先月渋谷のBunkamuraで開かれたギャルリーヴィヴァンさんの万華鏡展で、恒例のプログラムとなった作家さんによるワークショップがありました。作家さんから直接万華鏡の創り方を教えてもらい、製作にまつわる話を伺うことのできる、嬉しい機会です。今年は3名の作家さんがワークショップを担当なさいましたが、そのうち佐藤さんのワークショップに参加した友人から、その様子を伝えてもらいました。上の写真はずらりと並んだ、参加者の作品のオブジェクトセルを閉じているところだそうです。
佐藤さんがひとつひとつ製作・準備した万華鏡の筒、ミラー、オブジェクトセル、バーナーワークのオブジェクトです。オブジェクトの入ったケースから好きな色のオブジェクトを選んでセルに入れます。このケースを見ただけで、どれほどワクワクすることでしょう。
筒の色はピンク系とブルー系から選びます。吹きガラスなので少しずつ微妙に模様も違っています。佐藤さんの指示に従って、ワクワクしながらも真剣に作業を進めています。
佐藤さんは、材料の準備に、そして誰にでも製作できるための工夫に多大な時間とエネルギーを費やしたに違いありません。すごいことですね。
出来上がった万華鏡はきっと大切な宝物になることでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます