この作品はランディー&シェリー・ナップ夫妻の新作「シンビオプティック」Symbiopticという万華鏡です。英語のSymbiosis(共生、特にその結びつきが互いのためになるようなあり方)と万華鏡に必要なOptic(光学)を合わせたナップ夫妻の造語です。
19年にわたって二人で創り上げてきた万華鏡の集大成のような位置づけで、このような名前になったようです。これからは、大量に同じ作品を制作することは止め、少しずつの限定版作品やいくつかの非限定の作品、一点ものなどを創り、コレクターを満足させる高品質な作品を発表していくという姿勢を示しています。
この作品も11個のみの限定版で、丁寧に作られた高品質な作品であることは、持っただけで分かります。大変滑らかな手触りの木材は、地元のオレゴンカエデ材からランディーさんが切り出したもの。最終的に手でよく磨くことで生まれたその美しい木目の表情が魅力的です。
オブジェクトセルは手持ち型にしては、かなり大きめで、パーラータイプと同じくらいの大きさです。回転の滑らかさは他に類をみないほどで、ここにもランディーさんのこだわりを感じます。セルを回転させる時に手で持つ部分のアルミニウムも美しく処理されて、木材を飾るアクセントとして活きています。
またローズエンジンという旋盤による装飾もナップ工房の作品の大きな魅力で、オブジェクトセルの先端部分(黒い背景になっているところ)にもその模様が見えています。美しい内部映像は次回にご紹介する予定です。
19年にわたって二人で創り上げてきた万華鏡の集大成のような位置づけで、このような名前になったようです。これからは、大量に同じ作品を制作することは止め、少しずつの限定版作品やいくつかの非限定の作品、一点ものなどを創り、コレクターを満足させる高品質な作品を発表していくという姿勢を示しています。
この作品も11個のみの限定版で、丁寧に作られた高品質な作品であることは、持っただけで分かります。大変滑らかな手触りの木材は、地元のオレゴンカエデ材からランディーさんが切り出したもの。最終的に手でよく磨くことで生まれたその美しい木目の表情が魅力的です。
オブジェクトセルは手持ち型にしては、かなり大きめで、パーラータイプと同じくらいの大きさです。回転の滑らかさは他に類をみないほどで、ここにもランディーさんのこだわりを感じます。セルを回転させる時に手で持つ部分のアルミニウムも美しく処理されて、木材を飾るアクセントとして活きています。
またローズエンジンという旋盤による装飾もナップ工房の作品の大きな魅力で、オブジェクトセルの先端部分(黒い背景になっているところ)にもその模様が見えています。美しい内部映像は次回にご紹介する予定です。