実験田の田植え(5月21日)から10週間が経ちました。
7月30日、棚田オーナー制度の穂肥散布、畦の草刈り、電気柵の設置でした。
穂肥の散布です。
苗も伸びて稲穂が出てくる頃です。
稲穂がしっかり実るため、肥料を散布し、土の養分を補います。
近隣の棚田にイノシシが侵入したと報告がありました。
獣害防止柵もありますが、稲穂が出てくるとイノシシの侵入が増えて来るため、電気柵の設置を行います。
人が出入りできるように所々にゲートを作ります。
こちらは畦の草刈りです。
前回の草刈りから約3週間。雑草は成長が早いです。
草が伸びて電気柵に触れると漏電し効果が弱くなります。
また、草が伸びたままだと害虫が増える原因にもなります。
草刈り後の様子です。
7月9日、棚田ボランティア活動。
ボランティア15名(一般3名、立命館大学から10名、龍谷大学から2名)、八王寺組スタッフ8名、総勢23名の参加でした。
上仰木のバス停前で集合、本日の作業内容の説明です。
こちらは第2オーナー田(酒づくりコース)です。
前回の草刈りから40日が経過し、畔の草もずいぶん伸びています。
今回は草刈機の使用に慣れておられるリピーターさんの参加が少なかったため、第2オーナー田は八王寺組スタッフのみで行いました。
こちらは交流イベントの焼き芋用のサツマイモを育てている畑です。
今年は黒マルチを使用したため雑草の成長が抑制されていますが、無農薬で育てているため、草取りが必要です。
とても丁寧に草取りをしていただきました。
こちらは第1オーナー田(充実コース、体験コース)です。
この時期は田んぼに水を入れず、土を乾かす「中干し」をしています。
草刈機を初めて使用される方には、スタッフが丁寧に指導させていただきます。
後半には、田んぼの中の雑草を取り除く作業も行いました。(写真なし)
約1月前にも取り除きましたが、また生えてきています。
中干し中でまだ土が柔らかかったり、水が張られた田んぼは普通の長靴では足が取られて動けなくなってしまうため、一部の方にのみ手伝っていただきました。
その他、モグラが空けた畦の水穴の修繕などを行いました。
昼食は八王寺の小屋の前で。
仰木の「プチ薔薇」七重さんのシシ肉のカレーです。
特に朝収穫したてのトマトのサラダがとっても美味しいと大好評でした。
午後からは畔の草刈りの続きを行いました。
天気予報では午後から雨とのことで天候が心配でしたが、予定していた全ての作業を無事に終えることができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
通常、手植えでは一箇所につき苗は3本程度植えますが、1本、2本、3本、4本、5本…と苗の本数が違うと分けつはどのようになるのか、収穫量にどれほどの違いがあるのか、実際に確認する実験をしています。
田植え(5月21日)から7週間が経ちました。
5ブロック全体の様子です。
1本植えのブロックです。
2本植えのブロックです。
3本植えのブロックです。
4本植えのブロックです。
5本植えのブロックです。
手で束を掴んでみるとわずかではありますが、今のところ植えた本数が多いほど量も多かったです。
今後、それぞれ穂がどのくらい付くのか楽しみです。