昨日に続いてチェスニックスコープス工房から、スマートなパーラータイプの万華鏡をご紹介します。 クローム仕上げの銀色の筒と黒い木製のスタンドが、クールな雰囲気です。1986年から作られている「Fiesta」という万華鏡です。
こちらは2本の脚で支えるデザイン。1994年から作られている「Pedestal Dichroic」です。 どちらも筒の角度を調節できるようになっていて、覗きながら、ホイールを回して映像の変化を楽しみます。 そして大きさも「ラージ」と「スモール」の2種類があります。
ホイールにも組み合わせがあり、「Fiesta」は、いろいろな模様のミルフィオーリのガラスをハンダで繋いだホイールとステンドガラスのホイールを組み合わせたもの。昨日も書きましたが、ひとつひとつガラス棒から作り上げた手の込んだオブジェクトホイールです。
また「Pedestal Dichroic」のほうは、ダイクロイックガラスのホイールを2枚重ねたもの。 ご存知のとおり、光の当たり方、通し方で色が変わって見えるガラスですが、2枚重なることで、さらに鮮やかな変化を見せます。
たくさんのホイールタイプの作品があるチェスニック工房ですが、ずっと作り続けているスタイルがあるということもすごいと思います。 年月を経ても、なお受け入れられる外観のデザインと万華鏡映像の美しさがロングセラーの理由でしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます