12月11日、八王寺組のストローベイルハウスの周辺整備です。
バックフォー(ユンボ)で溝を掘り、手作業で勾配を調整して砕石を入れます。
高さを調整してU字溝を設置し、掘り起こした土を埋め戻しました。
小屋に水が流れ込まない様に傾斜を付けて仕上げました。
12月11日、八王寺組のストローベイルハウスの周辺整備です。
バックフォー(ユンボ)で溝を掘り、手作業で勾配を調整して砕石を入れます。
高さを調整してU字溝を設置し、掘り起こした土を埋め戻しました。
小屋に水が流れ込まない様に傾斜を付けて仕上げました。
7月26日、ストローベイルハウス(八王寺組の小屋)作り。
窓と扉の取り付け、水桶の設置です。
窓の建具は副会長の明宏さん手作りです。
本職は建具職人さんなので、ボランティアでも丁寧な仕事をしてくださっています。
窓の取り付け作業用に足場の準備をします。
戸ワタリを周囲に打ち付けます。
窓を取り付け、微調整します。
とても美しい窓が付きました。
手の空いたスタッフは広場の草刈りです。
事務局の宗万さんはいつも率先して丸太のイスの周辺を奇麗にしてくださっています。
こちらは杉板張りの続きです。
細い隙間もぴったりサイズにカットして取り付けます。
角も美しく仕上がりました!
昼食タイム。木漏れ日が心地よいです。
午後からの作業、こちらは天水桶づくり。雨樋で受けた天水を古い風呂釜に溜められるように工作中。
田んぼの作業後の手洗いや防火用に備えます。
周囲には焼き板を貼ります。
扉を取り付けて、今日の作業は終了です。
資金がなく、残念ながら今は設計とは異なる扉になっています。
古い建具のリサイクル品のため、サイズもデザインも違っています。
今後、設計どおりの1枚扉が新調できますように!
7月5日、ストローベイルハウス(八王寺組の小屋)作り。
板貼りの続きです。
まずは胴縁で、等間隔に下地を作ります。
板を切ります。
屋根の角度に合わせて切るなどの技術が必要なため、建具職人の飛田副会長の担当です。
昨年、一級建築士の資格を取得したスタッフHも板貼りに参加。
現場での作業はなかなか経験できないので、良い機会です。
奇麗に仕上がりました。
側面も屋根の角度にきっちりと合わせて貼ることができました。
こちらは樋付け作業です。
微妙にゆるく角度をつけるため一番端を高くし、枡を取り付ける箇所が一番低くなるように位置を決めます。そこから糸をピンと引っ張り、端から順に付けていきます。
端は糸にかかるくらいに張り、勾配を1度程度つけて水と枯れ葉が流れるようにします。
残りは扉と窓付けです。八王寺組メンバーは自分の家の田畑もある為、一気には進められませんが、また合間をみて完成を目指します!
8月23日、午後からは2班に分かれて作業です。
作業場所を念密に打ち合わせします。
胴縁をサイズに合わせてカット
胴縁を打ち付けて、
下地を作ります。
下地が完成。
焼板をピッタリサイズにカット
職人技が光ります!
位置を合わせ、鉄砲(エアー釘打機)で打ち付けます。
西側の壁が完成しました。
8月23日、農繁期でしばらく中断していた小屋づくりを行いました。
重機を使い、デッキを設置する場所の整地から。
デッキを設計通りに仕上げるために、桜の真横まで削りました。
細かな所は手作業で整地します。
路盤をカケヤで叩いて締めました。
このビニールチューブが優れ物!水を入れ空気を抜くと水面が揃います。
チューブを使い離れた場所の水平レベルを合わせます。
ブロックをサンダーで半分に切断。
位置を合わせながら基礎となるブロックを並べます。
20個のブロック全て水平に設置しました。
規定の長さに墨を入れ切断。
小屋の土台を加工し、根太を置きます。
土台と同じ高さで根太を設置。
1カ所ずつ高さを測り、切断して束を建てます。
根太にタルキを並べ
100mmの長い釘で固定し
デッキの土台が完成しました。
8月4日、外壁の焼板貼りとベイル積みの枠組みを作りました。
▼焼板貼り
[板を貼る下地に胴縁を取付ける]
[焼板をサイズに切る]
[長い板は2人一組で取り付ける]
▼土台組み
[基礎の地面を埋め戻す]
[土台を据え付け、枠組みの柱を組む]
▼壁土搬入
[藁と水を混ぜて寝かせておいた壁土を土場で積み込む]
[壁土を現場に搬入]
2013年8月17日(土)・18日(日)に、八王寺組のストローベイルハウスの〈ベイルを積み上げ、土を付ける〉作業を行います。
棚田保全の活動拠点(農具小屋)をみんなで作りませんか?
《ストローベイルハウスとは?》
「ストローベイルハウス」は、ブロックにしたワラを積み上げ、固定し、土を塗って壁面(厚さ50cmぐらい)をつくる建物です。
19世紀後半に森林の少ない北米の乾燥地帯で身近にある干し草や藁を利用して家を作ったのが始まりとされ、 高い断熱性と蓄熱性、遮音性、調湿性があり、環境に負荷を与えない持続可能な建築として注目されています。
《八王寺組のストローベイルハウス》
八王寺組のオーナー田の稲藁を圧縮し固めたベイルのブロックや、仰木の土・竹・ススキ・木など、地場の素材を使って、自力建設でつくる八王寺組の活動拠点です。
農機具小屋、活動参加者の休憩や着替え場所などに使用します。
▼ワークショップ参加者募集の詳細は以下のとおりです。
【内容】
ストローベイルハウスの〈ベイル積み〉と〈土付け作業〉
※Kyle Holzhueter(カイル・ホルツヒューター)さんにご指導いただきます。
:2010年度に博士号(生物資源科学)取得。現在、日本大学 糸長研究室(建築・地域共生デザイン)にてストローベイル建築と土建築を研究。
【日時】
1日目:2013年8月17日(土) 13:00~16:30
・行き:JR湖西線 堅田駅12:25発 上仰木行きの江若バスをご利用下さい。
・帰り:上仰木発 堅田駅行き 17:02(最終バス)
2日目:2013年8月18日(日) 9:00~16:30
・行き:JR湖西線 堅田駅8:35発 上仰木行きの江若バスをご利用下さい。
・帰り:上仰木発 堅田駅行き 17:02(最終バス)
【集合場所・時間】
1日目:上仰木バス停前 12時50分
2日目:上仰木バス停前 8時50分
【募集定員】
20名(他に成安造形大学の学生、八王寺組スタッフ等が参加します)
【参加費】
500 円
※8/17受付時にお支払い下さい。地元米を使用したカレーライスの昼食(8/18のみ)代を含みます。
※どちらか1日のみ参加希望の場合は、その旨ご連絡ください。
【服装、持ち物】
・汚れてもよい服装(着替え)
・帽子、タオル
・マスク、軍手
・飲料(近くに自販機等はございませんので、多めにご持参ください)
【申込方法】
タイトルを「ワークショップ応募」とし、以下の必要事項を八王寺組の代表アドレスまで送信してください。追って返信いたします。
・参加者氏名
・住所
・年齢(任意)
・電話番号
・メールアドレス
【申込み先(八王寺組 代表アドレス)】
hachiojigumi@gmail.com
【申込締切】
2013年8月10日(土)17時
その他、不明点がございましたら、お問い合わせください。
7月27日、ベイル積み用の基礎を作りました。
後日、土台を乗せて、板を張ります。
[地面を掘る]
[レベル出しの糸に合わせて調整]
[モルタルを敷きブロックを並べる]
[一直線に並べて完成]
7月6日、八王寺組の活動拠点となるストローベイルハウスの建材として使うベイルづくり。
藁を圧縮する作業は雨だとできないため、晴天になったことにホッとしたのも束の間、猛暑での屋外作業となりました。
オーナー田や八王寺組スタッフの田んぼにて、稲木でさはがけをして乾燥させた、みんなの愛情が詰まった稲わら。
それを4tトラック2台に積み込み、愛知県高浜市へ。
今回、ベイル製作協力頂いたStrawBale-Projectさんでは、高品質の建築用ベイル(硬く絞めた四角いベイル)を作っておられ、たいへん丁寧にご対応頂きました。
なお、ベイル製作方法・工程は秘密事項のため一般公開しておられませんが、許可範囲で撮影させて頂きました。
八王寺組の活動拠点はオーナーさんやボランティアさん、八王寺組スタッフ、地域の皆さん...皆で使います。
みんなで草刈りや獣害対策をして保全した棚田で育てた稲わらから作ったベイルを使ったストローベイルハウスは、きっと皆に愛される場所になることでしょう。
このベイルを使った、ベイル積みと土塗りのワークショップは8月17日・18日に行う予定です。
皆さん、是非ご参加くださいね。一緒に活動拠点づくりをしましょう!
※ワークショップの詳細は後日、ご案内いたします。
【ベイル製作協力:StrawBale-Project】
http://www.strawbale-project.net/
[仰木の倉庫で保管していた稲藁]
[4tトラック2台に積み込み]
[愛知県高浜市のStrawBale-Projectさんの作業場]
[ベイラーに通すために束をバラす]
[ベイラーへ]
[ベイラーへ]
[トラクターの駆動力でベイラーを動かす]
[出来上がったベイル]
今日は発注していたガルバリウム鋼板の波板が届いたので、
屋根張り作業並びに間柱と筋交い作りを
ボランティアさん1名、上仰木農業組合から2名、
八王寺組スタッフとご近所の方々総勢13名で行いました。
この場所は、とても風が強く、
前日の強風で防水シートが飛ばされていました。
まずは、破れたシートを新しく張り替えました。
次に、軒先に面を合わせて胴縁を打ちます。
続いて約60cm間隔の定規を作り、上へ胴縁を並べていきます。
上坂顧問と基礎を担当頂いたご近所の小鑓さんも作業して頂きました。
両サイドも刻みながら胴縁を据えます。
これで下地が完成です。
特注の6m60cmのガルバリウム鋼板の波板です。
アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼板で、
普通のトタンの3~6倍の耐久性があり、30年以上保つ外壁材です。
長いため、運び上げるのも一苦労しました。
一枚物なので、雨漏れの心配はありません。
軒先に赤い糸を張り、まっすぐに並べていきます。
皆で確認しながら、慎重に作業を進めていきました。
インパクトドリルで5mmの穴を開けます。
スレート小波用のステンレスビスで固定します。
胴縁と杉板を貫通しないように50mmの長さのビスを特注しました。
ビスはインパクトドライバーで締めていきます。
半分ほど張り終わったところで、昼食時間となりました。
午後からも作業は続きます。
そして、このように完成しました。
その後、間柱(細い縦の木)と筋交い(斜めの木)を建てました。
皆で手分けしての作業です。
電機ノコギリを巧みに使う、農業組合I主事。
間柱を加工して筋交いを入れました。
このようになりました。
夕方、外壁の焼板が現場に到着しました。
軒下に運び入れます。
次回の作業は、この杉の焼板張りの予定です。
これで、本日の作業が終了しました。
少しずつ小屋になっていきます。