溝口好晴さんの万華鏡は、日本の伝統工芸の技術を活かした和の万華鏡として、何点かご紹介してきましたが、この映像は2007年1月20日にご紹介しました鼓の形の漆の万華鏡のものです。
和の趣は、映像にも反映され、そのデザインも色の合わせ方も日本情緒あふれた桜の花を表現しました。その変化は、花曇りの日の桜のように見えたり、晴天の日の桜のように見えたりと、表情を変えていました。
溝口好晴さんの万華鏡展情報です。
3月20日~29日まで 奈良市高畑町812 あーとさろん宮崎 0742-23-2588
4月3日~15日まで 藤枝市岡部町三輪646-11 ギャラリー未来 054-667-5500
素晴らしい作品を手にとって見ることのできる機会です。お近くの方はぜひご覧になってください。(休廊日、時間などは各会場にお問い合わせください。)
煤竹の万華鏡も、テレイドタイプも、まるで香水のアトマイザータイプの万華鏡も素敵でした。
一番、気になったのはオブジェクトケースの先端に覆いがあるが、スリット的に隙間があるタイプでした。
日々、進化しているというか、努力しているというか、日本の万華鏡の進化を感じました。
ご報告ありがとうございます。
まだ拝見したことのない作品がいろいろとありそうですね。精力的に個展をなさっていらっしゃる作家さんなので、私も機会を見つけてぜひ見に伺いたいと思っています。伝統工芸の技術も素晴らしいですが、万華鏡としてのアイディアもいろいろ取り組んでいられるのですね。