11月20日、棚田ボランティア活動。
今日は棚田の穴の補修、休耕田や畦畔の草刈り、畑の電気柵の撤去作業です。
上仰木バス停前で集合し、作業内容の説明。
今日は3班に分かれての作業です。
草刈り班はこちらの休耕田での作業です。
機械の扱いに慣れたリピーターの方にご担当いただきました。
いつもは作業の合間に琵琶湖を眺めるのですが、残念ながら今日は濃い霧で対岸は見えません。
こちらの土手は2ヶ月振りの草刈りです。
こちらはオーナー田の田起こし。
大きな田んぼはトラクター、小さな田んぼは耕運機を使います。
田起こしの後、田んぼに雨水が貯まらないように縦に中溝を掘ります。
専用の道具があれば、粘土層の土でも少しは楽に作業ができます。
こちらは交流イベント用のサツマイモを無農薬で育てていた畑です。
収穫を終えたので、獣害防止の金網と電気柵のポールを外していきます。
ケーブルも丁寧に巻き取っていただきました。
こちらは田んぼに空いた大きな穴の補修です。
棚田は勾配のある地形を開墾した場所であるため、地中に浸透する水が多く、毎年稲作をしている圃場であっても、土を流し穴を作ってしまうことがあります。
大きな穴は土嚢で塞ぎ、土を被せて固めます。
穴の補修班は、まず採石場に移動し、土嚢を作ります。
昨年復元した田んぼの取水口付近は水が溜まりやすく、常にぬかるんだ状態になってしまっています。
水穴が深く大きいため、多くの土嚢が必要です。
ぬかるんだ土に足がとられるため、バケツリレーの方式で土嚢を渡していきます。
土嚢の上に土を被せて仕上げます。
機械の出入り口はタイヤが沈まないようにしっかりと砂利を敷き詰めました。
こちらは別の水穴の補修です。
土嚢で穴を塞ぎ、さらに土を被せて土手が崩れるのを防ぎます。
昼食はストローベイルハウス前にて。
棚田米のお酒や地蔵プロジェクトの「じぞうのめ 5号 特集:仰木のレシピ -秋・冬編-」発行の話題などで盛り上がりました。
昨日獲れたばかりの猪がたっぷり入ったシシ汁。
猪は獲れてすぐに捌くすると臭みがありません。
事務局が手作りしたヒノキの墨。
炭火焼きの猪肉は一層美味しいです。
棚田ボランティア活動を応援してくださっている「雄山荘」の若女将さんからかぼちゃのプリンの差し入れをいただきました!
滋賀県の環境こだわり農産物の認証も受けた、豊郷町で作られた「坊ちゃんかぼちゃ」(愛称:とよ坊かぼちゃん)を使った一品です。
さらに事務局がサツマイモをプレゼント。
大きさがバラバラなので、ワイワイとジャンケンで選んでいただきました。
午後からは有志の方に残っていただき、続きの作業です。
刈り取った草を一箇所に集めます。
ふと目をやると野花が可愛く咲いていました。
地域環境計画の方が撮影された写真です。 こちらはリンドウ。
アキノノゲシ
ヨメナ
ハルタデ
小さな野花が目を楽しませてくれます。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。