12月10日、北大津高校の家庭科授業でしめ縄作り教室。
小椋神社のしめ縄づくりをされている伊藤さんに講師となって頂き、
今年刈り取った稲藁を使用して授業を行いました。
普段教室では見られない真剣な表情と笑顔に。
先生方、生徒の皆さんに喜んで頂けました。
10月2日、北大津高校2年生の「学校家庭クラブ委員」の棚田保全活動でした。
今年は年間5回の活動を予定しています。
活動の目的は次のようなものです。
・地域の棚田保全活動に参加することで社会貢献を体感する
・田植えから収穫、調理実習を通して、食に関する理解を深めるとともに自然の恵みや命の大切さを学ぶ
・地域の方とともに活動する中で、地域の方の生き方や自然に対する考え方を学ぶ
・仲間とともに汗を流し活動する中で、爽快感、充実感、成就感を味わう
5月の田植え、7月の草取り作業に続き、今回は稲刈り・はさ掛けでした。
クラス毎に刈り役、束ね役と作業を分担し、
疲れてくる後半は全員で作業を進め、予定より1時間早く終えることができました。
今後行われる棚田米を使った調理実習やしめ縄づくりは2年生全員対象となります。
6月20日、滋賀県レイカディア大学、びわ湖環境学科2年生の授業でした。
今年で受け入れ3年目です。
午前中に成安造形大学で講義「棚田の水循環システムについて~大津市仰木地区の事例から~」)、
午後から仰木周辺のフィールドワークを行いました。
フィールドワークでは3箇所のポイントを巡りました。
まず天社門にて昭和30年代の棚田や集落の写真を見ていただきながら、上仰木の水路についてお話しさせていただきました。
上仰木の消防団に入るとはじめに、全てのイゼ(用水路)の分水口の場所を覚えます。
有事の際にはそれらを閉めることで防火用の貯水池に多くの水を貯めることができます。
次に八王寺の棚田を見ていただきました。休耕田でも放置せず、草刈りをしながら水穴が空いていないか確認をする必要性をお伝えしました。
小さな水穴でも長期間放置していると大きな水穴になってしまい、そこから土砂崩れを起こし、下の田んぼも被害を受けます。
集落を少し歩いていただき、昔の人々が良い場所に棚田をつくり、家は急傾斜に作ったことをお伝えしました。
棚田の維持には地域に適した水管理が重要で、仰木では自然環境に適した仰木独自の水利組織が形成されています。
上仰木のいぜ親制度、平尾の番水制は利害の調和がとれる制度です。
受講生の皆さんには共同作業のイゼたて(用水路の掃除、手入れ)の現状、傾斜地にある小さな棚田が放棄田になってしまう要因なども知っていただきました。
<滋賀県レイカディア大学について>
滋賀県レイカディア大学は、高齢者の社会参加意欲の高まりに応え、高齢者が新しい知識、教養と技術を身につけ、地域の担い手として登場できるよう支援している場です。
レイカディア大学HP http://www.e-biwako.jp/04_daigaku/)
5月21日、北大津高校の田植えでした。
爽やかな五月晴れに恵まれ、参加者された先生方や生徒の皆さんは新緑の景色に感動されていました。
やんちゃな男子生徒が、全身泥だらけになるハプニングもありましたが、田植え前の粘土質の土の感触が心地よく、豊かな体験をしていただけたことと思います。
通常、手植えでは一箇所につき苗は3本程度植えますが、1本、2本、3本、4本、5本…と苗の本数が違うと、分けつはどのようになるのか、収穫量にどれほどの違いがあるのか、去年に引き続き実際に確認する実験をしています。
田植え(5月27日)から6週間が経ちました。
5ブロック全体の様子です。1本植えから5本植えまで、各6列ずつ植えています。
1本植えのブロックです。
2本植えのブロックです。
3本植えのブロックです。
4本植えのブロックです。
5本植えのブロックです。
手で束を掴んでみるとわずかではありますが、今のところ植えた本数が多いほど量も多かったです。
今後も成長の様子を記録していきます。
6月21日、滋賀県レイカディア大学、びわ湖環境学科2年生の授業でした。
午前中に成安造形大学で講義「棚田の水循環システムについて~大津市仰木地区の事例から~」(写真なし)、午後から仰木周辺のフィールドワークを行いました。
フィールドワークでは3箇所のポイントを巡りました。
まず天社門にて昭和30年代の棚田や集落の写真を見ていただきながら、上仰木の水路についてお話しさせていただきました。
上仰木の消防団に入るとはじめに、全てのイゼ(用水路)の分水口の場所を覚えます。有事の際にはそれらを閉めることで防火用の貯水池に多くの水を貯めることができます。
次に八王寺の棚田を見ていただきました。休耕田でも放置せず、草刈りをしながら水穴が空いていないか確認をする必要性をお伝えしました。
小さな水穴でも長期間放置していると大きな水穴になってしまい、そこから土砂崩れを起こし、下の田んぼも被害を受けます。
集落を少し歩いていただき、昔の人々が良い場所に棚田をつくり、家は急傾斜に作ったことなどをお話ししました。
棚田の維持には地域に適した水管理が重要で、仰木では自然環境に適した仰木独自の水利組織が形成されています。
上仰木のいぜ親制度、平尾の番水制は利害の調和がとれる制度です。
受講生の皆さんには共同作業のイゼたて(用水路の掃除、手入れ)の現状、傾斜地にある小さな棚田が放棄田になってしまう要因なども知っていただきました。
<滋賀県レイカディア大学について>
滋賀県レイカディア大学は、高齢者の社会参加意欲の高まりに応え、高齢者が新しい知識、教養と技術を身につけ、地域の担い手として登場できるよう支援している場です。
レイカディア大学HP http://www.e-biwako.jp/04_daigaku/)
通常、手植えでは一箇所につき苗は3本程度植えますが、1本、2本、3本、4本、5本…と苗の本数が違うと、分けつはどのようになるのか、収穫量にどれほどの違いがあるのか、八王寺組の小さな区画で実験をしています。
随時、成長の様子をご報告いたします。