鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

2月しつらい教室 桃の節句 再びのご案内

2010-02-10 | 金沢大野湊 かたかご庵
今朝の金沢は雨でしたが、
近くの山々に春の芽吹きが感じられるような
やわらかな気配に充ちていました。
とはいえ、まだ如月、油断はできません。

さて、来週2月20日(土)かたかご庵で行う
桃の節句のしつらい教室のご案内を再び。
当日の流れは以下の通りです。


【しつらい教室】午前11時~
○レクチャー (節句のいわれ、雛飾りの歴史、各地の風習)
○ワークショップ
STEP1 雛まつりをイメージしてみよう
STEP2 イメージをしつらいの形に表しましょう
STEP3 ひな祭りのテーブルセッティングをしましょう

【食事会】午後1時~
 雛人形を愛でながら、春を味わいましょう。

当日は食事会から参加される方々もいらっしゃいますので、
テーブルセッティングはこれらの方々をお招きすることを意識して
行いたいと思います。

会 費   2,000円
食事会のみ 1,000円 もしくは美味しいもの1品おもちください。


お申し込みはメールにて、お名前、人数、連絡先など
お知らせください。antiquegallery_katakago★live.jp (★は@に)
楽しいひとときをご一緒ください。

当方の場所ですが大野町に入ってから迷子になられる方が多いので、
カーナビ、またはヤフーやグーグルで場所の確認をお願いします。
★金沢市大野町3丁目4番地 (地図によっては田中熔接さんになっています)
★駐車場は山森たばこ店さん隣、山森商店駐車場6・7・9・10。

インビクタス 負けざる者たち。

2010-02-10 | 日々のこと。
そうそう、先週土曜日、積雪60センチ強の富山で、
「インビクタス 負けざる者たち」を観ました。

政治犯として27年もの投獄生活から解放され、
南アフリカ共和国初の総選挙により大統領になったネルソン・マンデラ氏と、
アパルトヘイトの象徴、かつあまりに弱くて国の恥とまでいわれた
南アフリカのラグビーナショナルチームのキャプテンとの間の実話を、
クリント・イーストウッドが映画化したものです。

27年。狭い独房。無為な労働。
インビクタス=「不屈」の精神をもち、
そして「赦す」ことができた人、マンデラ。

彼を支える周囲のスタッフ、SP、ラグビーチームの選手も、
アパルトヘイト時代の憎しみを引きずっていますが、
マンデラの心に灯し続けてきた明りがやがて彼らの胸にも灯り、
少しずつ心が変わっていくようすが丁寧に描かれていました。

国策として試合に勝つことを託されたキャプテン。
「あんな人は初めてだ」演じたマット・ディモンの表情が、
モーガン・フリーマン演じるマンデラ氏の全てを物語っておりました。

ラグビーチームの面々が厭々出かけた貧困層の子供たちへのラグビー教室のシーンには、
目からしょっぱい水が出てしまいました・・・・。
事実に基づいてですから、予定調和の描き方でもありましたが観る価値ありです。


かえりみて今の南アフリカ共和国はどうなっているのだろう、
知りたくなりました。