 

[2週間後]

暑い中、ご参加いただき、ありがとうございました。

ストローベイルハウス【ベイルづくり】

2013-07-06 22:21:14 | ストローベイルハウス

7月6日、八王寺組の活動拠点となるストローベイルハウスの建材として使うベイルづくり。

藁を圧縮する作業は雨だとできないため、晴天になったことにホッとしたのも束の間、猛暑での屋外作業となりました。

オーナー田や八王寺組スタッフの田んぼにて、稲木でさはがけをして乾燥させた、みんなの愛情が詰まった稲わら。
それを4tトラック2台に積み込み、愛知県高浜市へ。

今回、ベイル製作協力頂いたStrawBale-Projectさんでは、高品質の建築用ベイル(硬く絞めた四角いベイル)を作っておられ、たいへん丁寧にご対応頂きました。
なお、ベイル製作方法・工程は秘密事項のため一般公開しておられませんが、許可範囲で撮影させて頂きました。

八王寺組の活動拠点はオーナーさんやボランティアさん、八王寺組スタッフ、地域の皆さん...皆で使います。
みんなで草刈りや獣害対策をして保全した棚田で育てた稲わらから作ったベイルを使ったストローベイルハウスは、きっと皆に愛される場所になることでしょう。

このベイルを使った、ベイル積みと土塗りのワークショップは8月17日・18日に行う予定です。
皆さん、是非ご参加くださいね。一緒に活動拠点づくりをしましょう!

※ワークショップの詳細は後日、ご案内いたします。

【ベイル製作協力:StrawBale-Project】
 http://www.strawbale-project.net/


[仰木の倉庫で保管していた稲藁]


[4tトラック2台に積み込み]


[愛知県高浜市のStrawBale-Projectさんの作業場]


[ベイラーに通すために束をバラす]


 
[ベイラーへ]


[ベイラーへ]


[トラクターの駆動力でベイラーを動かす]


[出来上がったベイル]