最近届いたばかりのチャールズ・カラディモスさんの「Ambiance(アンビアンス)」です。以前にも書いた記憶があるので、調べてみたら1年に1回ぐらいの割合でご紹介してきた万華鏡でした。私のお気に入りの万華鏡のひとつです。(お気に入りがいくつあるか聞かれても困るのですが・・・)
本当は立てて飾るようにできているので、そのほうがすっきりと美しいのですが、何と言ってもこの作品の特徴はこのオブジェクトセルの背景に使われているガラスです。暗い感じに見えますが、ここから光を通して、映像は思いがけず明るく、オブジェクトの創る万華鏡模様の背景にきれいな色を映し込みます。
細かい細工のガラスオブジェクトや線状のオブジェクトに、面の変化が加わって、映像全体の雰囲気が柔らかみが感じられます。オブジェクトセルを回すと、映り込む背景の色も変わるので、このようにブルーがかっていたり、紫やピンクが混じったりするのです。背景の作り出す色模様に合わせてオブジェクトを考えているのでしょうか。あまりにもバランスがとれていて、偶然が生み出すアートとは思えませんね。
最後に立ち姿も見てください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます