万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

迫力のある映像

2009-09-08 21:52:24 | 万華鏡ブログ

IKA国際万華鏡協会展、公募部門で優秀賞を受賞なさった武山孝行さんの「Dune デューン、砂丘」という作品をご紹介します。何種類かの木材を使い、なだらかなラインで大胆な造形となっている外観は砂丘をイメージしたそうです。今までも木工の技術を生かした作品を多数拝見しましたが、今回はさらにパワーアップした印象でした。大きな覗き口からは圧倒的な力強さを感じる立体的な映像が展開します。テイパードミラーシステムから生まれる星のイメージをあえて目立たなくするくらいの太いラインが目の前を交差して多面体を構成しています。

覗き口に明暗センサーを取り付けているので、覆い隠すように覗くとLEDライトが点灯し、先端のオブジェクトセルを照らす仕組みになっていて、回すと星の色が変わります。大きな覗き口のテイパードの作品は覗き易いのですが、覗き口から光が入ると、覗いた人の目や顔が映像に映りこむ事があるので、両手などで囲って光を遮断するように見ると、大きな映像の中に埋没してしまうような迫力を感じる万華鏡体験ができます。
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